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【ドラマメモ】奇妙な出来事(第1、2話)

タイトル画像が微妙な感じですが…ギザギザのフォントが昔っぽくていいですね。こちらも先日のCS無料日に、ホームドラマCHでやってました。1話完結の30分もので、「世にも奇妙な物語」の前身となる番組です。1~4話放送されましたが、本日は1、2話のあらすじと感想を書きます。あらすじは途中までですが、感想はネタバレありです。

第1話 一億の夢

営業マンの主人公は外回りの商談がうまくいかず、公園で休んでいた。新聞を見ると、竹藪で1億円見つかったという記事が載っていた。1億円あれば…と夢想していると少年が現れ、声をかけてきた。「あっちに変なものが落ちてる」。一緒に見に行くとアタッシュケースが置いてあった。ケースには鍵がかかっていたが、1万円札がはみ出ているのが見えた。また、電話番号らしきものも貼ってあり、少年に促されて番号をかけてみると男が出た。そのケースはたしかに自分のものだ、1億円入っているのでお礼に2割(2千万)渡す、盗んだお金とかではないがマルサのお金なので表には出せない、そちらに取りに行きたいが、大事な仕事があるのでこちらまで届けにきてほしい、一緒に見つけた小学生にも口止め料として10万円立て替えて渡しておいてほしい、もちろん後でその分は払うので、と言われた。
少年に10万円渡して別れた後、教えてもらった住所まで訪ねていくが、該当する番地が見つからない。どうやら存在しない住所のようだ。何も真面目に届けることはない、1億円全部、自分のものにしてしまおう、と思えてきた主人公はアタッシュケースを家に持ち帰り、鍵を壊して開けてみた。と、入っていたのは雑誌と新聞と9万円の領収書のみ。どうやら詐欺に遭ったようだ。
やられた…と思った主人公は、今度は自分が同じ詐欺を働くことを思いついた。アタッシュケースは壊してしまったので、骨董店に革のアタッシュケースを買いに走り…

詐欺の手口は今も昔も変わらないな、と(大金を渡すから、その前に手数料をくれとか言うの)。子役の男の子(長谷川歩…声優もやっていた?)が、いかにもな子供っぽくて良かった。
主人公が同じ詐欺を働いたときに声をかけた老人が「これは自分のものだ」と言ってケースを開けると1億円入っていた、というオチなんですが、雑誌がいきなりお金に変わる演出があり、それはケースに不思議な力があったから、みたいな説明なのですが、ちょっと無理がありすぎる…

第2話 出会い

ストイックで潔癖な主人公は、人付き合いを煩わしく思い一人で過ごすのが好きだった。ある日、主人公がスーツを着て映画館に出かけると、突然女性に親しげに声をかけられた。誰だかよくわからなかったが、そのスーツを買ったブティックの店員だという。また別の日、異なるスーツを着て出かけると、そのスーツを買ったブティックの男性店員に親しげに声をかけられた。不審に思い同僚に相談したところ、別のブティックで買った2つの服を着て出かけてみればと提案された。翌日その通りにしてみたところ、購入した2つのブティックの店員2人と会い、更に家に帰ると、その日つけていたネクタイをプレゼントしてくれた元彼女が来ていた…

ブティックやハウスマヌカンという言葉、久々に聞きました。タンス怖い…あのスライム状のドロドロは何なんでしょ。
「愛してるわ」「慣れた手つきだね」ってオチ、よく分からなかったけど、斉木しげる(ストーリーテラー)によると、主人公は心の奥底にある「人を愛する」ということが出来ず、自分を変えられなかったとか。

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