詩「傷口と恍惚と」
自分の傷と
むきあうのは痛い
見ているだけで
痛いのに
赤いぐちゅぐちゅのその傷を
いじりたくなるから
また痛い
指が肉にめりこみ
指先が鮮血にそまるとき
ボクは声をもらす
うめき声か
それとも
痛みを超えた
恍惚の麻痺が
ボクを慰める
それが
そこにあることをしっていて
ボクはまた
傷口をいじくる
Facing my own wounds is painful
Just looking at them is painful,
but I still want to touch those red,
mushy wounds and it hurts again
When my fingers sink into the flesh
and my fingertips are stained with fresh blood,
I let out a sound
A groan, or perhaps
The ecstasy beyond pain numbs me,
providing comfort
Knowing that it exists there,
I once again fiddle with the wound
新人さんからベテランさんまで年齢問わず、また、イラストから写真、動画、ジャンルを問わずいろいろと「コラボ」して作品を創ってみたいです。私は主に「言葉」でしか対価を頂いたことしかありませんが、私のスキルとあなたのスキルをかけ合わせて生まれた作品が、誰かの生きる力になりますように。