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椿海岸の柱状節理

椿海岸にある柱状節理の紹介です。

柱状節理 上から撮影

椿海岸の柱状節理は、2015年に秋田県天然記念物に指定されました。長さ 約96m・幅 約16mで、溶岩流の内部を観察することが出来るのが特徴です。

溶岩流内部①


溶岩流内部②

柱状節理は安山岩でできており、この安山岩は藤里町の素波里(すばり)で最初に研究され、素波里安山岩と名づけられ、その岩石と同じものということから、ここの柱状節理も素波里安山岩になります。

比較的浅い場所で固まった溶岩で、400万~600万年前のものと言われています。

昔は、柱状節理があることから、天然の漁港として使われていましたが、今は砂が入り込んできたため、ハタハタ漁の時にしか使われていません。

そして、石の柱は墓石として切り出されたこともあります。そのせいで、小島が一つなくなったと言われています。

椿集落

ここの柱状節理は、登ったり座ったりできるので、学校教育では子供たちが喜ぶ場所となっています。 


さて、今日はこの辺で!


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