昨日のミーティングで、「対話」と「会話」の違いという話題になったんだよね。
それで、「対話は、相手が物とか空間でも成立する」という話になって、
「じゃぁ、石が相手でも対話できる?」という疑問に、
「えっ俺できるよ。」なんて、つい言ってしまったのです。
「では、お願いします。」と言われたときは、ちょっとあせりましたです。
いや、理屈でいえば、「石との対話」は、間違いなく成立するんだけど、自分がやるとなると、どうしたもんかとなっちゃいましたよ!

まずは、俺が石と対話ができるということが前提ね。
それで、用意されたのは、1枚の石の画像。
その石が、実際に存在するものとして、相手にするわけだ。
簡単に、写真の説明をしてもらうと、大きさと色とどんな場所にあるかが分かってきた。
おぉ!それだ!
場所のことから、話を始めよぉ!

んで、「何でそこにいるの?」と、石に話しかけてみたわけさ。
その瞬間、「人の気持ちや言葉が通じるわけないじゃん!」という突っ込みが浮かんだので、そういう方面はシャットアウト。
つまり、擬人化するのは無しで、ポエティックな感じにもなりたくない。
そうして、俺と石との対話なるものが始まったわけです。

俺の頭の中では、浮かんでくる言葉やイメージを、ただ眺めてみることから始める。
気になったものをチョイスして、一瞬考えたのち、何かしら口に出してみる。
ありがちなものを、簡単に選びたくないし、待ったからといって、良いものになるとは限らない。
そもそも、良い対話ってものが分からない。

集中してたので、時間の割には、エネルギー消費が大きかったなぁ!
今考えると、相手にストリーを頼らないというのは、俺が考えるときの癖みたいなもんだったね。
「石好き」の人たちは、たぶん石と対話してると想うのだけれど、どんな対話になっているんだろうなぁ?
あと、石が信仰の対象になっていることは、よく聞くことだよね。
何だか、石のことが気になり始めた。
「対話」とか「会話」についても、またまた思いを巡らせてみたい。
それと、自分が気付いていなかった1面と、もしかしたら出会ってしまったのかもしれない。
そんなミーティング!!


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