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【CL福岡38位】古代ロスト【ほぼ全文無料】

今回初めてnoteを執筆します、しらたま(Twitter: @shira_tama_ki)と申します。
表題のとおり、先日のチャンピオンズリーグ2024福岡大会にて予選8-1で14位通過、累計11勝3敗で最終38位に入賞できましたので、備忘録として構築の経緯や当日の記録などを書き残したいと思います。

※2/24時点で一旦アップさせていただきますが、当日の記録を全く書き忘れていたことに気付きました…。既に20000字近く書いており疲れたので、ひとまずTwitterを参照していただけると幸いです。固定ツイートのツリーにぶら下げてあります。

パオジアン避けてる以外は概ねシェア率通り?

ポケカ歴

※この項目は興味のない方は読み飛ばしていただいて大丈夫です。
私が個人的に人のnoteを読む際、筆者のことを知っていた方が楽しく読めると思っているので私も記載してみようと思いました。

小学校中学年の頃にDP~Legend初期まで当てたカードで小学生なりに遊ぶ。
各タイプのデッキを組んでいたが、当然強いはずもなく…。
諸事情で母親の逆鱗に触れて当時のカードはすべて捨てられたため、ほとんど残っていません。悲しいね。でも確実に自分が悪い案件なのでやむなし。

大学1年生の冬にアローラの月光/君を待つ島々からポケカを始める。
身内やジムバトルで緩く遊びつつ、MチルタリスEXやジラサンデンリュウ、ゾロジュナ等好きなポケモンを良い感じに環境デッキと戦えるようチューンナップして楽しんでいた。この頃から大型大会出ていればなあ…。と後悔することも多い。
引っ越しを機にオルタージェネシス~反逆クラッシュあたりまで離れ、持っていたカードの多くを売ってしまう。悲しいね。

その後コロナ禍によるリモート対戦の流行によりムゲンゾーンから復帰し積極的に大型大会にもエントリーするように。

CL以上の大型大会の結果は以下の通り
2021横浜 0-3(ジュナイパー)
2021JCS 3-3(モココバレット)
2024横浜 4-3(サーナイト)
2024福岡 11-3(古代ロスト)←New

シティリーグでの成績は覚えている範囲で以下の通り
2021 S1 2-3(ウルネクパーフェクション)
2021 S4 2-3(モクナシダダリン)
2021? アディショナルⅡ 3-2(レッドパーフェクション)
2022 S5 3-2(アルセレック)
2023 S1 ベスト4(エレキガノン)
2023 S2 準優勝(エレキガノン)
2023 S3 3-2(水ヒスイゾロアーク)
2024 S1 3-2(エヴォリザ)
2024 S2 2-3(ブジンエンテイ)

こんな感じで大型大会は少しづつ成績を伸ばし、抽選落ちし続けている間にシティリーグでぼちぼち入賞できるようになってきました。
使用デッキを見ればわかると思いますが、いわゆるTier1を使うのは苦手でダークホース的存在のデッキを好んでいます。
環境デッキのミラーが非常に苦手で先攻後攻に振り回されることが嫌いなため、後攻からでも戦いやすいデッキを選んでいることが多いですね。

今回のデッキも環境外のデッキで、おそらくDay2で同じような構築を使用していた人はいなかったのではないでしょうか?
いたら情報共有したいので連絡ください。

それでは次の項から本題に入っていきます。

デッキリストと前置き

デッキコード:M2MyRy-1JPuq0-ySXpMy

こちらがCL当日に私用したデッキリストになります。
まず、このデッキリストを作成するにあたって、2月3日のシティリーグS2を優勝されたりん様のnoteを大いに参考にさせて頂きました。
この場を借りて感謝の気持ちをお伝えしつつ、まだ見ていない方は併せてご覧いただくことをお勧めいたします。
https://note.com/rinpoke_yakou/n/n07d8f7740879

また、有名プレイヤーのビエラさんもこのデッキの派生を使ってシティリーグベスト4に入賞されていましたので、それらのデッキを見たことがある方も多いと思います。

上記ふたつのデッキと今回私が使用したリストの大きな違いは以下のようになります。

りんさん:ヤミラミ採用、水3・雷3・超2・闘3のエネルギー配分
ツツジも採用されており、捲りのプランが取れるようになっている。

ビエラさん:テツノイサハex、シェイミV採用、草3・水3・雷3・闘3のエネルギー配分
草タイプが採用されており、リザードンexを重く見た構築になっている。

しらたま:草超ともに不採用、水3・雷3・闘5のエネルギー配分
序盤のチヲハウハネを強く使えるように闘エネルギーとともに採用枚数を増やし、アグロ寄りの構築になっている。

次の項ではこの構築に至った経緯を述べていきます。
結論だけ見たい方は読み飛ばして各カードの採用理由の項へどうぞ。

構築の経緯


2/3シティリーグS2 ドラゴンスター日本橋3号店 優勝 りん様のデッキリスト

まず最初に、前項に記載したりんさん原案の古代ロストデッキをそのまま使用してみました。
このデッキを使用して私が抱いた感想は以下の通りでした。

良かった点
・アクロマの実験とオーリム博士の気迫の両採用
 →序盤に最低限どちらかを引き込みやすく、従来のロスト・古代デッキのようなサポートを引けないストレスが少ない。
 →中盤以降に山札に残るサポートの総数も当然増えるため、手札干渉からの復帰率が高い。
 →サポートやエネルギー加速手段に選択肢が生まれることで特定のカードに依存しにくく強い山札を作りやすい。
・従来のロストバレットと同じく選べるワザの選択肢が多く、立ち回り次第で多くのデッキに有利に戦える。
・加えてチヲハウハネが非常に優秀で、従来のロストが苦手としていた高HPの非ルールやアルセウスVとも戦いやすい。
・エネルギー加速手段がミラージュゲートに限定されないため、リソース管理がしやすい。
・大地の器が非常に強く、山札を掘る速度の向上と早いターンでげっこうしゅりけんが打ちやすい。

改善したい点
・各種アタッカー・エネルギーの採用枚数が細いためサイド落ちの影響が大きく苦しいはなえらびが多い。
・闘エネルギーの採用枚数が少なく、一度攻撃したチヲハウハネを無視されると苦しい展開になりやすい。
・私はロストを回すのが元々苦手で、ヤミラミやツツジを活かしづらかった。
・exは極力先置きしたくないが、オーリム博士の気迫を使うためにタケルライコexを置かざるを得ない場面が多い。
・なかよしポフィンは序盤に使えると強力だがキュワワーとマナフィしか対象がおらず、中盤以降に腐りやすい。
・スタジアムを貼り換える手段がボウルタウン1枚しかない。

上記の点から私は以下のようにデッキを改造しました。

outヤミラミ1、なかよしポフィン2、ツツジ1、基本超エネルギー2
inチヲハウハネ1、カウンターキャッチャー1、ロストスイーパー、ボウルタウン1、基本闘エネルギー2

本当はこの間にブーストエナジー未来を採用したりエネ4-3-4にしたりと少し迷走しましたが、メモをきちんと残していなかったのと没になったので割愛。この時点でほとんど完成形。
ボウルタウンを増やしたことでネストボールを温存しつつチヲハウハネやウッウを展開できるようになりました。
また、基本闘エネルギーの枚数を増やすことでオーリム博士の気迫を使いやすくなり、序盤の安定感と殴り出しの速さに磨きがかかりました。
なかよしポフィンを抜いたことで盤面を大きく広げにくくはなりましたが、キュワワ―を3体以上同時に置くとことはほとんど必要なく、むしろ盤面を開けておいた方が中盤から動きやすいため大きなデメリットには感じませんでした。

