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”矛盾に気付くこと”がデザイン思考においてとても大事(シリコンバレー3日目)

みなさんこんにちは
昨日野生のリスを初めて見て興奮している自分でしたが、
アメリカのリスは噛まれると狂犬病になる恐れがあると友達に知らされて
戦慄してるつじちゃんこと西辻です。

◯本日のスケジュール
7:00 起床、ランニング
9:00 集合→スタンフォード大移動
10:00 スタンフォード大Dスクール訪問
12:00 研究員の方と食事(インタビュー)
13:00 スタンフォードの職員の方のお話を聞く
18:00 モーテル近くのデニーズでミーティング

今日いろいろな気づきがったのですが
一番の学びは人間は本音をはかない。ということです。

今回僕らは「学生におけるメンタスヘルス」というテーマに取り組んでいます。現状基本的にエリートが集結して、今まで一番だった天才が周りのレベルの高さに劣等感や屈辱を感じたり、テストでミスれば留学退学にせまるというプレッシャー、親からのプレッシャーを感じる人が多いという仮説を持ってスタンフォード大に向かいました。

広大で緑あふれる優雅な土地、わいわいご飯食べたり、賑やかなキャンパス...

「あれ?スタンフォード生ストレス感じてなくない?(ウォウウォ)」

実際に学生のインタビューした方もあまりストレスについて深刻化する様子がありませんでした。

しかしスタンフォード大で職員をやられているSさんのお話によると、
・やはり成績の振るわない学生が情緒不安定で押しかけに来る。
・最近でもスタンフォード学生の自殺が2件ほどあった。
・実際にSさんもメンタルヘルスに陥ったことがある。

僕らが見たもの、聞いたものと全然違ったわけです。

メンターや代表の方にアドバイスいただいてこの矛盾について僕らでは以下の可能性があると思いました。

1、単純に聞いた人がストレスを感じない性格だった。
2、そもそもストレスを感じていることに気づいていない。
(本当に?と思う方もいるかと思いますが、意外と多くてころっといきなり倒れてしまうことも会えるそうです。)
3、見栄を張っている、本音を引き出すトークができてない。

2は結構自分は受験でつらくない、頑張ってない、ストレスじゃない、楽しいとひたすらに頭に刷り込みを行なっていて本当にそう思っていたのですが、あとから考えるとどう考えてもストレス感じてたので共感できます。

3に関してもなかなか初対面の相手の人の本音引き出すことですら難易度が高いのに、さらに相手のプライドが高かったりすると余計に難しいと思います。

1に関しては仕方がないことなので2と3の可能性を検証していく必要があると思います。

いろいろとレクチャーをいただき、大事だと思ったこと、
それはインタビューの際以下のことを意識することです。
・相手の大枠の価値観を知ること
・僕らがインタビューする目的や、これに至った経緯を話す。
・具体的なデータや記事を提示して「これどうおもう?」「本当なの?」と   相手の意見を求めること


これによって相手の「価値観」を知った上で、発言に対してそれが「その人の本音なのか」、「建前」なのかがわかり、「建前」だった場合、
そこに「価値観」とのギャップや矛盾が見いだせるそうです。

たった数時間でそんなインタビューができるんなんて
デザイン思考おそろしや。。。
でもまだ全然そこにたどり着くことはできてませんが、
明日はととにかくリサーチして本当の欲求をあぶり出して行きたいと思います!

明日も楽しんでがんばろー!それはまた明日!

つじちゃん

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