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私が新卒から4年勤めたSierを辞める理由


About me

現在、27歳。
地方国立大学卒業後、日系のSier会社に4年勤務。業務内容はクラウドサービスの設計・開発からロボット系のシステムの設計・製造・試験まで。諸々

私が辞める理由

結論的には以下の3点

  1. 内省的な環境

  2. 待遇と会社のロールモデルの人材として歩むことへの懸念と違和感

  3. 自分への自己投資と挑戦

1.内省的な環境

将来的な自分の業務内容及び会社方針に対する環境への不安が大きかったです。

基本的にはロボットやクラウド系の開発がメインであるものの、いわゆるグループ会社の受託開発をメインとした事業形態を取っており、自社内の利権というのはほぼ無いという会社でした。(企業的には大きいので倒産はないものの大きな発展もないという感じ)

受託開発なので、基本的に売上・利益率を上げるとなると下請けや派遣などに仕事を回す・それを管理するような事業形態・業務内容になりがちです。
基本的には人月計算による受注をしているのが大きな発展が見込めないかつ受託先の業績に依存して、会社の業績も乱高下する模様です。
幸いなことに私は自分で手を動かすことが多く、沢山のことを学ばせていただきたですが、今の管理職を見ると新しい技術的な知見などはほぼなく、形だけのPJ管理をしているように見えています。

また、人脈の観点からも新規開拓が自由にできるわけではなく、受託先の関係者(親会社)に顔を売ってという作業がメインで、将来的に自分の仕事への幅が狭くなると思ったのがメインの理由です。

2.待遇と会社のロールモデルの人材として歩むことへの懸念と違和感

簡単に言うと、将来的な業務内容と待遇が気に喰わんという話です。
(お前が会社を成長させて、待遇をあげろ。出世して給料をあげろという話は置いといて( ;∀;))

数年間、同じ環境で働きづけると、将来的な自分の立場、いわゆる出世するための階段が見えてくると思います。その時に参考になるのが、先輩や上司の業務内容や収入形態などだと思います。
優秀な先輩の業務内容・業務量対する収入、逆に大した仕事してない管理職に対する違和感が募った結果です。

日系の企業の場合は新卒から数年の間はほぼ横一列。
降格などは滅多にないほぼ年功序列の階段形式。
最近ではジェブ型への移行と口だけでは宣言しているものの、実際はなるべく若手の評価に差がでないような日系の悪しき風習のままです。

3.自分への自己投資と挑戦

最後のポジティブな要素として(^^)/
(表向きにはこの回答をしてます)

残り30年、40年ある社会人を実りのあるものするためにも、20代のうちに自分自身の成長の時間を設けたかったということです。

具体的には海外留学をしようと思ってます!!!

お客さんとの会議なので英語を話す必要性がある機会が多く、自分の不甲斐なさを実感する場面が多々ありました。
また、将来的にグローバルで活躍したい・専門的な仕事を行い、キャリア形成を行っていきたいというよりは、まだ幅広い視野で仕事・人生を考えたいという思いがあります。

(27歳から海外に行くのは遅い・学生のうちから考えろ・自動翻訳などの発展で言語的なボーダレスがなくなるので本当に英語を学ぶ必要性があるのか)と色々悩んだりしたのですが、一度きりの人生なので挑戦したいと思いが強くなり、退職を決意しました。

最後に

一年後に海外で生活できているかとても不安な面が大きいですが、後悔しないように日々頑張りたいと思います。


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