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黄昏泣き期のスタート

スミレちゃんの黄昏泣き*が本格的に始まった。

*黄昏泣き(たそがれなき)とは、
夕方から夜にかけて赤ちゃんが激しく泣き、数時間ぐずって泣きやまない状態

昨日の夜2時間泣き止まず、珍しいなぁ程度だったが、今日も変わらず、むしろ激しく、以下の特徴とも一致するのでこれは本格的な黄昏泣き期の到来だと認めざるを得なかった。

□手足をバタバタしたり、拳を握ったりして泣く。
□真っ赤な顔、痛そうな顔で泣く。
□何をしても泣きやまなず、泣きやんでもすぐに泣く。

この特徴の通り、もうとにかくあらゆる激しいバリエーションで泣くのだ。
これまで日中はにこにことても穏やかで、抱っこすればすぐに落ち着き、寝入る寸前に少し泣きが強くなる程度だった。
ひとり遊びからそのまま寝落ちして2〜3時間眠ることもよくあり、こんなに楽ちんでいいのかなとさえ思っていた。

ところが、である。とにかくなにかと闘うようにつらそうに海老反って泣いている。抱っこしても激しく泣く。どこか具合が悪いのかと心配になってしまうほど激しい。
ようやく寝た…と思ったら30分くらいですぐ起きて、また激しく泣く。あまりのエンドレスさに段々わたしの気持ちも追い詰められてしまう。

第一子がケイくんと同じ年で第二子もスミレちゃんと半年違いで出産した友人に「黄昏泣きが始まった…」と連絡した。
大変だよね…と受け止めつつ、でもあっという間に大きくなるから今だけとも思えるよね、と言われ、本当にその通りだと少し救われた気持ちになった。

スミレちゃんの新生児の頃すら、もう記憶が薄れてしまって、もっと動画を撮っておけばよかった…と思っている。
日々バタバタと過ごすうちに、寝返りができた!座れた!歩けた!喋れた!と、どんどんできることが増えて大きくなることはケイくんで経験済みだから、身に染みてわかる。

マナティのようにむちむちの小さな手で一生懸命つかまりながら泣いたあと、涙の跡が残る寝顔を見たら、少しは落ち着いて考えられるようになった。

スミレちゃんもつらいんだね。
かわいさを感じる瞬間は毎日十分にもらっているから、つらい瞬間も背負うよ。なんとか一緒に乗り越えよう。


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