しかし、序盤の動きが早く取れるプランも多いのに、リザードンexへの勝率が思った以上に低く、何かが足りないと感じていました。
具体的にリザードンexに何をされると厳しいのかを考えてみると、以下のような点が挙げられました。
・2ターン目からリザードンex、エンテイVなどの高HPポケモンを押し付けられるとサイドを進められない。ダメージを刻んでも呼ぶ手段が少なく崩れたスタジアムなどで退場されてしまうこともあり、中盤からexを使って相手をワンパンし続けてもこちらが遅れた状態での2-2交換が続くため、追いつけない。
・終盤こちらのサイドが2枚の状況でかがやくリザードンを押し付けられるとプライムキャッチャーかカウンターキャッチャーで後ろを呼ぶ意外に勝ち筋がなく、手札干渉された返しにミラージュゲートやオーリム博士の気迫と併せて全て引き込むことが案外難しい。

この2点を解決するため私が思いついたのはテツノツツミでした。

めっちゃかわいい

対リザードンexにおいて、序盤は前の大物をどかして1-1交換を進めやすくなり、終盤はかがやくリザードンをどかせば誰が出てきても2枚取りのルートがあります。
また、ボウルタウンからの呼び出しやすごいつりざおでの使い回しも効き、相手の序盤の事故を咎めやすい、ヒスイヌメルゴンVSTARやカメックスex、オンバーンex、不意にマントがついた相手を無視できる等かゆいところに手が届きまくるようになりました
やっぱりあなぬけのヒモって強かったんだなあ…と痛感したりもしますね。

そうして出来上がったのが冒頭に載せた60枚です。
次の項では採用・不採用の理由や枚数を述べていきます。

採用・不採用理由の言語化

改めて完成系のデッキリスト。

各カードの採用理由と使い方

キュワワー 4枚
言うまでもなく。欲を言えばメタモンまで採用したいくらいではありますが、このデッキは従来のロストデッキと比べてロストへの依存度が低くなっています。また、考えなしにキュワワーを置きすぎると後々オーリム博士の気迫の対象を置きづらくなったりもするため、基本的には盤面に1~2体をキープすることが多いです。
ただし、げっこうしゅりけん、ごっつあんプリファイをなるべく早く打ちたい対面では置けるだけ置いて突っ走ることもあります。そのへんは相手の動きも見て臨機応変に使いましょう。

ウッウ 1枚
主に序盤のアタッカーとして採用。
このデッキではより高い打点のチヲハウハネが似た役割を持ってますが、差別化点は以下の通りになります。
・手張りを他のポケモンに与えつつ攻撃ができる。
・返しで倒されなかった時にも連続で攻撃できる。
・逃げエネが軽い。
・自傷ダメージがなく、攻撃した後の耐久値が高い。
・水タイプであるため抵抗力を持たれにくい。
以上のことから相手のHP110以下のポケモンを倒す際や、ロストマイン、げっこうしゅりけんを積極的に打ってくるような相手、闘抵抗の相手に対してはなるべくこちらで攻撃しましょう。

タケルライコex 2枚
このデッキの主力アタッカー。×70というダメージ倍率は現環境において非常に優秀なのは言うまでもありませんが、HP240且つ弱点がないことも非常に優秀で、思った以上にいろんな攻撃を耐えてくれます。
またギラティナVSTARと異なり種ポケモンであるため置いた番にすぐに攻撃可能であること、
トドロクツキexと異なりワザのダメージで青天井、自傷ダメージがないため殴った後の耐久値も確保されていること、
オーリム博士の気迫の対象になれること、
ミラージュゲート1枚で技を使える状態になること、
最悪手張り2回で非ルールポケモンを倒せること、
テツノカイナexと雷エネルギーを共有できること、
他のポケモンに余った手張りやミラージュゲートを散らしておくとダメージ確保が容易であることなどなどなど……
どうして使用率が上がらないのか理解できないほど優秀なポケモンです。
とはいえゲーム中3回以上動かすことは少ないため2枚で十分です。
CL会場ではずっと自分の頭上から見守っていてくれました。本当にありがとう。

この写真めっちゃ気に入ってる。サムネでは顔見切れててすまん。
快く撮影に協力してくださった対戦相手の方もありがとうございます。

チヲハウハネ 2枚
このデッキの主力アタッカー②。
非ルールにして2エネ実質140という破格の打点を持っており、ウッウでは倒せなかった非ルール古代ポケモンたちやアルセウスV、カビゴン2種、かがやくゲッコウガ、ビーダルに加えてほとんどのVSTARを2回の攻撃で突破できます。
このポケモンの存在によりデッキ全体の殴り出しが早く安定するようになったため、2枚より減らすことはまずないです。
常に盤面に1体キープを意識すると戦いやすくなります。
また、ダメージが乗ったこいつで2回目の特攻をしかけることもできます。ごく稀にカウンターキャッチャーケアで、カビゴン対面では頻繁にやります。酷使してごめん……。

ハバタクカミ 1枚
対面を選ぶポケモンですが、ロストミラーやイダイナキバLOに戦いやすくなります。
スタートしてしまってもオーリム博士の気迫の対象になるため、エネルギータンクとして仕事をしてくれるため邪魔になりません。やむを得ずチヲハウハネを1枚ロストした展開では、エネルギーのタンクとして展開することもあります。
また、たまに相手のピジョリザ、アルセウスがバグります。
アルセウスVSTAR相手にこちらが出遅れた際はチヲハウハネで20残してベンチに戻ったアルセウスVSTARを回収できるため、1枚エネルギーをつけておくだけで睨みをきかせることができます。

テツノカイナex 1枚
言わずもがな強力な1枚。
ビーダルリザ相手の3・4枚目のサイドをビーダルごっつあんで回収できると勝率が跳ね上がります。
古代相手にもかがやくゲッコウガやハバタクカミ、くるいえぐる後のトドロクツキexをごっつあんできるとサイドレースで優位を取りやすいです。意外と忘れがちですが、ピジョットexやパルキアVSTAR、カビゴンや非ルール古代達をアームプレスで回収できることも忘れてはいけませんね。
余談ですが僕はこいつのことをケツデカイナexと呼んだヤツのことを許しません。ごっつあんプリケツ🍑

テツノツツミ 1枚
前項でも述べたこのデッキの60枚目。
基本的に序盤は1-1交換を進めたく、バトル場に出てきたたねV,exやブーストエナジー古代がついた非ルール古代、速攻で進化してきた2進化exをどかして小物を呼び出して無理やりサイドを獲得していくことができます。
また、相手の初動がイマイチでバトル場マナフィ、ベンチにヒトカゲとビッパのような場面は案外出くわしやすく、そういった場面でも非常に強く使っていけます。
さらに中盤以降ではかがやくリザードンをバトル場からどかすことで誰かしらサイド2枚取れるポケモンを呼び出したり、実際にCLでもバトル場のカメックスexをどかすことで詰め切る場面もありました。
ワザれいきゃくジェットも実は強く、単騎のオンバーンexへの回答になったりリザードンexに対して無理やり1ターン作り出すこともできるとかできないとか。CLでも普通に解決されてしまったものの一度だけ宣言して可能性を作ってくれました。
ロスバレほど重くないものの、相手のハバタクカミを避ける使い方も定着してきましたね。

