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006_仕事ってなんなのかわかんなくなってきちゃったよ

転職判断、超ムズい

 20代の終焉が見えてくる年齢になってしまった。マジで一瞬だった。仕事も6年目だけど、全然まだ3年目くらいの感覚。この爆速で進む年月の中、うまく受け入れられないことも多かったけど、人生の舵をでかめに切る決心をしなければならなくなった。

 端的に言うと、転職を考えている。もっと自由な働き方ができないかどうか、ずっとずっと考え続けている。
 仕事、今のままでも問題なく生きていけるのかもしれない。だけどそれ以上に、器用貧乏な自分の可能性をもっと伸ばしたいと思い、細々といくつかの副業をしながら本業をして、将来的にはそのまま正社員を続けてもいいし、うまく花咲けばフリーランスにだって切り替えられる、そういう、少しでも可能性が広がるような働き方がしてみたくて、資格をとったり、いろいろ勉強したりしている。

 タイミングは今から2年後と決めている。ただ、こう長く転職について考えていると、定期的に「本当にこの選択でいいのだろうか」という疑念が膨らんで消えない。今の職場が超絶ブラックなわけではないため、ブツリと未練を断ち切ることも今は難しい。

 かなり夢見がちな性格であるため、自分の描いた皮算用の未来が存在することを信じて疑わないのも困りものだ。どうしてこういうところだけポジティブなのか。思えば高校の時に、「どんなに突飛な理想を描いて周りから否定されても、行動と努力が伴えば実現は可能で、そこで初めて周りから認められる」という謎の成功体験をしてしまったことがあり、変な自信がついてしまったのかもしれない。

 あれもこれもやりたい、という気持ちがおさまらないので、私の理想論は「そんなに人生甘くないよ」で一蹴されるような、儚くて子供じみたものだとは自覚しているし、否定する側の気持ちもわかる。
 でも、自分を心躍らせる存在に背いて生きていくのはどうしても自分らしくないなと思ってしまう。自分の目の前を「好き」で埋めたい。その可能性はまだ残っているはずだという考えが過る。どうしてこういうところだけポジティブなのか。本当に理解ができない。

 当然いまのままが一番楽だけど、このもやもやをずっと背負っていくことになるし、「あのとき、舵きってたらどうなっていたかな」と年寄りになって思うのもなんかちょっとイヤかもしれない。「めちゃくちゃやってきたけど、トータルこれがいちばんわたしらしいな」と思えれば十分だ。全部失敗してそれこそ地獄を見るかもしれないけど、そのときは這い上がる方法を考えようね。

わたしたち、そういう時期なのかもしれない

 本日習い事へ向かい、年の近い友人たちと少し話をした。私と同じように別業種に転職を考えている子、自分を変えようと努力する子、その子たちの話を聞いて、やっぱりこの年齢って転換期になりやすいんだなと改めて感じ、同時に少し安堵した。
 クォーターライフクライシスという名前がついているくらい、この時期の人間は揃いも揃って悩みまくるらしいが、どうやら私もちゃんと人間だったようだ。

 舵を切ろうと努力する友人が周りにいるのは、とても幸せなことだと思う。自分ももっともっと勉強して、しっかり考えて、自信をもって舵を切れるように手を動かし続けねばと思いました。しんどいけど、なにか変わってくれ、と祈りながらやっていくしかないんだね。
 
 余談ですが、いま基本情報技術者試験の勉強をしています。高校の時に敵からマブダチに昇格した数学とまたここで出会うなんて、本当に人生ってなにが起こるかわからないですね。勉強頑張ります。


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