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バインミー百科事典/その12 トロトロパテと特大卵焼き入りバインミー


先週末に旧市街の西のはずれで買ったバインミーです。
外の看板に写真入りで表示されたメニューから選んだのはPate trứng thập cẩm、30k.ドン≒180円ナリ。
メニューは英語のほかに韓国語で書かれています。trứng/チュンは卵の意味で、中身は卵焼きがメイン。
形状がつぶれた枕みたいになっているのは具を詰めた後に金具で挟んで焼いたからです。これまでにない特徴的な外観となりました。
 


兎に角卵焼きがでかくて外に半分はみ出ています。作っているところを見逃したけど卵3個分はある。
中を開けるとパテがドロッと塗ってあってレタスとハムが奥のほうに埋もれています。結構なボリューム。
とはいえ平たくつぶしてあるので食べ易い。具がこぼれ落ちません。これはこの種の食べ物としては非常に重要なことです。
 
よくハンバーガー屋でパンと肉を5段くらいに重ねて爪楊枝でアタマだけ留めているのがあるけれど、アレどうやって食べるんだろ。ナイフとフォークが添えられてても使いようがない。
両手で持ってがぶりと食いつくと中のレタスや肉やトマトがこぼれ落ちてありゃりゃ、みたいな。手はソースでベトベトン。
 
そんなワケでこれはおいしゅうございました。ハラ一杯になりました。
ここまで12種類食べてバインミーが軽い食べ物というイメージは完全に消えました。あと健康的かどうかも疑わしい。大根と人参の酢の物、所謂ナマスを入れる店は多くありません。
塗りモノはパテとバターに分かれます。バター系はこってりし過ぎなのとパンに沁み込んでふにゃふにゃになります。
店同士の競争からだろうけどハムなんかこれでもかっていうくらい挟んでくる。抑制されたウマさみたいなものは期待できません。
 
ワタシは最近なるべくシンプルなモノを食べるようにしています。冷奴とか、海苔巻きなんかでもかっぱ巻や干瓢巻がウマいと思うようになりました。
ここで鍋やラーメンのことも書いていますが1か月にせいぜい2,3回しか食べません。
そうしたら先日、医師の鎌田實センセが65過ぎたらラーメンもかつ丼もどんどん食べろって書いていました。少し肥満気味のほうが長生きできるって。ホンマかいな?
65までは控えて65過ぎたらブレーキ緩めろってことみたいだけど、、

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