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オリジナルの詩と少年詩(言葉のフリー素材:発表済み含む)

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コツコツと書き溜めている詩と少年詩「言葉たち(フリー素材)」です。こちらのマガジンを有料にする予定はありません。朗読動画、楽曲の歌詞、紙芝居の原作、キャッチコピーとしての利用等、…
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2024年4月の記事一覧

詩「雨に濡れる月曜日の朝」

雨に濡れるシティーホテルの朝 甘ったるい偽物の グレープフルーツの風呂に 首までつかって あ…

詩「アリエナイ仮定」

ひどい目にあったねと 私の背中をさするあなたに 身をゆだねようとした瞬間 僕の子どもだと思…

詩「悪魔」

あなたの声が悪魔になった うちの旦那は働くのよ あたしの為に働き続けるの あたしより早くに…

詩「仏花を抱えて」

家に閉じこもりの私を 気分転換に  無理やり市場へ連れ出して 人混みにもまれて 息をつく  …

詩「雨にうたれて」

ふりつける雨から きみをまもる傘はない ならば ぼくはきみの頭上で 両手をひろげよう ふりつ…

詩「僕は溺れ方を知らない」

段階絶壁に立って 悲劇ごっこ 輪になって両手を しっかり繋いでる 一歩 前に踏み出したら 両…

詩「so I」

明日が来なければいいのに と涙を流しながら笑う君に 声を失くした 毎晩、そんなお願いをして 布団に入っていたんだね 僕は自分が情けなくなった 君を 君たちを守るには 僕は 僕たちは 何をしたらいいのだろう 代わりに涙を流しても 君は笑い続けるだろう だから、僕は I wish tomorrow wouldn't come, As you laugh through tears, I'm left speechless. Every night, I mad

詩「Shall we hold hands and go home?」

二人で出かけた公園で はしゃいで飛び跳ねている君が可愛くて 後姿を眺めていたら こんなにも…

少年詩「ひざこぞう」

土をかくして アスファルト 灰色コンクリート かちんこちん つまずいた ズボンの布の下 ひざ…

少年詩「ペンギンさん」

ペンギンさんが おりました きれいな海に おりました 氷は かちかち鳴りまして お星は ちかち…

詩「二十年前にあった事件」

二十年前にここであった事件を 母は話してくれなかった 危ないから来てはいけないと言われた公…

少年詩「お化けカボチャ」

ぼくはお化けカボチャ 目ん玉ぬかれて 鼻 ほじくられて 腐るといけないからゆうて 脳ミソすて…

詩「ねこのかお」

ねこのかおを かこうとおもったの じょうぎとえんぴつで かこうとおもったの まっすぐな線を…

詩「国旗」

旗ふるきもちは まるでなく 日の丸ゆれるの ながめてた 歓声あげる 人々は まるで別の国の人 持たされたのは 白に赤 わたしの生まれた 国の旗 ゆれるのも 燃えるのも どちらも不思議なきもちです The feeling of waving a flag Is completely absent As I gaze At the fluttering hinomaru The people cheering Seem like citizens Of a dif