かがやくゲッコウガ 1枚
キュワワーより優先して置くことも多いこのデッキのメインエンジン兼アタッカー。
大地の器から基本闘エネルギーを2枚持ってきてかくしふだ→手張りとオーリム博士の気迫でチヲハウハネを即起動できます。
また、従来のロストだと安易にトラッシュにエネルギーを置きすぎるとリソース不足に陥ることもありましたが、このデッキだとむしろオーリム博士の気迫を強く使うため積極的に使います。
また、げっこうしゅりけんが刺さる相手にはとりあえず基本水エネルギーを1枚つけておくことで強烈な圧をかけることができます。使わなければきょくらいごうでトラッシュすればいいので無駄にもなりません。

マナフィ 1枚
さすがに抜けなかった枠。
HPの高いたねポケモンが多いためキュワワーを雑に置かなければげっこうしゅりけんのケアができるようにも見えますが、チヲハウハネがワザを打つと容易に複数取りされてしまうため非常に大切です。
(3/11追記)
シティリーグS3ではマナフィ→ジラーチに変更して出場しました。

ネストボール 4枚
言わずもがな。
序盤のネストボールではボウルタウンで呼べるキュワワーよりもかがやくゲッコウガを優先して置くことが多いです。
また、中盤以降exポケモンで攻撃する際、絶対に倒されない盤面やどうせボス負けの状況でなければ先置きは厳禁です。
そのためピンポイントに山札から直接アタッカーを置けるこのカードの価値は想像以上に高く、序盤のはなえらびや手札を減らすためと言って適当に切ってはいけません。このカードが山札に残っていることで中盤以降の手札干渉からの解決率が大きく上がります。
とはいえ基本的にはアグロデッキなので、序盤の展開に必要な場合は渋らず使いましょう。

ヒスイのヘビーボール 1枚
これも説明不要。
サイド落ち確認の手間を省けることや1枚採用のアタッカーをサイドから回収できます。
今さらあえて言うことでもありませんが、最初にきちんと山札のたねポケモンを確認しておかないとこのカードをロストして良いのか判断できません。ネストボールとヒスイのヘビーボールのはなえらびで頭を抱えないようきちんと把握しておきましょう。

いれかえカート 4枚
このデッキではすべてのポケモンをいれかえられるため、いれかえカートを優先して採用しています。
回復はあまり関係ないことが多いですが、ロストミラーでは大切になります。また、一度ワザを使ったチヲハウハネに2回このカードを使用することでもう一度攻撃することが可能になります。LO対面などでは使えるテクニックなので頭の片隅に置いておきましょう。

ポケモンいれかえ 3枚
4枚欲しいところですが枠が足りないため3枚の採用。たまにいれかえの総数が足りなくなることがありますが、だいたい足ります。
緊急ボードの2枚目も欲しいですが、にげる権利と別でいれかえられる総数が増えることが強いためこちらの3枚目を優先しています。
これも言わずもがなですが、ダメージが乗っていないポケモンにはいれかえカートよりこちらを優先して使いましょう。

カウンターキャッチャー 1枚
複数枚ほしいカードではないが、ゲーム中一度は欲しくなる場面が多いため1枚の採用。
こちらは非ルールのみで盤面形成しやすいデッキのため、あえて攻撃せずに待つターンを作ってこのカードを強く使って捲るプランは頭に入れておくと良いです。終盤あえて自分の残りサイドが2の時点で非ルールのみの盤面を作ってじっくり待ち、相手に1枚まで取らせてからとどめを刺すことができます。
2~3ターン目にリザードンを避けてビーダルを取りに行ける場面などでは積極的に使いましょう。

プライムキャッチャー 1枚
最強ACE SPEC。4枚入れたい。
狙ったポケモンをいつでも確実に呼べる手段はこのカードのみ。
体感レベルの話なので信じるか信じないかは読者次第ですが、はなえらびでアクロマの実験との択になってもこのカードをキープした方が総合的な勝率が上がるように感じています。多少の遅れは巻き返せるデッキなので、序盤の入れ替え手段として雑に使うことは控えた方が良いです。
リザードンexに対しては詰め、アルギラに対しては序盤~中盤に使いたいことが多く、相手次第で使い方を変えていくと良いでしょう。

すごいつりざお 3枚
2枚では絶対に足りないため3枚採用。
オーリム博士の気迫でもエネルギーを加速するため雑に全部戻してしまうとかえって苦しくなることがあるので注意。
基本エネルギーを1枚ずつ戻すことが多いですが、ネストボールと併せてキープしておくことでアタッカーの即復帰やテツノツツミの再利用ができることも忘れてはいけません。
最初は4枚欲しくなることもありましたが、リソース管理に慣れれば3枚で十分足ります。
ただし山札に何枚残っているかは確実に把握しておかないとサイド落ちにより絶対取れないゲームプランを目指してしまうことがあるので注意。
序盤からエネルギーをたくさんトラッシュした場合、最初の1枚は割と雑に使って良いです。ただし詰めでミラージュゲートと合わせて引きたい場面が多いのでなるべく手札・山札に2枚残しておくと干渉の返しに詰めやすくなると感じています。

大地の器 2枚
このデッキの潤滑油。
このカードを1枚にしてボスの指令や緊急ボードの2枚目を採用するか悩みましたが、3色のエネルギーを自在に取り分けられることで序盤に攻撃できる確率をぐんと上げてくれるため減らす決断はできませんでした。
中盤以降はロストゾーンの住人になりやすいため構築単位で捲りに寄せるなら真っ先に抜ける候補になるかもしれませんが、アグロに寄せるなら絶対にあった方が良いです。

ミラージュゲート 4枚
圧倒的パワーカード。
このデッキにおいては古代ポケモンであればオーリム博士の気迫と手張りで攻撃ができるため従来のロストに比べて依存度は低いです。しかしかがやくゲッコウガを動かす時に1~2枚、テツノカイナexを動かす時に2枚、タケルライコexで280以上の打点を出したい時に1~2枚は必要になるため何枚必要になるのか事前に考えてなるべくキープしておきましょう。
終盤に残せれば残せるほど手札干渉に強くなるため、使わなくても攻撃できる場面であれば温存すべきです。ただしタケルライコexを二面構えて盤面エネジャブジャブにしてしまった方が強い場面やビワを警戒する場面では思い切って使った方が良いこともあるため、そのへんは臨機応変に。

ロストスイーパー 1枚
痒い所に手が届く系のカード。ほぼ孫の手。
速攻でウッウ、ミラージュゲートの要求を満たしたい時、自分のボウルタウンをロストして相手に使わせない、相手のHPアップ系のどうぐを剥がす、相手が先張りした森の封印石やマキシマムベルトを咎める等、このデッキ特有の使い方があるわけではありませんがやはり強いです。
コストにしていいカードが少ないことだけが玉に瑕。終盤だとサポートをロストして使うことなどもままあります。

緊急ボード 1枚
本当は2枚欲しいが、枠の都合で1枚。お好みでいれかえを減らしてこちらを増やしても良いと思いますが、こちらではいれかえ回数の総数は増えないため思ったより役割が異なります。
終盤にキュワワーにつけておくと入れ替えorエネルギーの要求を1枚減らせます。
詰めの場面であるとないとでは詰め切れる確率がかなり変わる場面がありますが、とはいえはなえらびの試行回数を雑に増やせるのは強いため序盤に引いた時は遠慮なく使うべきです。

