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傍のソバ・ホーチミン編/幻のHủ tiếuの店で麺を間違える


連休のホーチミンで食べたソバをひとつだけ書いておきます。
ホーチミンといえばHủ tiếu/フーティェウですが、これは麺の形状によっては規定されない変化に富んだモノであることに気付いたのは最近のことです。
 
それでワタシの好きな細麺を選びたかったワケですが、2軒目のホテルの近くを歩いていて見つけた店が以前道端で初めてHủ tiếuを食べて感動して、その後道端から消え、ずーっとどこに行ったのか探していた店なんじゃないかと思って動揺してたので、麺を選ぶ余裕がありませんでした。
麺が何種類かあるのは道に面した調理台を見て分かったのに、麺は指差さず壁のメニューを指差して出てきたのはきし麺タイプでした。メニューの一番左上のです。
 

因みにメニューの左の列は麺の種類を表しています。調べると一番上は柔らかい麺のようなので2番目が細くて硬い麺かな、、
真ん中の緑色の文字はスープなしかスープ有りかの違い。nướcは水の意味で液体系はどれもnướcです。
右の列は肉の調理の仕方ではないかと。Googleカメラ翻訳では出てきません。一番上はCat?!って出るけどCatではありません。ネコはメォーって鳴くのでmèoです。
 

食べ物にこだわらないタチなのでどんどん食べました。
スープと具は実にウマかったです。ともに豚肉系です。丼の表面に降りかかっているのは背脂を揚げたものです。豚の脂身特有の甘味がありました。Not badです。
麺と具とスープが作り出す丼全体の姿が完成されていて名店としての矜持がそこはかとなく感じられました。
 
場所はホーチミンの観光名所 ベンタン市場の北西側。
すぐ近くに全身の7割以上を露出したエコ衣装を着たおジョーさん方が髪を切りアタマを洗ってくれる、ニッポン人的な言い方をするとファッション?!床屋とでもいうような店が2軒あります。
ワタシは入ったことはありません。髪に誓って。外から丸見えなのでわかります。
おジョーさん方はよく訓練されていて、お客が髪を切っている最中は周りで直立不動で見守っています。その行為にどういう意味があるのかわかりません。
髪を洗うときは圧力で窒息しそうになる態勢です。ワタシが言うのもなんですが、不思議な店です。
 
ホーチミンに行ったらHủ tiếu食べて床屋に行こうっ!!

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