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ホテル絵日記/HIIVE by Fusion Binh Duong


シゴトの出張で泊まりました。Binh Duong/ビンズォン(南部の人はビンユンと言う)はホーチミン市郊外の新興開発エリアで周辺に新しいホテルが次々に建っています。
その中でここを選んだのはFusionのホテルにはこれまで何度か泊り、デザインは勿論ホテルそのもののあり方がユニークだと思っていたからです。HIIVEと書いてハイヴと読みます。たぶん
 
ここはシンガポールの会社が運営する工業団地の入口に建っています。なので100%シゴト系のお客が対象です。すぐ近所にもう一軒マリオット系のFairfieldがあります。
長期滞在も想定していてSuiteと呼ばれる部屋には小さなキッチンが付いています。
ホーチミンのFusion Suiteもキッチン付きだったのでもともとの意味と違いベトナムではSuiteはキッチン付きのことです。各階に洗濯室もあります。
 
Fusionには専属のデザイナーがいてどこもポップな雰囲気で統一されています。って意味不明だろうけど、要はペンキでいろんな色が使われていて大きなグラフィックとかオブジェが飾られている感じ。
ここは1階ロビーに面してスポーツバーがあり2階のレストランに上がる螺旋階段もクネクネしててかっこいい。
 

ロビーのクネクネ階段


泊った部屋はやや広めで約35m2。バルコニーとバスタブ付きです。バルコニーには壁に灰皿用の棚が作りつけられていてタバコ吸うならここで吸えよ、というサイン。
バルコニーに出るドアを開けると省エネのためエアコンが停まると注意書きがありました。ドアの枠を見たけどどういう仕掛けかわからず。実際停まりました。
 
バスタブは細長くて寝転がるとあの世にイキそうな気分になりました。
洗面との仕切りが細いガラスのスクリーンだけでシャワーのシブキはそれで抑えられてもバスタブの淵に落下した水が滝になって床を濡らしました。足拭きが水浸しでキモチ悪いのナンのって
 
ワタシはシャワーカーテン廃絶派でしたがアパートのをジブンできれいなのに買い替えてからシャワーカーテンも悪くないと思い始めています。
ガラスのスクリーンに足をぶつければ痛いけどシャワーカーテンならそんなことはないし。使った後 きれいに洗い流し半年くらいで新しいくするくらいの消耗品だと思って使えばいいんじゃないかと。バスタブの淵に水が溜まるのも減ります。
 
家具の大部分が特注で、シンプルで機能的という統一された思想が感じられほぼ全家具描きました。
ギリギリの細さのスチール角パイプを骨組みにうまく使っていると感じ入ったり。
家具の特注なんてすごいカネがかかるイメージですが、数さえ出ればいいデザインの出来合いのモノを買うより遥かに安いので特注しない手はないと痛感した次第。
 
あと洋服掛けはスーツケース置き場の上にパイプがL字型に掛けられているだけ。前回前々回前々前回に続き4連続扉なし。
小さなことだけど浴室入口の引き戸が閉めた時に隙間ができないようになっていて細やかな配慮というかここまでやれば見事と思ったりして。そういえば今どき珍しい完全閉鎖型浴室でした。

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