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【漫画メモ】帰らざる時の物語 1(松本零士)

時に関する短篇集?全2巻です。1巻収録作品のうち3話のみ、途中までのあらすじとネタバレ有りの感想を書きます。

エル・アラメインの砂

あらすじ
砂山昇は求人広告を見て学術調査の仕事に応募し、採用された。そして「浅瀬川学術調査隊」として、エル・アラメイン近くのサハラ砂漠にいた。途中、第二次大戦中のガスマスクを見つけ、持ち帰ることに。
浅瀬川は王家の墓を探していたのだが、ついに発見した。学術調査とは建前で、財宝目当てに金品を発掘するのが目的だった。そんなもんだから、ミイラが崩れてもお構いなし。しかし毒ガスが発生し…

体力があれば誰でもOKノリの超絶ブラックバイトとはこのことか。。

ナウマンの足音

あらすじ
ウー様と呼ばれるナウマン像(聖なる守り神)の餌を取りに行ったカド。鳥を打ち落とすが、その鳥を子連れの女・ウミが食べてしまった。ウミと共に家に戻った。カドたちは草と鳥しか食べないが、ウミはウー様の肉を食べたがった。また、ハーハーの仕方を知ってるかとカドに聞く。しかし、食べ物と取り換えてもらうため、女は他の族に差し出していた…

ハーハーとはハーハーです。なんだかよく分からない話ですが、「海が侵食してきて、このままだと皆死ぬ。高いところに登るか、肉を食べるかしないとダメ」「ウミとハーハーした男は、ウー様を殺して食べた。ハーハーしたければ、人を食べてでも生き延びるのよ」とウミが申しておりました。

比丘尼橋悲恋幕情の君よ永遠に

あらすじ
毎週金曜日に、比丘尼橋で美智夫を待つ由紀子。家では由紀子の不倫を疑うモラハラ夫が待っていた。その後、比丘尼橋で由紀子と美智夫は再開できた。肉欲に溺れたくないと言いつつ、肉欲に溺れる2人。そしてまた比丘尼橋に戻った。「ここで死んで」と頼む由紀子。それを受ける美智夫。2人は橋から飛び降りた…

比丘尼といえば八尾比丘尼になってる今日この頃。
2人は飛び降りました。が、橋の下から2人を見ていたノゾキの男のおかげで助かります。そんな2人の様子を呆れて見ている未来人でした・・・ってオチ。50億年後に地球や人類は、膨れ上がった太陽に飲み込まれて死ぬらしいのですが、この時代の人が地球や人類の未来のことを何も考えずに過ごしている様子に失望している感じで。

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