【漫画メモ】オルフェウスの窓 18(池田理代子)
コミック18巻、サブタイトル「さようならユリウス!!」のあらすじと感想です。最終巻なので、あらすじは途中まで、感想もネタバレ控えめです。
あらすじ
指を痛め、ピアノが弾けなくなったイザークは、息子のユーベルと共にレーゲンスブルクに戻り、酒場で下働きをしていた。
アーレンスマイヤ家にはマリアバルバラとユリウスが住んでいた。レーゲンスブルクに戻って6年経った今も、ユリウスは記憶喪失で腑抜けたままだ。だが、ロシア皇室一家の生き残りだという皇女アナスタシアが最近見つかり、「ロシア皇帝の隠し財産を各国銀行に預けてある」と語ったニュースには反応を示した。また、ヤーン先生失踪事件を追っていた国家警察の男に会った際には、ユリウスは怯えたようになってしまった。
イザークはユリウスの記憶を取り戻す件についてマリアバルバラから相談を受け、ダーヴィトに応援を頼んだ。ダーヴィトは帝国銀行の金庫を開けてみることを提案する。更に、ユリウスの父親の陸軍省時代のことを調べあげた…
第四部、エピローグ的な今回。気になってたすべての謎がすっきり解けました。皇女アナスタシアの生き残り伝説に絡めた、秀逸なミステリー解決編となっております。第一部の続き+後日談という感じです。
また、ここに来てのダーヴィトの存在感!まさかのカップル誕生です。
サブタイトル「さようならユリウス!!」とはどういう意味なのか?ユリウスの記憶は取り戻せたのか?帝国銀行の隠し財産は?ユリウスのヤーン先生殺害の件はおとがめなし?などは読めばわかります。
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