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傘が壊れました

長年愛用していた傘が先日の強風でついに壊れた。
玄関を出てほんの数歩歩いたところで、骨組みがおかしくなってしまったらしく傘を閉じることができない。開いたままの傘をそのまま車の助手席へ押し込んだ。
模様と色に惹かれ購入した傘だったのでできればずっと使い続けたいと思っていた。開けたり閉じたりすることができないというだけでもう一緒に街を歩くことはできないのだなぁと思うと少し悲しかった。
代わりに新しい傘を買った。同じような模様と色で、長さが以前のものよりも少し長いものを見つけたので、そちらを購入した。
一緒にお店を見て回った友人とは、昔同じ店で日傘を探したことがあったことを思い出した。友人はその時買った日傘を今も愛用しているという。
傘一つ取ってみても、物の数だけ人の思い出がある。
今まで誰にも盗られず置き忘れもせず一緒に雨の日を歩いてくれた傘に感謝。ありがとう。


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