うらこうさく特化型はくばバドレックス デッキ解説【ポケカ 無料】
【はじめに】
しらいしと申します.2020.8頃からポケカをプレイしており,普段はシティリーグの入賞数をまとめてnoteに投稿しています.
今回は,先日参加させていただいた大型自主大会で良い成績を残せたうらこうさく特化型はくばバドレックスのデッキ解説記事を書かせていただきます.
▷経緯
・記事を書いてほしいという要望をいただいた
・はくばバドレックスの構築記事があまり出回っていないうえ,今回紹介する型とは異なる型だった
▷目的
・自分のデッキの構築や動かし方を言語化するため
・デッキ構築記事を書く練習をするため
全文無料ですので最後まで読んでいただけると嬉しいですし,少しでも皆様の参考になれば幸いです.
レギュレーションはSM9-S6です.
【成績】
参加した大会での成績は以下の通りです.
64人規模の大会で結果を残せたうえ,現環境で非常に強力なデッキタイプであるムゲンダイナや黒バドレックスに対しても高い勝率を出せました.
負けの主な原因はプレミ,事故(ほぼ種切れ),弱点,初見殺しです.
ポケカ侍ッ 主催:おめださん 公式アカウント
みちびき杯 主催:うっつーさん 公式アカウント
【デッキレシピと基本的な動き】
今回紹介する「うらこうさく特化型はくばバドレックス」のデッキレシピは以下の通りです.
※BOX争奪戦ではリセットスタンプ1枚⇒リセットホールのマーシャドーに変更しています.
▷コンセプト
「うらこうさくで盤面を整えながらはくばバドレックスVMAXで戦う」
やることをできるだけシンプルにすることと,そのために同じカードをたくさん積むことを意識してレシピとコンセプトを考えました.
▷このレシピ,コンセプトのメリット
・シンプル ⇒ 択を間違えることが減る(プレミ防止)
・同じカード ⇒ 強い動きを通しやすくなる(安定感・再現性向上)
私はまだポケカ歴が浅く,地頭も良くないと思っているため,様々な択を取るデッキが苦手です.今回は自分に合わせたレシピ,コンセプトですが,うらこうさくのサーチを生かすならピン刺しカードを増やすのも良いと思います.
このデッキの基本的な動きは以下の通りです.
▷先行
1ターン目 はくばバドレックスVにエネルギーを手貼り
2ターン目 はくばバドレックスVMAXでワザを使用する
▷後攻
1ターン目 メッソンのワザ「どんどんよぶ」でベンチにメッソンを出す
2ターン目 はくばバドレックスVMAXでワザを使用する
上記の様に一言でまとめられるほど動きとしてはシンプルです.これらを達成するためにうらこうさくをうまく使いましょう.仮に,中々バドレックスを育てられなくても,サイドはあまり取られないため焦る必要はありません.
以上より,はくばバドレックスのデッキを使用した理由は以下の通りです.
・環境で最も活躍するムゲンダイナ,黒バドレックスに不利を取らない
(むしろ頂への雪道は刺さる)
・その他の強力なデッキである三神ザシアン,れんげきウーラオスはやや苦手だが,あまり踏まないと予想
・勝率が先攻後攻に極端に依存しない(どちらでも強い動きがある)
・安定性,再現性が高い
【各カードの採用理由】
※グレートキャッチャー,リセットスタンプ,ボスの指令,基本水エネルギーは説明を割愛しています.
【採用候補カード】
【うらこうさく特化型の選択理由】
現状考えられるはくばバドレックスの他の型とそれらを選択しなかった理由は以下の通りです.
クイックシューターのインテレオンは採用候補カードでもあるため別途説明します.うらこうさく特化型はくばバドレックスからみたクイックシューターのメリット/長所,デメリット/短所は以下の通りです.
TAGTEAMに対しては非常に強いため,1枚だけ採用するのは十分検討できると考えています.もしクイックシューターを絡めてVMAXを倒すつもりなら3枚以上採用して,最低でも2匹は立てられるようにするべきだと思います.その場合うらこうさくによるデッキの安定感が落ち,詰めも甘くなるためうらこうさく特化型を選択しました.
【デッキを回す上での注意点と各対面での立ち回り】
先に説明した基本的な動きに加えて,デッキを回す上での注意点と各対面での立ち回りについて説明します.まず,注意点は以下の4点です.
▷ダイランスは極力使用しない
ダイランスを連発するとはくばバドレックスVMAXの強みの一つであるエネルギーコスパの良さを生かせません(そもそもエネ供給が足りなくなります).例えば,ダイランスを4回使用する場合は6~8エネ必要になり,一般的なVMAXポケモンと同じかそれ以上にエネルギーが必要になります.エンペラーライドを絡めてダメージを与えましょう.
▷先にサイドを3-3でとられそうな場合は,インテレオンやフーパなどのサブアタッカーを挟む
インテレオンは手貼りで2エネ必要なため,インテレオンを使うと決めた場合はバドレックスにメロンを使用し,積極的にインテレオンに手貼りしましょう.フーパを使用する際は間違って頂への雪道を張らないように注意です.(私は何度もやらかしました)
▷できるだけメッソンとジメレオンを守る
うらこうさくを使えないとデッキが回らなくなります.盾として差し出すならフーパやアタッカーとして使う予定の無いインテレオンにしましょう.
▷ベンチにはメッソンとジメレオンを両方立てる
ジメレオンとインテレオンに繋がるグッズはそれぞれ異なります.手札にレベルボールしかない場合でもうらこうさくを使えるようにしておくことで,手札干渉に耐性が付きます.
次に,現環境で想定される各対面ではそれぞれ以下のことを意識しています.一般的なはくばバドレックスの立ち回りと概ね同じだと思います.
【さいごに】
はくばバドレックスはカードパワーが高く,環境でも立ち位置も悪くないため,少なくとも次の新弾環境でも活躍できると思っています.これからも様々な型が開拓されるのが楽しみです.
最後まで読んでいただき,ありがとうございました.
普段はシティリーグの入賞数をまとめたnoteも書いていますので,もしよければそちらも読んでいただけると幸いです.
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