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大鳴門橋付近の暫定4車線区間

徳島県と兵庫県を結ぶ神戸淡路鳴門自動車道の"大鳴門橋"
その橋の前後には暫定4車線で開業、運用されている区間があります。
道路構造物ジャーナルネット

2020年新春インタビュー 本四高速鳴門 塩害、鋼床版疲労など様々な対策必要

によると、以下の通りです。

完成時の構造は上部が6車線の自動車専用道路、下部が新幹線規格の鉄道で2階建構造の道路鉄道併用橋ですが、現在は道路単独の4車線で暫定供用しています。
この区間の淡路島南IC~鳴門北IC間は、本来の片側3車線部分を使用して4車線供用しています。通常、幅員は3.5m必要ですが、この区間は3.25mでの暫定供用です。そのため、淡路島南IC~鳴門北IC間の規制速度は70km/hとなっています。その前後のIC間は80km/hで、西淡三原IC~淡路ICまでは100km/hです。

片側3車線部分のみを使用し、4車線道路として供用されているとのこと。
と、いうことは拡張する準備をしている部分があるのでは…と考え、大鳴門橋の徳島側へ行ってきました。
Googlemapで大鳴門橋付近の地図を見ながらだと分かりやすいかもしれません。
まずは大鳴門橋から。
ここから鳴門(徳島県)側へと進んでいきます。

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右側に不自然な空き地があります。
この付近から暫定4車線区間が始まっているようです。

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橋の反対側を見ると左側に空いたスペースが、街路灯が写真の右側にだけ設置されています。
速度は確かに70km/hに制限されています。
鳴門市と書かれた看板の下に降りてみましょう。

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大きく空いた穴は新幹線用のトンネルです。
このトンネルについてはネット上にたくさんの記事がありますので省略します。
橋脚のような形をしている部分ですが、右側にやはり余分な空間があります。
ここにもう一つ高架道路を設置できるように見えます。
ここからさらに先に徳島側へと進みます。
GoogleMap上の"高速観潮船 うずしお汽船"と書かれ、漁船が並んだあたりへと進むと…

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橋脚の右側に不審なコンクリートの塊があります。

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隣にある高速道路用の橋脚と同じ大きさです。
この写真の奥にある橋脚下にも

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同じようなコンクリートの塊があります。

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個人的な憶測ですが「橋脚を設置するための何らかの準備である」と考えてよいのではないでしょうか。
詳しくないのでご存知の方、教えてください…

この部分、亀浦高架橋と名付けられているようです。

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航空写真で亀浦高架橋付近を見ると確かにもう一本橋を建設できそうな空き地が目立ちます。

淡路島側にも県道237号線と交差する付近や橋脚に怪しいところが確認できるので、機会があれば行ってみようと思います。
以上、個人的なまとめでした。

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