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10トン車で土が運ばれてきた。

5月13日朝。レイズドベッドとノーディグに使う土が10t車で運ばれて来ました。


フレコンパックに入れられた土は、クレーンで吊り上げられ、下に降ろされていきます。なかなかの見ごたえです。

レイズドベットに横付けされ、フレコンパックがカッターで切られると、ものすごい勢いで土が落ちてきました。

この土は、射水市にある北陸ポートサービス(株)で作られている「万葉ユーキ」。実は堆肥です。

原料は全て「廃棄物由来」。丸太を加工する際に出る樹皮、家庭や公園、河川敷から出る剪定枝や刈草、飲料メーカーから出る茶カスなど、私たちの身の回りの生活の中で発生する廃棄物を1年近くかけて堆肥にしたもの。

リハビリファームでの栽培では、この「万葉ユーキ」を土として使います。 
   

「万葉ユーキ」を使う理由は

「万葉ユーキ」を使う理由は、

  1. ノーディグに適していること。

  2. 土を足していけること。

  3. 高齢者や子供でも手でも掘れるくらいのやわらかさであること。

  4. 根の張りがいいこと。

成長の違いが楽しみです。

   

憧れのベンチセットも設置。


利用者さんが、リハビリファームを歩いてこられた後、一休み出来る場所があったらいいなー。
収穫した野菜をみんなで食べたりできる場所があったらいいなー。
と妄想は広がります。

ベンチセットとパラソルを購入してもらうことになりました。

なかなか、場所に馴染んでいて、いい感じです。早速、みんなでお弁当をいただきました。

ノーディグエリアを作る。


飯尾さんが合流しました。光ヶ丘病院で集めてもらっていた大量の段ボールを畑に運びます。

段ボールにビニールテープなどが付いていたらとって、広げていきます。

広げてみるとなかなか圧巻です。更に薄い段ボールのロールを上から敷いて土を乗せやすいようにしました。

段ボールは3枚ほど重ね、そこにいよいよ土を置いていきます。ドサッッという感じ。乗せたら畝の高さになるように整えていきます。

そして、ウッドチップもマルチ替わりに使います。 


そもそもノーディグとは?

環境再生型栽培「NODIG」。ノーディグとは海外で行われ始めている環境再生型農業です。

畑にダンボールを敷き、土をおいて、その上で野菜栽培を行います。

畑を耕すのではなく植物性の有機物を段ボールの上に乗せて、畑を作っていく感じです。

畝の横には、その万葉ユーキの元となるウッドチップを敷いて完成です。

ウッドチップは風で飛ぶのではないかと心配をしていましたが、全くその心配はありませんでした。湿気で結構どっしりしています。

ノーディグ農法を使った、明日のノーディグ体験・野菜の定植用の畝づくりが整いました。

急遽、野菜トンネルを作ることにしました。支柱の横にも同様にノーディグエリアを作ります。ここには、キュウリ、甘瓜、坊ちゃんかぼちゃ、千成ひょうたんを定植する予定です。


ノーディグエリアも出来上がりました。


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