アクロマの実験 4枚
当然の4枚採用。
このデッキではオーリム博士の気迫と両方手札に引き込んだ場合やはなえらびで同時に見えた場合に選択肢が生まれます。
序盤からげっこうしゅりけん、ごっつあんプリファイを使いたい場合を除き、基本的には序盤にオーリム博士の気迫で攻撃して、終盤にアクロマの実験が多く残った山札を作れることが理想です。とはいえ結局は引けた方から使っていくことが多いのですが…。
従来のロストデッキではこのカードをはなえらびで捨てることはかなり勇気のいる選択でしたが、このデッキにおいてはある程度ロストすることが許されます。ただし当然ですが手札干渉の多い環境のため極力キープするようにしましょう。

オーリム博士の気迫 4枚
こちらも4枚採用。
実際にゲーム中3枚以上使用することは案外少ないですが、サポートの多さによる安定感がこのデッキ最大の強みであり、初手の攻撃確率を上げるカードであるため減らすことは一度も考えませんでした。
後攻1ターン目でチヲハウハネやタケルライコexのワザを使う権利があることが非常に強く、イージーウィンが狙える場面もあります。
そのような場面や盤面にエネルギーの総数が必要な場面では手札にアクロマの実験があってもかくしふだやはなえらびを使ってまずは全力でこちらを引きに行きましょう。
また、中盤戦でどちらのサポートを使っても良い場面ではこちらを優先して使うことが多いです。盤面にエネルギーが溜まっていることでタケルライコexの火力を担保しやすく、また終盤の手札干渉の返しにはアクロマの実験が山札に多い方が詰めるときに必要札をそろえやすくなります。

ボウルタウン 2枚
おそらく疑問視している人が多いであろう、なかよしポフィンを抜いての2枚採用。
なかよしポフィンについては不採用・採用候補カードの項で別途記載しますがこのデッキにおいてはネストボールの価値が非常に高いことは先に記載しました。
このカードがあることでネストボールを残してキュワワーの展開、ウッウやチヲハウハネ等の序盤のアタッカー展開、倒されたマナフィの即復帰、ハバタクカミやテツノツツミもポンと置けることでプレイの自由度が大幅に上がります。また、崩れたスタジアムやポケモンリーグ本部がこちらに刺さる場面があるため、それらを割りやすくするためにもスタジアムの現物が2枚欲しいと感じて採用枚数を増やしています。
当然相手にも利用されることが多いため、序盤は相手の動きとも相談しつつ温存する場面もあって良いです。相手に利用されることを嫌う場合はこのカードを減らしてなかよしポフィンを増やしても良いですが、私個人の使用感としてはチヲハウハネを置けるメリットがあまりにも大きいためボウルタウン>なかよしポフィンです。

基本エネルギー 水3 雷3 闘5
エネルギー配分については古代ロストと呼ばれるデッキの中でも特に私の構築は特徴的です。
私自身4色のエネルギーを管理するのが苦手であること、1色当たりの枚数が少ないとサイド落ちの影響が大きくなったり苦しいはなえらびを強要されることが増えて安定感が損なわれるため、3色に絞りました。
また、なるべく各色均等な枚数にするのが主流だと思いますが、このデッキでは闘エネルギーを多く採用しており、その理由は以下の通りです。
・チヲハウハネが闘エネルギー2枚要求であるため、すぐに動かしやすい。
・攻撃した後のチヲハウハネを無視されると2体目のチヲハウハネやタケルライコexにつける闘エネルギーの管理が非常にシビアになる。
水エネルギーは使いたいワザがげっこうしゅりけんのみ、雷エネルギーはタケルライコで攻撃する際に1枚しか使わず山札・トラッシュ・手札に2枚か最悪の場合1枚でもあれば戦えるためそれぞれ3枚で十分だと感じています。

採用を検討した不採用カードについて


ヤミラミ
①前を縛っての逆転、②ごっつあんプリファイの打点調整、③打ち漏らしの回収、④呼び出し手段を要しないシステム破壊などなど用途の多いポケモン。
当然欲しくなる場面は多々ありますが、このデッキにおいて特に欲しくなるのは④ベンチのビーダルを倒したい場面です。
それ以外の場面については
①前を縛っての逆転→呼び出し手段が少ないうえに構築上手札干渉と揃えて打つ要求が高く、それなら殴りきるパーツを揃えやすくしたい
②ごっつあんプリファイの打点調整→ヤミラミとテツノカイナexを使って非ルールを回収してもサイドが2-3交換となって不利なうえ、刻んだポケモンを呼び出す手段が少ない
③打ち漏らしの回収→アルセウスVSTARにねっしょうどとうを打って逃げられた時以外にヤミラミで回収できる打ち漏らしはほとんど発生しない
というのが私がこのデッキを使用した実態であったため、不採用にしました。
ルギアVSTARやアルセウスVSTARのデッキが増えること、ロストバレットに強いがロストバレットが流行るとジラーチの採用率も増えることが予想されるため、当面不要だと私は考えています。採用する場合は手札干渉や呼び出し手段を増やして大きく構築を変えた方が有効に使えると思います。

テツノカイナ
ちょうごうきんハンドの方です。
ピジョットexやルギアVSTAR、パルキアVSTARがあまりにも増えるなら採用価値があるかなと思い検討しましたが、ピジョットex、パルキアVSTARはそこまで増えない、ルギアVSTARは構築単位で有利寄り、非ルールに対する打点があまりにも貧弱、ミラージュゲート必須のため不採用になりました。

ボルトロス
同上。
ミラージュゲートがなくても手張り2回で攻撃できる点と非ルールにも打点を出せる分テツノカイナよりは使いやすそうですが…。
古代って書いてあったら採用していたかもしれません。

テツノカシラex・ブーストエナジー未来
ごっつあんプリファイの打点アップ要員として。
主にトドロクツキ、イダイナキバ、ピジョットex、ルギアVSTAR、パルキアVSTARあたりに強く出ることができますが、イダイナキバはどうせHPが上がっている&テツノカイナexを動かすために山札を積極的に掘り進める必要がある、ピジョットexは数を減らす、その他は構築単位でもともと有利寄りなので不採用としました。

テツノイサハex、シェイミV
対リザードンexにおいて有効な札ですが、このデッキがリザードンexに対して苦しい展開になる理由は前項でも述べた通り「リザードンexを一撃で倒せないから」ではないこととデッキ構築が大きく変わってしまう点から私は不採用にしました。テツノイサハexは狙ったタイミングで現物を手札に抱えることが難しいため、採用するとしてもシェイミVと草エネルギー2枚程度のみで良いのではないかと私は考えています。(この型はエアプなので適当言ってたらすみません、、)

ジラーチ
ロストバレットが多ければ採用したいカードですが、今回はday1ではそんなに当たらないだろうと高をくくって不採用にしました。
また、従来のロストデッキよりはHPの高い盤面を作りやすいため、ハバタクカミで序盤は相手の動きを鈍らせつつタケルライコexやテツノカイナexを積極的に動かすことで有利に戦えるのではないかと考えていましたが、今思うと攻撃した後のチヲハウハネとキュワワ―がロストマインで2枚取りされるため必要だったかもしれません。
こちらは実際にロストバレットと練習する時間がなく、当日も当たらなかったため机上論となっております。

