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【かんたん】好きなことができる方法 vol.6

好きなことができるためには休んで理想のないことを試してみることです。しかし試す中で自分の身を守ろうとする「退行欲求」が生まれる場合があります。

 「かわいいね」といつも言われて育った人がいます。自分の可愛がられる点をよく知っています。相手に集中すれば、何を望んでいるのか表情や行動に願望が現れてなくても、汲み取ることができます。
 
 目をかけられることが愛情だと思うことがあります。するとそれにこたえるように人は夢中になります。このような人は相手の期待どおりでないふるまいをしたときにそれでいいとされて育っていません。そのためありのままの自分を拒否されることを恐れます。

 好きなことがわからなくなるのは当然です。常に人にこたえてきました。人に集中するので、自分にかけるエネルギーは残っていません。ひとりになると無気力になります。

 好きなことができるためには意欲がわくまで休むことです。すると意欲が湧いてきて何かやってみようと思います。しかし人にこたえてきた人はその意欲が自分をわかってほしいという衝動から来るものであったりします。これが「退行欲求」です。

 相手の望んでいることに気がついてこたえることによって見返りを得ようとするのは、自分がありのままでいいと思えない不安からです。自分を否定しないでほしいという欲求し従っているからです。対して、心が健康な人は人からどう思われようとかまわず、自分の課題を解決したいという「成長欲求」に従います。それでは次回は「成長欲求」について説明していきます。

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