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北の大地で見つけたもの

先日、2泊3日で北海道旅行に行ってきた。
仕事以外で最後に遠くへ出掛けたのはコロナ前の2020年1月、新卒の会社に入る直前のハワイ旅行以来なので、社会人になってからは初めての旅行。そして初めて北の大地へ上陸。

旅行の一番の目的は今年オープンした北海道日本ハムファイターズの新本拠地「エスコンフィールド HOKKAIDO」で行われる日本ハムvs広島の交流戦を見に行くこと。
発売当日にチケットを購入し、外野2階席の最前列、内野席の2列目という自分史上でもかなりの良席を確保して飛行機のチケットも購入し、旅行の計画を立てた。


1日目
朝市の飛行機で新千歳空港に到着。まずはクラーク博士像で有名な羊ヶ丘展望台へ行き、その後は札幌近辺を観光してからエスコンフィールドへ。
試合は3-2で広島の逆転勝利。悩める日本の守護神栗林のプロ初勝利。

2日目
午前中に小樽へ行く予定だったが、電車が設備不良で運休となっており小樽観光は断念。雨の降る北海道神宮とすすきの方面を観光してエスコンフィールドへ。
試合は1-0で広島の完封勝利。坂倉の一発を菊池の好守で守り切る。

3日目
飛行機で函館へ飛び、函館観光。五稜郭に函館山、ラッキーピエロにハセガワストアと「ザ・函館」を一通り。飛行機の時間もあり、残念ながら夜景は見られず。


社会人になり値段を見ずに好き放題爆買いができ、最高のボールパーク「エスコンフィールド」では2連勝と最高に楽しかった旅行で、好きなものを2つ見つけた。

まずは日本史。
昔は日本史が好きだった。小中学生の頃から日本史が好きで、漫画「その時、歴史が動いた」を読んだり、高校では休み時間に友達がいないから織田信長や豊臣秀吉の伝記を読んだりした。
自分の脳みそ的には理系タイプだったが、大学でやりたいことが無く、唯一興味があるのが日本史だったから文系に進んだほど。
しかし、その大学で卒論に苦しみ、その後社会人になったことで日本史への興味は一切なくなった。テレビで日本史特集があってもほとんど見ることはなくなった。

そんな日本史だったが、北海道の開拓の歴史をところかしこで見たり、函館・元町や五稜郭で幕末の解説を見ていると、めちゃくちゃ興味をひかれた。
さらに今では大学の授業のおかげで史料の原本を読むことができるので、原作厨みたいな見方もできてそれがまた楽しい。
改めて自分が日本史好きなことを認識できた。


函館へ向かうプロペラ機から見た五稜郭


2つ目はまぁなんか気持ち悪いように感じるかもしれないが"笑顔"だ。
これに気付かされた場所はエスコンフィールド。去年大ブームとなった「きつねダンス」きっかけでファイターズガール(チアガール)のことは認識していたが、それ以外での前情報はほとんどない状態。
エスコンフィールドでは試合が始まるとほぼ毎イニングのオモテウラでイベントが開催されており、その多くにファイターズガールが出てくる。ファイターズガールは常に笑顔でいるので、それがとにかく楽しい気持ちにさせてくれる。「チアガールってそういうもの」だとしたら、なんてすばらしい職業なんだろう。

カープで昔やっていたCCダンスみたいなものは、きつねダンスを含めて4回もある。その中には「鮭鮭鮭」という「しゃけ」と叫ぶだけのダンスもあり、意味はよくわからないけどとにかく楽しい。そして幸せな気分になる。最高のエンタメだ。
北海道旅行2日目、エスコンフィールドに来たお土産として自分に何を買おうかと悩んだ結果、何を思ったかファイターズガールのランダム生写真を買っていた。それほどファイターズガールのエンタメに魅了されていた。
これからは好きな女性のタイプを聞かれたら「よく笑う人」と答えるようにしよう。


ランダム生写真に入っていた塩澤美咲さん
イニミニがフルで言える珍しい方


北の大地に行ったら、人生観は変わらなかったけど好きなものが見つかった。

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