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傍のソバ・ハノイ編/Bun Hai SanはBun Ca+エビ、シャコ、サツマアゲ

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ビンボー暇なしです。金曜の夕方にZaloで音もなく知らせが来て、月曜の午後に会議するからネタ持って来てくれる? みたいな。
でもって週末に家で悶悶としながら何か作って、なんとか乗り切った、かと思ったら火曜はダナン出張で欧米人相手に英語で会議。コレが一番ツラい。
ネイティブが相手だとLとRの違いが全然伝わってないのが喋ってて表情見てるとわかるので、だんだんキモチが萎えていきます。
ただ隣でビジンで人妻のスタッフが、ワタシの英語を英語で通訳してくれて会議は無事終了。

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今日は一瞬、重荷から解放されて老後の楽しみにソバの記録。
これは先週末の朝に、汗まみれになって食べた海鮮系のブンです。
ハノイの西の港町Hai Phong/ハイフォンでBun Hai Sanって言ったらちょっと違うスパイシーなソバが出てきますが、ハノイでは前回書いたBun Caにエビとかが追加されたものになります。
Hai Sanは海鮮という意味でHai Phongは漢字で書くと海防、だったかな。

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でこの具の中のシャコがややクセがあり、泥臭いというか、店によっては巨大だったり、ベトナムのシャコは食べられないっていうニッポン人は少なからずいます。
数年前にシゴトでハイフォンの沖のカットバ島という、夏は海水浴客で賑わう乱れた島に行った時、昼にシャコの素揚げがバケツ一杯出てきたときは大いにタジロギました。
全長30cmくらい。伊勢エビみたいなもんでしょうか。それを殻ごと食べるワケです。ひとり3,4匹。
歯の丈夫なベトナム人は見事に食べ尽くします。唐辛子のソースとか塩入りレモン汁とかに浸けて。

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この店は以前、即ちコロナ前はほかのソバ屋でした。外出禁止期間中は閉まって、開いたかと思ったら隣の店がここに移ってきて、前にあった店が消えてなくなりました。
ピチピチスパッツを穿いた美人オカミの店だったのに。
更にその隣は32種類のワインをグラスで出して、ツマミもベトナム系から西洋系までいろいろあっていい店だったのが閉店しました。

今ハノイはまったくコロナとは無関係に普通の生活が送られていますが、町を歩くとそういう傷跡があちこちに残っています。
意外な有名店が閉まっていたり、明暗が分かれるのは日頃の貯えですかね。
ないものねだりの自転車操業。

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