なかよしポフィン
おそらくもっとも疑問視されているであろう不採用。
このデッキにおいてはキュワワー、マナフィしか対象がいないため不採用としました。序盤に打てれば当然強く、相手に利用されることもないので好みによって採用しても良いと思いますが、私がボウルタウンを優先した理由は以下の通りです。
・exポケモンを置くためにネストボールを温存したく、チヲハウハネやウッウを置けるボウルタウンが優秀である。
・アグロ構築のため、相手の動きが多少強くなってもこちらの強い動きを押し付けた方が強い。
・スタジアムの張替え手段を増やしたい。
・中盤以降でも腐りにくい。
・ロストスイーパーを能動的に使いやすい。
なかよしポフィンを採用するならなるべくたくさん採用してメタモンも併せて入れられると強そうですが、私はそれだけの枠を捻出できませんでした。

ツツジ・ナンジャモ
手札干渉をしている暇があったら自分の動きを通した方が強いと思い不採用。ビーダルの採用が増えていることも向かい風であると判断。
採用するのであればカウンターキャッチャー増量、ヤミラミ採用など構築単位で大きく変えるべきかと思います。
このデッキにおいては自分がサイドを2枚取るターン以外は非ルールのみで盤面を作ることを意識すれば、相手を事故らせなくてもサイド数でターンを作れます。また、序盤にすぐに殴り出せればそれだけ待つターンを作れます。そのため良いタイミングで引けるかわからず自分の手札も流してしまうこれらのカードを使って祈るよりもさっさと殴りたいというのがこのデッキのコンセプトです。
(3/11追記)自主大会で闘エネ→ツツジの59枚同じリストで入賞されている方を見かけました。終盤非ルール盤面で待つターンにタイミング良く打てればピン刺しでも強いことは間違いないですね。

ボスの指令
正直めちゃめちゃ欲しい場面はあるのですが、序盤から終盤まで攻撃するためにサポートを使わなければいけないことが多く、使うタイミングが少ないと考えて不採用にしました。基本的に1-1-2-2を狙うデッキではありますが、このカードを採用すると1-1-1-2-1や2-1-1-2というプランも取りやすくなるかもしれません。
CLまでの期間でボスの指令を試す時間がなかったため、今後1枚入れて使用感を確かめてみようとも考えています。

ビーチコート
最初は2枚目のスタジアムとして採用を検討しましたが、早い段階でなかよしポフィン減、ボウルタウン増の案に至ったため試すことなく不採用になりました。
このカードを採用するよりは2枚目の緊急ボードがあった方が強そうな印象は受けます。

ジェットエネルギー
キュワワーを回しやすくなる非常に便利なカードですが、基本エネルギーを減らしたくないため不採用になりました。
このデッキでは盤面に基本エネルギーを溜めることが強いため極力手張り逃げるの選択肢を取りたくなく、きょくらいごうの打点にもならないのでいれかえ系のグッズの方が優先度が高いです。

…長くなってしまいましたが、ロストを触ったことがある人なら当たり前だと言われそうなことばかり書いていますね。笑
それでは次の項では実際にデッキを回すために意識していることを記載していきます。

デッキの動かし方


ここから、特定の場所にあるカードの枚数について言及することが増えますが以下のような表記をしますので予めご承知おきください。
・エネルギーの枚数はタイプ順に「水-雷-闘」を「3-3-5」のように表記。
・「山札・手札・場・トラッシュ(ロスト、サイド以外)」を総じて「有効範囲」と表記。

大前提として、このデッキはじゃんけんに勝ったら先攻を選びます。理由は以下の通り。
・山札を早く掘れること。
・手張りして盤面にエネルギーを溜める重要性が高いこと。
・後攻1ターン目に攻撃されにくい環境であるため先攻を取った方が総じて先殴りしやすいこと。
トドロクツキが後攻1ターン目で攻撃してくるパターンは裏目になりますが、思ったより後攻1ターン目に攻撃されないので割り切りましょう。

山札を見ることができたら最低限以下の3点は必ず確認して記憶しましょう。
①基本エネルギーの枚数
②ポケモンの枚数
③すごいつりざおとミラージュゲートの枚数
ポケモンをきちんと把握していない状態でネストボールとヒスイのヘビーボールの択になると頭を抱えます…。
有効範囲内にキープしたいエネルギーの最低枚数は各色1-2-3以上且つ合計7枚以上といったイメージで私は使っています。ただし本当にギリギリ最低限のラインなので、9枚以上あった方が動かしやすいことは間違いないです。
枚数が減っても案外どうにかなりますが、とにかく所在地は正しく把握しないとミラージュゲートの無駄打ちや、勝てそうに見えるが絶対勝てない状況が出来上がってしまうことがあります。

序盤
まずは1~2ターン目から積極的に攻撃していくことを意識しましょう。
具体的なアタッカーの選択等は次の各対面の項で解説します。
大地の器でエネルギーを選択して持ってくることができる場合、以下のような考え方で選択します。
①最優先は闘エネルギーをトラッシュに1~2枚置くこと。
②げっこうしゅりけんが刺さる相手には水エネルギーを持ってきてかがやくゲッコウガに1枚つけておくと圧力をかけられる。トラッシュに置く優先度は最低。
③雷エネルギーは早めにトラッシュに1枚置いておきたいが、それ以外は山札に残しておいてよい。
といった具合です。
余裕があれば画像付きでいくつかのパターンを追記しますが既に書き疲れているためあまり期待しないでください。
まずはサイド2枚先取することが目標になるため、ウッウやチヲハウハネでの小物狩りから入ることが多いです。
積極的にげっこうしゅりけんを狙う、前に大きいポケモンが出てきたらテツノツツミで避けるなどしてサクッと取りに行きましょう。
アルギラ等のV主体のデッキに対しては最初からきょくらいごうで2-2-2のプランを目指しても良いです。
また、トドロクツキ等の非ルール主体のデッキには序盤からタケルライコexの耐久を押し付けることもあります。

中盤
基本的には自分のサイド残り2枚までは積極的に取り進めて構いません。
手札干渉されてもはなえらび、かくしふだで復帰して強気にサイドを取り進められることが多いです。
相手がビーダルを採用しているデッキの場合、自分の3~4枚目のサイドをごっつあんプリファイで取るのが最も強い動きになる場合が多いです。狙える場合は積極的に狙っていきましょう。(3/11追記)適当にごっつあんプリファイを使うとミラージュゲート不足で終盤の呼び出し札とエネ総数が足りなくなることが多いため、特に対リザードンではあまり狙わない方が良いかもしれません……。
また、中盤ではサポートを2種類手札に持っていることも多いですが、選べる場合はなるべくオーリム博士の気迫を優先して使いましょう。盤面にエネルギーを溜めることで終盤の要求を減らせますし、終盤はミラージュゲートとすごいつりざおを合わせて引きたい場面なども多く、より山札をたくさん見ることができるアクロマの実験が詰めに最適なカードになりやすいためです。
ただし、どうしてもいれかえ札が1枚足りない、ミラージュゲートを使いたい等、状況に応じてアクロマの実験を使うことは当然必要になります。そのへんは臨機応変に。

終盤
こちらはexを安易に展開しないことで、自分の番開始時点で残りサイド4-3もしくは2-1になるまでじっくり準備の番を作ることができます。
特にアルギラ等執拗に手札干渉をしてくるデッキもありますが、サイドレースで優位を取りやすいため何度干渉されてもこちらもしつこくはなえらび、かくしふだとサポートを使って手札を補充し、攻撃できないときには絶対にexポケモンを場に出さずにぐっとこらえて強い山札を作りましょう。
次の項ではより具体的に各対面で意識することを記述していきます。

