私 vs. 鬱 の記録
2019/12
高校3年生。受験生。受験勉強をやめ、絵を描きまくり始める。絵はTwitter参照。
2020/3
この月までは絵を描きまくっていた。多分、自分が受験勉強していないという罪悪感を、自分は絵を描いているんだということでもみ消していたんだと思う。どちらも頑張っていることには変わりないのだから自分がやっていることは正当だ、という理屈ね。当時はここまで気付かなかったけど。
受験勉強していない状態で受験は受けていた。
2020/4
なんとか大学入学し、B1に。ここら辺から急激に鬱になる。
絵を描く頻度が酷く低下(Twitter参照)。
世間はコロナ禍に突入。
その後の2020年度
暗黒時代。現時点20年間の私の人生で間違いなく最も暗く、苦しい1年だった。
あとから思ったのは、おそらくこれはコロナ鬱。外出が極端に減り、私のような用事がなければ外に出ない引きこもり予備軍は何週間も家から出なくなる。
当時の私は家から出ないことが精神に悪いということは間違っていると信じていた。同様に、日光を浴びないこと、運動しないことなども精神に悪いわけがないとなぜか頑固に信じていた。
今だから言えるが、これは間違い。特に外出と運動は効果的。運動と言っても歩く程度でいい。家にずっといるのは本当に精神に悪いです。本当に。何でもいいから外に出ろ。
2021年度
B2。5月くらいからちょっと鬱がよくなる。が、まだまだ鬱で、夏休みはまた悪化した覚えがある。悪化したと言っても2020年度レベルに戻っただけだが。
コロナ禍は続いており、ほとんどの授業がオンライン。よって外出頻度は2020年度とそう変わらない。
ではなぜ少し良くなったのかというと、
まず引きこもっていた暗い部屋から出るようにしたのが一つ。
あとは、これが大きいが(部屋から出たのもこれのせいだしね)、徐々に蓄積していった、自分なりの精神療法の知見の効果。つまりここまで1年以上自分の鬱について研究した成果ね。
2022年度
B3。4月くらいから遥かに鬱が良くなる。なぜかというと、
これがとても大きいが、鬱研究のブレイクスルーがあった。そのブレイクスルーについての記事はこれ。
また、大学の授業の対面が増え、外出するようになった。
良くなったとはいえ、健常者レベルにはまだ一歩届かない。たまに(週1以下?で)虚無になるし、たまに鬱っぽくなったり、死にてぇなあと思ったりもする。
来年には完全に健常者レベルまでもっていきたい。
やはり鬱になったら、自分の研究は大事で、鬱な自分を自分から切り離し、他者として、観察対象として研究するのを強くお勧めする。
つまりある種自分を傍観するということ。「この人なんでこんなに鬱なの?」的な他人行儀な視点で自分を研究するとよいでしょう。
私は病院には一度も行っていない。なんか行くのに抵抗があった。そういう人は、これは最近見つけたのだが、こんなYouTubeチャンネルがあるので見るといいと思う:
私が独自に導き出した、自己分析の知見とか、鬱についての知見と同じようなことが沢山上記のチャンネルでも解説されていて、やっぱり鬱な人間が鬱について研究すると似たような知見を得るんだなと思った。
私は思考力があるから自分でなんとかなったが、思考力がない人も沢山いると思うので、上のチャンネルは強く推奨する。仮にあなたに私より思考力があったとしても、上のチャンネルを見て損は絶対しないので、絶対見たほうがいい。私ももっと早く見つけたかった‥‥泣
うつ病患者に頑張れは禁句というが、でも頑張るしかないので、頑張ってください。ただし、生きることを頑張るとか、まともな人間、真面目な人間、自分の理想とする自分でいるのを頑張ってはいけなくて、ただ自分を研究することを頑張って、それ以外は全部捨てていいと思います。あなたの持てる力を全て自分の研究に注いでください。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?