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【漫画メモ】惑星ロボ ダンガードA 1、2(松本零士)

2巻で完結します。以下、1巻途中までのあらすじと、ネタバレ有りの感想です。

あらすじ
太陽系第10番惑星プロメテが発見された。1億7千万年周期で太陽の周りを回るその惑星が、今度地球に最接近する。小型の太陽のような衛星を持つプロメテは、太陽から遠く離れる間も地球と似た環境を維持しており、人類が移住するのに最適だ。今、その惑星への移住を巡り、大江戸博士とドップラー教授が対立していた。ドップラーは選りすぐりのエリートだけを移住させようとしているのだ。
その日、大江戸博士が製造した移住テスト用のロケットが飛び立った。が、爆発して全滅。ドップラーの発表によれば、ロケットの一番機に乗っていた一文字断鉄が、独裁者になるため仲間のロケットを攻撃。そして誤って自身も爆室したというのだ…
時は流れ・・・。断鉄の息子のタクマは周りからイジメを受けつつも、父の志を継ぎ大江戸博士の元でプロメテ計画に参加。現在組み立て中の、惑星移住補佐用のロボット・ダンガードAのパイロットになるべく、訓練を受けていた。ダンガードAはドップラーも狙うほどの優れものだ。
ある日、訓練中にドップラーの戦闘機に撃墜されたタクマは、見知らぬ男に助けられた。ドップラーの基地から脱出してきたというその男は記憶を失っており、顔も機械に覆われてよく分からなかった。キャプテン・ダンと名乗るその男は、タクマの教官をすることになった…

ダンガードAはアニメ化もされてまして、「すきだッ ダンガードA」という主題歌タイトルが印象的です。「すきだッ」って…いきなり告白してるヨ!ただ、アニメと原作は別モノのようです。

壮大なネタバレをしますと、原作では最終話の最後のコマでやっとダンガードAの全体像が出てきます。タイトルには「惑星ロボ」とあるんですが、いつまでたってもロボットが出てこない。組み立て中の断片やコクピットしか描写されず、ロボットと言いつつも、実態は機械なのか?ホワイトベースみたいなもんかしらん??と想像してたら、最後のコマで人型ロボットなことが判明!チミ、ロボットだったんか!これは伝説になりそうな予感ww

2巻の最後に短編も収録されてました。こちらも少し書いておきます。

マシン童子(序章編) あらすじ
マキの家に助けを求めてマシンがやってきた。ずっと昔の遠い宇宙の果てからやってきたというマシン。家族や仲間とロケットに乗って母星から逃れ、原始の地球に辿り着いた。その後、母星は爆発した。マキはマシンの頼みを聞き、一緒にロケットに乗って旅立った…

分かりにくいですが、マキとかマシンというのは人物名です。「序章のみ収録します」みたいなことが書かれており、まだまだ続きそうなところで終わります。きちんと完結してるのかな?「かくして少年たちは、未来の世界へ大切なモノを探しに行く旅に出たのでありました~」的な壮大なタイムトラベルものになりそうですが。

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