各対面の戦い方

・リザードンex

基本的には1-1-2-2のサイドプランを通していきたい対面。(だと思っていたが、残り2でのかがやくリザードン押し付けがキツくて悩み中。ナンジャモが苦しくなるけど1-2-2-1を狙う方が良いのかも…?以降はそれを踏まえてあまり信用しすぎずにお読みください)
こちらの方が先に攻撃できる場合が多いため、まずはとにかく2枚サイドを取り進めることを意識して戦います。手張りをキュワワーやかがやくゲッコウガに与えつつウッウで進化前を倒していければベスト、ロトムVがいる場合は退場される前に積極的にチヲハウハネで倒しに行きましょう。
相手がすぐに進化してリザードンexで攻撃してくる場合、テツノツツミで避けて後ろのポケモンをサイド1のポケモンで倒すことを狙います。
プライムキャッチャーは詰めの場面で使えるかどうかで勝率が大きく変わるため、序盤に引けても相手の場が極端に弱くてベンチを1体倒せばそのまま押し切れそうな状況以外では温存することをオススメします。
相手のリザードンexを一撃で倒すためには場からエネルギーを5枚トラッシュする必要があるため、隙あらばベンチのキュワワ―やかがやくゲッコウガに手張りをして盤面にエネルギーを溜めておくことが重要です。
また、タケルライコexでスタートした場合には、先攻2ターン目のきょくらいごうで前のヒトカゲやビッパを倒せることが多いですが、まけんきハチマキでカウンターされて5-4になるとほとんど負けるため、相手がよほど事故っているとき以外は厳禁です(戒め)
落ち着いてリザードンexに先殴りされる→タケルライコexで返す→タケルライコexを返される→4-4もしくは4-3で番が返ってくるといった流れになるよう進行していきましょう。
状況次第ではリザードンexにきょくらいごうで210点刻んでごっつあんプリファイで3枚回収というルートもなくはないですが、退場される可能性も高いため一度バーニングダークを受けたタケルライコexがバトル場にいて5エネ溜まらない等のやむを得ない場合のみ狙っていきましょう。
こちらのサイド残り2でかがやくリザードンを押し付けられた場合、後ろを呼び出してごっつあんプリファイ、もしくは一旦チヲハウハネで140ダメージを刻み、次ターンに後ろのマナフィ等を呼び出してハバタクカミで回収といったプランを狙いましょう。
また、これは対リザードンexに限った話ではありませんが相手の残りサイドが3枚以上の時点でこちらの残りサイドを1枚にできる状況であればタケルライコexを2面置いてミラージュゲートもガンガン先打ちして良いです。
(3/11追記)こちらがサイドを取らなければタケルライコexが一撃で倒されないため、1体先置きしてエネルギーを集めつつ、相手がリザードンexやエンテイVで攻撃し始めるまで待つ→2-1-1-2で回収というパターンもかなり取りやすいプランになります。
特に自分の4枚目のサイドをハバタクカミで回収して残りサイド2-2にすると相手はサイドを取るためにリザードンexで攻撃orベンチを呼び出してかがやくリザードンで攻撃の二択になります。
そのため最後は流れた手札からきょくらいごうを前に通すor手札が残った状態でベンチを呼んでごっつあんプリファイorきょくらいごうを通すと言った場面を作りやすいです。
プライムキャッチャー&ナンジャモ&かがやくリザードンで攻撃まで言われたら相手を褒めつつ全力ではなえらびする他ありません。

・アルセウスVSTAR系統

基本的には有利ですが、手札干渉を執拗に受けるため思ったより苦しい展開になりやすい対面。当然ですが2-2-2のサイドプランが基本になります。
まず相手のアルセウスVは進化前ならチヲハウハネで一撃で倒せますので序盤は積極的に狙っていきましょう。
特に相手がアルセウスVSTARとギラティナVSTARのデッキの場合、2ターン目にトリニティノヴァを使われて以下のような盤面になります。

親の顔より見た盤面

この盤面であれば次の番にこちらのタケルライコexはギラティナVSTARのロストインパクト以外で倒されることはありません。(ナタネの活気やメロコが採用されているとマキシマムベルト込みで後ろのアルセウスVが250ダメージ出せるのでその限りではありませんが、その場合は相手がお見事ということで…)
そのためカウンターキャッチャーやプライムキャッチャーでギラティナVを呼んで倒すことで、タケルライコexが倒されない番ができます。
この場面で後ろを呼べるかどうかで対アルギラの勝率は大きく変わるため、強く意識するのであればカウンターキャッチャーを増やしても良いと思います。
このようにこちらのタケルライコexを一撃で倒せるポケモンをすぐに複数体用意することは物理的に不可能なため、こちらが事故って遅れを取らない限り非常に有利に戦えます。
また、遅れた場合でも残りサイド3-6の番までじっくりはなえらびやかくしふだをし続けても的確にダブルターボ付きアルセウスVSTARを避けて2-2-2をノンストップで通せば捲りの芽があるため、苦しくても諦めずに勝負しましょう。
その他アローラロコンVSTARやヒスイヌメルゴンVSTARのデッキに対しても詰むことなく同じ考え方で戦えます。

・トドロクツキ系統

呼び方や構築が諸説あるため、コライドンやトドロクツキexの採用不採用は気にせず一旦トドロクツキと括ってお話をします。
トドロクツキはあだうちやばねの火力が徐々に上がるデッキであるため、序盤はタケルライコexの高耐久を押し付けていれかえカート等を駆使して受けまわします。2-2以上の交換をできることも多いです。相手が事故っている場合は先にかがやくゲッコウガを倒すことで楽に押し切れる場合もあるので、相手の動きも見つつ対応しましょう。
中盤はチヲハウハネも絡めて攻撃していき、詰めは相手のかがやくゲッコウガを呼んでごっつあんプリファイを積極的に狙っていきましょう。手札干渉されにくいためかなり決まりやすいです。
ただし中盤でごっつあんプリファイを安易に使うと不意のチヲハウハネに一撃で返されたり、無視されることでエネルギー管理がシビアになったりするため詰め以外ではよく考えて使いましょう。
また現環境ではイダイナキバが1~2枚入ってサブプランとしてLOを狙ってくるタイプも多く存在するため、エネルギーのついていないチヲハウハネをなるべく場に置かず、自分の山札の枚数とサイドの枚数をきちんと数えて必要以上に山札を減らさないことも意識しましょう。
また、あまり無いですが相手がくるいえぐるを使ってきたら、すかさずごっつあんプリファイで返して3-2交換をしましょう。
また、ブーストエナジー古代が非常に厄介であるためロストスイーパーの価値が非常に高く、バトル場だけについている場合は一旦テツノツツミで避けて後ろから倒すことなども視野に入れましょう。ねっしょうどとうは140ダメージと思い込みがちですが、やけどが通らないので刻んで後でロストスイーパーで回収……はできないので注意。

・パオジアンex系統

現環境唯一といっても良いほど明確に不利を取る対面です。
相手のデッキがやや事故りやすいことが救いであるため、序盤にビッパやセビエを素早く的確に狙い撃ちしましょう。
チヲハウハネは攻撃した返しにげっこうしゅりけんを受けるため、極力かがやくゲッコウガを倒すために使えると良いです。
相手がぶん回ったら比較的どのデッキでも厳しいことは変わりないので、とにかくシステムをきちんと狩って後はお祈りの気持ちで戦いましょう。
当日は2日間通して1~2回当たると思っていたけどすべてかわせたのでラッキーでした…。

