【スルメゲー】Outpost: Infinity Siege

 Steamの評価が賛否両論なこのゲーム。何がそんなに低評価を押される原因なのか、そしてこのゲームはどんなところが面白くて、どんな人向けなのか、それをまとめたいと思います。
 何故かって? わたしがこのゲームに沼ってるからですね! 増えろご新規!

Q.どうして発売当初、低評価が爆発的に増えたの?

A.一言で言えば、PVの出来が良すぎた、に尽きます。


 ゲーム内映像をふんだんに使っているだけに「間違いなくこんなど派手な拠点を使ったタワーディフェンスのゲームプレイができる!」と期待させてしまったものの、実際は序盤にまずする事がFPSでハクスラで装備を集めながら、拠点を作るための資材収集。
 この時点でかなり多くの人が辞めました。大体プレイ時間5時間未満だと、面白さが分からなくて辞めた人が多いみたいです。
 しかも、がんばってキャラを育ててアイテムを集めても、死ねばキャラと持ち込んだ装備を全ロス(保険をかける事で装備は返ってくる事を最近知りましたが)するというタルコフも真っ青な緊張感のあるゲーム性。
 まぁタルコフみたいに即死しないだけ有情な気もしますが。
 なので、最初はろくに拠点に砲台も無い状態でひぃひぃ言いながら敵を自力で倒し、ストーリーを進めて新しいエリアや要素を解禁し…という感じなので、最初からど派手なタワーディフェンスがしたかった層から一斉に突き上げを喰らって低評価が一気に増えた、というのが初期の頃の低評価の原因だと思います。
 というか、低評価つけてる人達のレビューを見ると、大体ソレでした。タルコフやりにきたんじゃない、的な。あとストーリーが冗長、みたいな意見もありましたが、まぁそこは反乱を起こしたAIに人類が追いやられてしまって、そこから反撃、みたいなのってもう使い古されてるものでもあるし、会話のノリとかも好みがあるので、どうしても仕方ない部分もあるんですが…。

Q.既存のゲームだと何が一番近い?

A.メタルギアサバイブのゲーム性にディスティニーとタイタンフォールの操作性を組み合わせた感じです。


 多分アレが一番近いです。装備集めたり資源集めたり、拠点作ったり…。
 基地作りの自由度や、装備のカスタマイズの自由度を鑑みると、個人的にはこちらの方が好きです。
 なので、メタルギアサバイブが楽しいと感じられた人なら楽しめると思います。
 ジョブが4つほどあり、それに合わせて戦闘方法もだいぶ変わってくるので、ゲーム性はメタルギアサバイブですが、操作感はどちらかといえばディスティニーやタイタンフォールに近いかもしれませんね。

Q.ハクスラ部分のスキップとか無いの?

A.掃討と表記される探索部分のスキップ機能があります。

 コレを繰り返すだけでも資源も装備もある程度集まるので、探索パートがしたくないならコレでさっさとスキップで回せるだけ回して最終日(回収日と呼ばれる)のタワーディフェンスモードに突入する事も可能です。

Q.ハクスラ部分って面白いの?

A.ハクスラ好きなら楽しめます。

 タワーディフェンスだけやりたいなら面倒だけではありますが、タルコフだったりメタルギアサバイブだったりで資源を集めたり、装備を手に入れたりするのが好きなタイプの人にはかなり好まれるタイプのシステムです。
 というのも、このゲームではハクスラで集める装備や銃やオプション等に色々な種類があるのですが、頭・胴体・腕・脚の装備品に銃本体+銃に取り付ける4部位のオプションパーツ、そして銃に入れる弾の種類(通常弾、速射弾、ミサイル、サポート用の回復や能力上昇弾等)は自分で設定でき、さらにその弾にオプションを突っ込む事で威力を上げたり範囲を広げたり、射撃間隔を縮めたり等、自由にセッティングできるので、ハクスラが好きな民にはかなり良いゲームバランスになっています。
 この弾にこのオプションつけたら、悪さできるのでは…? なんて想像しながら作るのはとても楽しいです。わたしは初めて早々に大型ボスを瞬殺できる組み合わせを発見して以来、ずっと使っています。こういう組み合わせ考えてる時が一番楽しいんですよね。アーマードコアとか好きな人なら分かるはず。
 後は基地を作るための、ゴミあさりと揶揄される資源集めも、タルコフ的なシステム好きなタイプの人には向いてます。

Q.肝心のタワーディフェンス部分の出来は?

