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バナナ色のボートに乗って 魔物の棲む河を遡っていくと 彼岸が輝いています 彼岸が輝いていま…
K市南部の市民プールに通う人々は みな小さな宗派に属していた 身のまわりの水着の色に目を光…
一瞬の星間移動の間に スモモの肉体は消えていた たった数万光年の移動だったのに 数知れない…
年に一度 一瞬だけ 幻の橋が架かる 懐かしい未来から 懐かしい風 見知らない父祖たち 未来か…
高層ビルが逆立する 蜃気楼のように逆立する 自動扉から入る瞬間 社員は逆立する 補正して正常…