・ルギアVSTAR

非常に有利。
相手がルギアVを1体しか置けていない場合はすかさずきょくらいごう。
そうでなくともウッウやチヲハウハネでダメージを刻んでおけば後々ごっつあんプリファイで3枚回収できます。
相手のカビゴンやチラチーノに対してはチヲハウハネで1-1交換を仕掛けられるため、ルギア特有のサイドレースの強さも無視できます。
無傷のルギアVSTARをアームプレスで倒せることは案外思考の外に行きがちなので、きちんと意識して雷エネルギーを大切にしましょう。

・ロストバレット

前項でも述べましたが、あまり対面で練習できていなかったため以下は机上論になります。ロスバレ使いからの異論は大いに受け付けます。
前提として、ロスバレのデッキコンセプト上、お互いに後出しじゃんけんをするような流れになると思うのでサイドを先取しやすいこちらのデッキがやや有利だと考えています。
今の主流ではかがやくゲッコウガを採用して水雷超悪の4色であることが多く、基本的にタケルライコexがくるいえぐる以外で一撃で倒されないため、序盤はハバタクカミで相手を止めつつあわよくばサイドを進め、準備したタケルライコexの高耐久を押し付け、くるいえぐるの返しにごっつあんプリファイのような流れを徹底すれば勝ちやすいのではないでしょうか。
ただしチヲハウハネが攻撃すると返しにロストマインでキュワワ―やマナフィと合わせて2枚取りされてしまうため、相手の小さいポケモンはなるべくウッウで倒すことを意識して相手のテツノカイナexもタケルライコexで返せた方が良いのかも。その辺は相手のロストゾーンやミラージュゲートの枚数を見てじっくり考えてみましょう。
(3/11追記)
フリーで練習&シティリーグS3にて2回マッチング。シティでは自分はマナフィ不採用のジラーチ採用でした。
想定通りなるべく高HP盤面を作りつつ、やむを得ずチヲハウハネで攻撃する場合はキュワワーを置かないorジラーチとセットで置くことを徹底すれば比較的有利でした。
ただしフーパexの採用が増えているため、テツノカイナexが一撃で返されて2-2交換になりやすいことは頭に入れましょう。

・未来バレット

テツノカイナexメインのいわゆるカウンターカイナというやつも一旦ここに含みます。相手がきちんと動くorこちらが少しでも出遅れると結構不利です。
相手のミライドンを倒すメリットがまず限りなく薄いどころかデメリットの方が大きいため、基本的に無視します。積極的にテツノツツミで避けていきましょう。倒すとしたらごっつあんプリファイで。
ただしだいたいテツノカシラexが出てくるため、きょくらいごうで取れるよう手張りをきちんとしておくことが大切になります。相手のテツノカシラexを減らしておくことでアームプレスでタケルライコexが倒されるハードルも上げられるため、ちょっと戦いやすくなります。
テツノカイナexはチヲハウハネで一撃で倒せますが、2-2交換になるのでサイドレースで優位は取れません。
またこの対面においては相手のヘビーバトン付きテツノカイナexを倒す際にロストスイーパーを併せて使うことが非常に重要で勝敗に直結するため、アクロマの実験との選択になっても迷わずロストスイーパーをキープしましょう。
また、ミュウexが相手の盤面にいるとヘビーバトンからこちらのげっこうしゅりけんをコピーしていきなり2枚取りなどもありうるため、やむを得ずヘビーバトン付きのテツノカイナexを倒す際にはマナフィを置くことも意識すると良いです。

・イダイナキバLO

不利寄り。
基本的にハバタクカミとウッウ、チヲハウハネで殴り続けるゲームになります。いざとなったらタケルライコexが出陣することでHP上昇しているイダイナキバも一撃で倒すことができますが、エネルギーが枯れて縛られたりすると面倒なので極力詰め以外では使わない方が良いです。
また、山札の枚数とも相談ですがミラージュゲートを抱えられているならかがやくゲッコウガorハバタクカミで削ったイダイナキバをごっつあんプリファイすることも視野に入れましょう。ただしこちらの山札を掘り進める必要があるため詰め以外では諸刃の剣です。
また、一度攻撃したチヲハウハネはいれかえカート2回でもう一度自滅せずに攻撃できるようになります。というか自滅して攻撃しても全然良いです。
(3/11追記)無理にチヲハウハネを育てようとするとリソース消費が激しくなるため、ハバタクカミ、緊急ボード付きキュワワー、ウッウのみの盤面でロストを4枚に留めるのが最も有効な立ち回りっぽいです。ハバタクカミが倒されることがあるので手張りが余ったタイミングでタケルライコexを置いて育てておいても良いかもしれません。
上記を守れば自分の山札を最大限温存した上で突然のごっつあんプリファイも決めやすくなります。
また、序盤はテツノツツミを使って基本エネルギーのついたイダイナキバを避けることでオーリム博士の気迫が使えず事故ってくれたりするそうです。相手のトラッシュに基本エネルギーが少なかったら狙ってみましょう。

・カビゴンLO

こちらもあまり練習できていない対面。
チヲハウハネでカビゴンやロトムVを一撃で倒すことができるので、特にロトムVは積極的に倒しに行きましょう。
ビワの採用率が高いこととマンタイン対策のためすごいつりざおは使える時に使ってしまって良いですが、オーリム博士の気迫のためにエネルギーは1枚でも残しておくと良いです。そもそもポケモンがほとんどトラッシュに落ちないのであまり気にしなくて良いです。大地の器で自分からトラッシュしないように注意。
また、困ったらとりあえずチヲハウハネに相手の山札をふみならしてもらいましょう。きえさるつばさループも許しません。
(3/11追記)
とにかくロトムVを最速で倒しましょう。
なるべくハバタクカミ、チヲハウハネだけの盤面を作って戦いたいですが、だいたい他のポケモンでスタートするため入れ替え札をきちんと要所で使えるかがキーになりがちです。
自分のトラッシュに基本エネルギーを落としにくいためオーリム博士の気迫が使いにくいですが、かがやくゲッコウガを置くと縛られるため我慢しましょう。
トラッシュにエネルギーを置く手段は以下の3つです。
①大地の器
②チヲハウハネで自滅しながら攻撃
③ハバタクカミで逃げる
④きょくらいごう
基本的にアクロマの実験は好きなだけ使って良い対面なのでどうしてもオーリム博士の気迫でなければいけない場面は多くないと思いますが、覚えておきましょう。緊急ボードがハバタクカミ以外につけても死に札になるからと言って安易につけないことは大切。
また、使わないポケモンは極力ロストゾーンに送ってエリカの招待もケアしましょう。引いちゃった時は大地の器でトラッシュ→すごいつりざおまで言えれば良いですが、だいたいそんな上手くいかない。


その他追記してほしい対面があればご連絡ください。
書ける範囲で書きます。

(3/11追記)シティリーグS3

3月9日にブックオフ武蔵小金井店さんでシティリーグに参加してきました。
余談ですがこの店舗さんは今回シティリーグ初開催とのことで非常に気合いが入っており、田舎モンの私としては駐車場無料なのありがたいな〜とか思いつつ、綺麗な会場で運営もスムーズでした。(男子トイレの鍵故障だけは早急に直してくださいね笑)

さて、私はCL後の3週間の間に4色や、ポフィン採用、カウンター型のテツノカイナexを重く見て呼び出し札増量や有料部分に記載したカードも色々試しましたが、結局元のリストに戻って来ました。
私の日程ではメタが周ってリザードンex、ロストバレットで3割以上を占めると予想できたこともあり、パオジアン割り切りでマナフィ→ジラーチのみ変更して臨みました。
マッチアップと簡単な試合展開だけ書き残しておきます。
デッキコード:NgHQni-gnFiHU-gnngNi

