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(NHL) CBJ vs PIT @PIT (Sat, Oct 5, 2019)

Pittsburgh Penguinsから学んでいること (Game 2)
米アイスホッケー(NHL)のピッツバーグペンギンズについて書きます。毎試合、ハイライトの感想+監督の試合後インタビューにおける英語表現(素晴らしい英語教材だと思っています)を取り上げます。

■試合前における私Hoppenguinsの気持ち

開幕戦は残念ながら敗れてしまいましたが、修正力こそペンギンズの真髄。ぜひ立ち直って、この試合でシーズン初勝利を飾って欲しいです。

■ハイライト感想

7点取ったのは素晴らしいの一言!そしてPatrick Hornqvist (Horny)が大活躍したのがとても嬉しい!自分が一番好きなスウェーデン人です。独特の闘い方、ネットの周りが彼のオフィスで、対戦チームのゴーリーに対していつも嫌な存在であり続ける。そして勝負強い。本当の、目の前の試合に勝つためのファイターと呼ぶのにふさわしい人だと思います。よくあるダーティーヒーローは、フィジカルで相手のエースにぶつかって怪我させたりファールギリギリのことを繰り返してイライラさせたりといった、クリエイティブではない人達。そうではなくHornyはとてもクリエイティブです。そして常にポジティブマインドセット(練習でも試合でもうるさ過ぎるくらいだそうです、だからあだ名もHornyのようです)!

昨シーズン移籍してきたMcCannが活躍したのも嬉しい。今のペンギンズにとって、まだスタンレーカップを獲ったことのないハングリーな新戦力がチームにフィットすることは、本当に大事なので。

Malkinの怪我が心配、特に今シーズンは復活せねばならないという強い意気込みで臨んでいるはずなので。。。シーズン始まったばっかりで怪我して、凹んでいるだろうなぁ。McCann含めて本職センターでポジション埋められるメンツがちゃんといるので、焦らず治してきて欲しいです。Malkinには、ここぞという大事なときに輝いてくれることこそ大切なので。

■監督試合後インタビュー感想

“(So that) versatility certainly really helps.”

センターのMalkinやBjugstadが試合中に怪我で離脱してしまって、試合開始時はウイングだったMcCannが急遽センターにシフトとなったけどうまく対応して活躍してくれたことを受けての発言。

まず、versatilityというのは、特にホッケーでは、一番得意なポジション以外のポジションでもしっかりプレイできることを言ったりします。日本語でいうユーティリティ・プレーヤーだと、ちょっと器用貧乏的な意味合いがついてきてしまいますが、英語のversatile(形容詞)はネガティブな意味合いは特にないと思います。日本のサッカーだと(オシム元日本代表監督の影響があるのかもしれませんが)、似たような意味でpolyvalentという言葉がよく使われるんですかね。スポーツの上では、そんなに意味は変わらないかもしれません。versatileとpolyvalentの違いをネットで検索してみましたが、実生活で使うとやや違ったニュアンスになりそうですね。日常生活でも使い勝手良さそうな単語です。この薄くて小さいコップは日本酒にもワインにも使えてversatileだ、みたいな感じで。

As adjectives the difference between versatile and polyvalent is that versatile is capable of doing many things competently while polyvalent is multivalent; having a number of different forms, purposes, meanings, aspects or principles. (https://wikidiff.com/polyvalent/versatile)

次に、certainlyというのは、Sullivanはよく使うのですが、自分にとっても便利な言葉になりました。「確かに」という意味を含んだ強調の文言です。certainlyを使うようになる前は、veryとかreallyなんかの単純な強調をついついよく使ってしまっていましたが、違和感を覚えていました(芸がないなぁ、と)。certainlyを使う方が、積み上げの感覚というか、発言に実態が伴ってくるイメージを持たせられる気がしています。「自分ごと」として話している感が出てくるんじゃないかな、と。 例えば、We have certainly considered your offer. (私たちはあなたたちのオファーを確かにしっかり検討しました)なんて表現を、特に仕事で原料購買の交渉時によく使いました。何も副詞ないのもアレだし、でもvery(とても(検討しました))とかreally(本当に(検討しました))とかだとなんかしっくりこないけども、certainlyならなんか良さそうなのが、わかってもらえましたでしょうか。その上で、今回私が取り上げたのSulivanの発言のように重ねて、We have certainly really considered your offer. みたいにも、多分使えるんですね。うん、しっくりきます。そこは、今回学びました。

■チーム内MVP

勝った試合では、チーム内でMVPを表彰します(決定者は前回MVP)

シーズン最初のMVPは、Horny!

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■対戦相手について

CBJ(Columbus Blue Jackets)は、昨シーズン中にチーム内でゴタゴタがあったようで、オフにゴーリーを含めた主力数名が抜けました。とはいえ監督は敏腕ではあるので、チームとしてまとまってくるだろうシーズン後半は特に要注意と思います。

■見出し画像出典:
https://twitter.com/penguins/status/1180613727894290437?s=20

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