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afterword

近所の駄菓子屋でチェリオの安い炭酸を買って
BIGチョコという板状の長いチョコのお菓子も買った。
なんとなくそこにいると、
なんとなく友達が集まってきて、
なんとなくの流れで公園に行って
野球して、疲れたら友達の家でゲームして
17時になったら帰って
そろばん教室に行って、
1〜2時間過ごして
家に帰ってご飯とお風呂。

忙しいと最近の記憶からポロポロと抜け落ちていくらしい。
確かに最近のことはすぐに思い出せなくなる。

とは言えど
昔のこともストーリーまるごと映画のように覚えている訳ではない。

けれど、断片的な記憶は全て鮮明で
BIGチョコのパッケージの色味であったり
大枝公園の広場の景色だったり
パワプロ99の大魔神佐々木のフォークボールの落ちる角度だったり
そろばん教室の先生の顔、
その頃暮らしていたボロいマンションのお風呂。

なんでこんなにも具体的に思い出せるんだろうかなと思う。

中学時代も高校時代も
それぞれそういうものがある。
大学は完全にひとりぼっちだったので
食堂の素うどんと図書館しか覚えてないけれど。

毎日同じような繰り返しの中に
また歌える日が近づいてきていて、
それが変わらずに当たり前のように嬉しい。

これさえあれば

いつの間にか
これがなければ

変わっていたんだな。

今年最初のステージです。

この日もきっと
鮮明に覚えている一日になるんだろうな。
同じような思い出を一緒に作れたら
こんなに素晴らしいことはないでしょう。

2/8。
寒さの本格的な時期ですが
あなたの超絶貴重なお時間を
おれに預けてみてはいかがでしょうか。

任せてくれたら
後悔はさせませんよ。

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