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ドラフト前に巨人の補強ポイントについて予習しよう!

さてドラフトまで残り日数も少なくなってきました。「ドラフトは楽しみだけど、取った選手、ポジションはどうなんだろう?」と思われる人も多いかと思われます。
そこで今回は僕なりに巨人の補強ポイント・指名したいポジションを考察・重要な順に紹介していきます。
これを読んで、本番のドラフトをもっと楽しんでいただければ幸いです。

1番の補強ポイントはエース候補

まず大事になるのは今後数年のうちにメジャー移籍が予想される菅野智之の後継者です。
今季は不振の菅野に変わって山口俊が埋めて余る成績を残しましたが、山口も30歳を過ぎており十分に働けるのはあと3〜5年ほどだと思われ、菅野山口が働いている間に次世代のエースを育てておくのが理想でしょう。
現状のエース候補といえば右は桜井、戸郷、左は髙橋、メルセデスがいますが、菅野山口ほど圧倒的な成績を残すほどの力はまだありません。
もちろん他にもエースになり得る選手はいますが、今年は奥川佐々木西といった高い実力を持つ高卒投手のタレントが揃っていますので狙わないという手はないでしょう。

即戦力の中継ぎ

今季の巨人の優先的な補強ポイントです。原監督の整備によりかなり改善されましたが、中堅〜ベテランも多く、若手の主力中継ぎと言えは中川皓太と田口麗斗くらいでした。田口が来季先発に戻る可能性もあるので、出力の高い大卒や社卒、独立の選手を取りたいところです。

将来のローテ候補

これは補強ポイントというよりは、今季のドラフト候補は高卒投手が豊作なため将来ローテーションに入れる人材を確保したいということで、スケールが大きくポテンシャルの高い選手を指名したいところです。

将来の正捕手候補

現在の巨人の捕手層は他球団と比べてかなり厚いですが、小林誠司と炭谷銀仁郎は30歳を過ぎており、大城卓三や田中貴也もそろそろ若手と呼べる年齢ではありません。
有力な若手として22歳の岸田がいますが、中位〜下位で高卒捕手を1人獲得したいところです。

坂本の後を継ぐショート

巨人のショートと言えば長らく坂本勇人が不可侵な聖域として務めていましたが、今季はショートの守備が昨季と比べてUZR+10.0→UZR-3.0と劣化が見れ、ショートとして守れるのは2〜3年ほどだと思われます。
また今年は良いショートが多いため、この間に次代のショートを育成しておくべきだと考えます。

高齢化の進む外野手

ここも急務というわけではなく、即戦力はさほど必要性を感じませんが、亀井善行が37歳、陽岱鋼とゲレーロが32歳、丸佳浩が30歳と主力は軒並み30歳を超えています。
重信、山下、加藤、松原らの候補はいるものの、ここも下位〜育成あたりで1〜3人ほど取りたいところでしょう。

まとめ

今回のドラフトは前述の通り高卒投手が豊作であり、多く指名したいところです。
今の巨人は特にこれといった大きな弱点はありませんが、層が薄い・高齢化が進んでいるというポジションもあるため、去年同様支配下は高校生メイン育成は高校生、独立を多く取ると思われます。

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