A.まず、結論から言うとかなり面白いです。

 というのも、最初のうちはプレイヤーが自分で敵を処理しないといけませんが、ある程度拠点が強くなってくると、ノーマルの最高難度くらいなら放置でも勝てるようになります。
 この放置というのも、事前にちゃんと拠点の砲台に「小型の敵を優先処理」「大型の敵を優先処理」「小型の敵には攻撃しない」等の設定をちゃんとした上でなので、”ぼくのかんがえたさいきょうのきち”をちゃんと自分の手で作ってるなってかんじがして楽しいです。
 豆腐型にして、全方位にハリネズミのように大量のマシンガンタレットを並べるもヨシ、見た目を重視して、戦艦のような形にするもヨシ。
 基地にはガーディアンと呼ばれるBotを生産するための施設を載せる事もでき、それを載せれば、現地で集めた建材(その探索中のみ使える資源)を使って大量のガーディアンを並べ、最終日のレイド戦だけでなく、探索フェイズではそれらガーディアンを大量に放ってマップの制圧なんて事も可能です。
 また、そうして作り上げた基地だけでなく、追加で防衛時に基地以外の場所に設置できる防衛施設を増やせる設備を基地に置くことによって、拠点の外にも色々な防衛設備を置き、自分の基地とは別に存在する小さな前哨基地を守る事もできるし、基地の防衛を更にガチガチに固めて、プレイヤーは基地に引きこもってるだけ、なんてことも可能だし、今まで通り自分も戦いながら、手が空いた時に基地に指示を出す等、とにかく自由度が高いです。

Q.アップデート頻度は?

A.かなり高頻度(ほぼ毎日)でバグ修正・最適化・アップデートはユーザーからの要望のフィードバックを中心にどんどん行われています。

 開発運営側のやる気を感じられる、将来性がかなり高いゲームです。
 探索のスキップ機能に関しても、元々一度クリアした難易度ならできたのですが、今はクリアしてなくてもスキップする事ができるようになりました。
 1回やるだけだとしても、探索パート面倒! という方向けにというわけですね。
 また、じゃあ全部簡易探索でやればいいというわけでもなく、自力で探索しないと高レアアイテムは中々出にくいし、出撃のために使う電力(ソシャゲでいうところのスタミナみたいなシステム)は簡易探索だと2倍以上かかるので、一度の探索でより美味しく物を集めたいなら自力で回した方が良かったりと、うまくバランスがとれています。
 ストーリーは現状だまだ完結まで開発されておらず、一気に進めるとエンドコンテンツ以外やる事が無くなりますが、基地のアップデートのための資源集めはいくらやっても良いですし、普通にプレイしている分には、飽きる頃には次のアップデートで色々物が増えるんじゃないかな、と思います。
 一気にやりこんでる人だと、流石にやる事が完全になくなって飽きるという事もありそうですが…。

【総評】25点満点中19点

【ストーリー】★★★☆☆
【コンテンツ量】★★☆☆☆
【ゲ  ー  ム  性】★★★★★
【操 作 性】★★★★☆
【将 来 性】★★★★★
【コ メ ン ト】ストーリーに関しては、普通に楽しめるものの、神ゲーと呼べるほどのものはまだ感じていないので、可もなく不可もなくで普通。
 まだ出たばかりで開発中の部分もある事もあり、コンテンツ量的には少し不足を感じますし、隠し要素的なイースターエッグも少ないので、その点については現状ではやや評価は低め。
 ゲーム性に関しては、既にかなり完成されたものを感じており、はっきり言って神ゲーと呼ばれる未来も全然あり得ると思います。
 操作性に関しては、かなり良好に感じますが、地形でたまにひっかかる場所があったり等、多少気になる点はあります。とはいえ全体的に見てかなり良く感じました。
 ユーザーの意見をフィードバックし、バグ取りや最適化を含む高頻度なアップデートからも将来性を大きく感じたため、その点は最高評価。
 以上を持ちまして、25点満点中19点とします!
 刺さる人には刺さる、噛めば噛むほど味が出る、そんなスルメゲー、Outpost: Infinity Siege。興味が出た人は一度やってみは如何でしょうか!

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