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[カヌレクエスト] その1 案の定

初回は失敗した。案の定であった……。お菓子を作るのは、分量と手順さえ間違わなければ大体うまく作ってきたというのに。ぐぬぬ、カヌレめ、許さん! というほどではないが、くやしい。カヌレ、むず。

【失敗点】
➀金気がする
➁バターくさい
➂塩味が舌にうるさい
➃底に色がつかず背が低い
➄外側が固すぎる
➅プリン型からは外れない

考察:
➀金気がする
空焼きが不十分だったのか? 調べてみると空焼きは油馴染みを良くするためとかいてある。ということは油膜をつくれということだろうと思う。水でシャッとあらっただけで油を塗ったので、金属粉などが落ちないところに油を塗ったということだろうか? とりあえず、3個追加なので、もう一度洗剤で洗って油膜を落とし、再度空焼きをする。しかし、洗剤であらうなよ、というような気配だが、気持ち悪いなー。仕方ないかー。

温度を下げた時。実は一回型から生地がはみ出て縮んでいる。

➁バターくさい
型からはずすためのバターだが、これが鼻につくならば、ここは古来よりのレシピ通りに食品添加用の蜜蝋を入手しよう。金がかかるなカヌレ。

➂塩味が舌にうるさい
言わずとしれた、無塩バター使わずの巻。金がかかるなカヌレ。ならば、しばらくは無塩バターを買い、パンを食べる時は塩を振ろう。両方揃えておくほどにうちの冷蔵庫は広くはないこともある。

一見うまくいっているようにみえたので、このときぬかよろこんだ。

➃底に色がつかず背が低い
ここが肝よ。最初オーブンの温度が低すぎて、沸騰する前に生地が固まってしまったため、底に水蒸気がたまり生地が持ち上がったままになったと思われる。そして、そのため型の底に生地が密着せず焼き色がついていない。ただ、中はきちんと(す)がはいっているので、その後は沸騰しているが沸騰があまいため、生地が落ちて背が縮んでいる。

いちおう鬆(す)は入っている。しかしもっと派手にでかいのを入れるべきである。

➄外側が固すぎる
低温で長く焼きすぎた。

➅プリン型からは外れない
ほな、型を追加で買えばよろしい。ちなみに、小さいほうがかわいいので、内径45×H44mmのもの。味はウマいのでレシピ分量をそのままにするならば、追加で3つ。


ちなみに、一日で焼いたカヌレを全部食べるなどということは、ただ単に太るということなので、多くて2個だろう? そうするとそんなに頻繁には焼けないということもわかった。「カヌレにてこずっておおいに太る」慣用句っぽい。

背が低い

次回:
空焼きに再挑戦どうせ3つ追加するのだから。蜜蝋を入手。いかにさくっと沸騰させるかを考えるに……まず生地を冷蔵庫から出したのち時間をおいて生地の温度を上げておく。最初に焼く時の温度を上げて、かつオーブンにいれるときの手際を考える。天板も熱してあるのだが、一度引き出さず、そのままにして型を放り込むことにする。230度20分、180度45分。

記録:
220度20分170度65分焼き時間以外のレシピ。味はおいしいので次回も分量は変えない。
レシピ↓
https://erecipe.woman.excite.co.jp/sp/detail/dbc726296d31833a3290ddc51ee35aca.html