1.リザードンex/ピジョットex

後攻6-5⭕️
相手がロトムVスタートだったため、すぐにチヲハウハネを育てて後攻2ターン目に倒す。
相手は先攻3ターン目からリザードンexで攻撃し始めたため、テツノツツミexとカウンターキャッチャーで避けてサイドを1枚ずつ交換して行く。3枚目はウッウ、4枚目のサイドはハバタクカミで取り、相手のサイド4枚目をリザードンexで取らせることに成功。
ここできょくらいごうを決めれば勝ちの場面で山札残り4枚のうち3枚がミラージュゲートで冷や汗をかくが、落ち着いて非ルール盤面を作りウッウで攻撃して返し、手札干渉がなかったため残りサイド2-1のターンで全て引ききってきょくらいごうを決めて勝ち。

2.ロストバレット

後攻4-6❌
ハバタクカミがサイド落ちしており、お互い順当にロストは溜まっていく。
相手は序盤やや事故っていたため後攻2ターン目にげっこうしゅりけんでキュワワー2体を倒して勝ちを確信するが、相手も返しでげっこうしゅりけんでこちらのキュワワー2体が倒される。
返しでごっつあんプリファイを決めればほとんど勝ちだったのだがミラージュゲートを引けず、チヲハウハネで倒して番を返すことを決めるがここでうっかりハバタクカミを置いてしまい、げっこうしゅりけんで2枚取りの負け筋を作ってしまう。
そこで慌ててしまい、どうせ2枚取りがあるならキュワワーを置いておこう→ジラーチを置き忘れる。という流れで返しにロストマインを食らい残りサイド3-2で番が返ってくる。
とりあえずハバタクカミでヤミラミを倒してお祈りするが、相手はトドロクツキex育成キットとプライムキャッチャーが揃っていたためタケルライコexを倒されて負け。
その後の感想戦で聞く限りお相手は2回目のげっこうしゅりけんは打てなかったようなので、ジラーチを置き忘れていなければ3-3で返って来ていたので、テツノカイナexを動かして1-3、フーパexかトドロクツキexで返されて1-1、タケルライコexで返して勝ちという流れは見えていました……。あまりにも勿体ない…………。

3.ロストバレット

後攻5-3️⭕️(サイドペナあり)
お相手がこちらのデッキを把握していなかったようで序盤にトドロクツキexをロストしてしまったため、こちらは強気にタケルライコexを育てる。
途中の細かい展開はあまり覚えていないのですが、こちらのハバタクカミがバトル場にいる状況で相手のはなえらびを許してしまい、お相手に1枚のサイドペナと私に警告1が課せられる。大いに反省、、
こちらがテツノカイナexでサイドを取って残りサイド3(2枚取れば勝ち)になり、お相手はフーパexを起動できないが壁として前に置きツツジを打って番を返す。
ツツジの返しが以下。

やや詰めポケカ

テツノカイナexが4エネトラッシュして逃げる→すごいつりざお→ミラージュゲートできょくらいごうを決めて勝ち。
ジャッジ案件発生させてしまってとても申し訳なかったのですが、展開的にはもう1枚あっても取り切れていたかな……。と思います。

4.イダイナキバ

先攻6-0️⭕️
お相手はやや事故気味で、途中1ターンを除いて古代サポート使用→じばんほうかいは使えていたもののイダイナキバにどうぐが付かず途中で後続の展開が途切れる。
そのためこちらはウッウで2回、ハバタクカミで1回攻撃してサイドを2枚取り、そこからごっつあんプリファイで刻んだイダイナキバを回収して2枚、たね切れしないようやむを得ず置いたクチートを呼び出してごっつあんプリファイで押し切って勝利。

5.カビゴン

先攻6-2️⭕️
こちらテツノツツミスタート。相手はロトムVスタート。
初手にボウルタウンとネストボールがあったがどちらも使わず、ヒスイのヘビーボールでサイドから呼び寄せたチヲハウハネのみ出して番を返す。
相手の後攻1ターン目でネストボールからカビゴンが登場して前に出てくる。
先攻2ターン目でサイドは取れなかったがアクロマの実験からチヲハウハネに闘エネルギーを手張りして番を返す。
相手は2体目のカビゴンを置きつつビワを使い、こちらのポケモンいれかえともう1枚忘れた……をトラッシュ。
先攻3ターン目にチヲハウハネで前のカビゴンを倒し、4ターン目は相手がバトル場カビゴンとベンチロトムVのみだったためハイパーブロアーを使用しチヲハウハネが自滅しつつロトムVを倒す。
その後は2体目のチヲハウハネをすぐに育ててチヲハウハネが自滅しつつカビゴンを倒して4,5枚目のサイドを取り、最後はエリカの招待でキュワワーを縛られかけるがいれかえカートを持っていたためタケルライコexとオーリム博士の気迫でフィニッシュ。

6.ロスギラ

後攻2-6❌
この試合はタケルライコexスタートで事故気味だったがギリギリボウルタウン→キュワワーからアクロマの実験に繋がり最低限の動きをする。
しかし事故の緊張やら披露やらで確認したサイド落ちが頭から吹っ飛び、サイドのウッウとタケルライコexの2枚目を頼りにしたプレイをしてしまい全然サイドが取れず敗北。
お相手はギラティナVを1体しか置いておらず、きちんとタケルライコexで倒せていれば全然勝ちの見える展開ではあった。メンタル鍛えます。

と、4-2の10位でオポ落ちと聞けば惜しかったような雰囲気ですが、2敗の中身が本当に酷くて大凹みしています。
同日に別会場で3色と4色の古代ロストが1名ずつ準優勝しており、どうして自分は……。と思わずにはいられません、、
もともとうっかりミスの多い人間なのですが、最近はポケカ上達してきてミスも減ったなと思った矢先にこのような不甲斐ないプレイをしてしまい猛反省……。
愛知に向けてもっと気を引き締めなければいけませんね。

あとがき

自分の脳内を整理するためにいろいろと書き連ねていたら、なんだかすごい文章量になってしまいました。
私はCLでDay2に残ること自体が今回初めてであったため、珍しいデッキタイプということで若干の注目を浴びて非常にどぎまぎしています。
一発屋にならないようにまずは愛知CLも頑張りますのでよろしくお願いします。

堅苦しいのは好きじゃないのですが、地元からずっと一緒にポケカを続けて一時期離れた僕を呼び戻してくれた友人、プライベートを支えてポケカも応援してくれている大切なパートナー、単身地元を離れて友達がいなかった私を受け入れて毎週楽しくポケカをしてくれている某ゲームスペースの店主さんと常連の皆さん、いつも本当にありがとうございます。これだけは絶対に伝えたかった。なんなら本当は勝利者インタビューで言いたかった。というかこれほぼ優勝者インタビューだろ。愛知で言えるように頑張ろう。

さて、これで本当に最後になりますが、ありがたいことにご祝儀に投げ銭したいと言って頂ける方が若干名いらっしゃったので、最後に有料部分を付け加えたいと思います。また、この記事にお金を払うだけの価値があったと思って頂けた方も購入していただけると非常に励みになります。
ただの投げ銭にするのも忍びないので有料部分ではCLを終えてから気付いた採用したいカード、今後の新弾カードを含めた改良案などを気が向いたときにちょっとずつ書き足していこうと思います。現状全く濃い内容ではないので、有料部分の内容に期待しての購入はあまりオススメしません。
(3/11追記)現在7枚のカードについて記載していますが、上の注意事項は変わらずです。

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