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バインミー百科事典/特別編 Banh Mi Xin Chao心斎橋店のえびアボカド バインミー


先々週ニッポンで食べたBanh Miです。機が熟すまで時間がかかりました。
店は2016年に高田馬場に1号店を開きニッポンにバインミーを根付かせ、今や13店舗を展開するやり手ベトナム人兄弟が経営するその名もこんにちはバインミー。
 
心斎橋駅近くパルコの裏手の飲食店ビルの2階、マックくらいの広さがある立派な店です。
12時前に行ったらお客は一人で店員が暇そうにしてるかと思ったらUberって言うんでしょうか、出前の注文が結構あるようでした。
 

めくるめくメニュー

メニューを見て若干戸惑いました。高過ぎっ
バインミーの一番安いので680円、高いのは820円もします。ほかにフォーが950円とか。
ニッポンとベトナムの物価の違いは最近の円安の影響もあり2.5~3倍なので、ベトナムでバインミー1個が30k.ドン≒180円くらいだから500円前後かと思っていました。場所代ですかね。
 
注文したのはえびアボカドバインミー/Banh Mi Tom Bo 710円ナリ。ほかにベトナム風つけ麺/Bun Nem Ran & Thit Nuong 950円も。見た目、揚げ春巻き付きブンチャーかと思いましたがメニューにブンチャーとは書いてない理由は食べてみてわかりました。
 

ブンチャーのようなモノ


バインミーのほうはかなりウマかったです。パンの背にドリアンの外皮みたいなトゲトゲがあり、作る時の切れ目の入れ方がベトナムと違うんでしょう。もちろん上顎に突き刺さるようなトゲじゃありません。
海老とアボカドの組み合わせはベトナムサラダの定番なので十分マッチしています。最初から包丁で2つに切ってあったりするのも親切。
ブンチャー風のほうはブンがイマイチ。タレにインド風スパイスが入っていたり香草もパクチーが添えてある程度でブンチャーとは一線を画していた感。ブンは本来ナマ麺ですがニッポンでは入手困難なのかも。
 
食べ終わるころには近所で働くベトナム人で賑わい始めました。
当然ながらニッポンのベトナム料理はニッポン人の好みに合わせて変化している筈で、バインミーのメニューにそれがよく表れています。
 
それでもベトナム人がこれだけ来るということはカレ等も許容できる味なのか。それともニッポン人がハノイで高くてあまりウマくないニッポン料理店に行くのと同じことか。
ベトナム人は食べ物に妥協しないからそういうことはないと思うんだけど、、


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