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短詩(俳句、川柳など)

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俳句や川柳など、短詩形の作品を収録します。
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記事一覧

窓の明るい部屋 【川柳/俳句】

妖怪になりかけている生つくね 廃校のところどころに鹿の骨 学び舎に曲がった爪を捨てにいく…

汐田大輝
1日前
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孤独な散歩者の午後 【写真詩】

汐田大輝
11日前
73

みだらな鳥 【川柳15句】

腹這いで歌えイスラエル国歌 寒そうなブロッコリーに下駄はかす ゆうべからクレオパトラの鼻…

汐田大輝
2週間前
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水瓶座 【川柳15句】

爪先から滲み出すマラカスの蜜 刑務所をさまよっている水瓶座 ウミウシの未来を語る主要五紙…

汐田大輝
4週間前
79

マンドリン 【川柳15句】

水色のソナタ聴こえるマクワウリ みずうみに首のびていく暖かし 風船みたい豆腐屋の頭蓋骨 …

汐田大輝
1か月前
74

エベレスト 【川柳15句】

人類が突然終わるエベレスト スカートの裾から見える活火山 閏日は溺れていたいカスピ海 鼻…

汐田大輝
1か月前
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スリーワーズ 【自由律俳句+写真】

死角 小鳥の夢 石になった少女 スプリンクラー 不協和音 夢の断続 ブロック塀 鉄塔 黒い太陽 三叉路 電柱 いつか見た夢 路地 小夜時雨 誤認逮捕 シンク 洗浄液 突然の眩暈 フェイクニュース 議場占拠 夢の終わり 葬送 永劫回帰 食物連鎖

邪宗門 【川柳/俳句】

弥太郎に踏みつけられて哭くおぼろ 蝦夷鹿の聖なる肝に喰らいつく 道長の鳥打帽がずり落ちる…

汐田大輝
2か月前
74

フリスビー 【川柳/自由律俳句】

禁断の軌跡をえがくフリスビー 踏みつけても踏みつけても春の土 福助のうすき笑いをパンに載…

汐田大輝
2か月前
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決壊 【俳句/川柳】

毒林檎ひと齧りして寒さかな 怪獣の模型を飾る避寒宿 灰の猫解脱の前の息をする 憂鬱な亜細…

汐田大輝
3か月前
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マヨネーズ 【川柳15句】

鮟鱇の息から漏れている業火 極道の骨から中央フリーウェイ 株為替金銀霰毒林檎 人日はリス…

汐田大輝
3か月前
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身体 【川柳/自由律俳句】

消化器官からガムランの響き うれしくて尾骶骨がふるえる さみしくて液状化する肋骨 高僧の…

汐田大輝
3か月前
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観測所 【川柳/現代川柳】

丸すぎる月に乱れる自尊心 小熊座に紛れて死んだふりをする 時雨来て塩分の濃い犬吠える 世…

汐田大輝
4か月前
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神楽 【俳句十句】

味醂干しほのかに香る一葉忌 太陽を逆さまにして冬の鵙 耳のない子どもは寒き尾を揺らす 凍蝶は見えない星に恋焦がれ 遠い日の石になりたい冬の昼 小春日の非常階段折れ曲がる 思想家が犬笛を吹く冬セーヌ 巡回の女医から狂ひ出す神楽 月光は舌の先から龍となる 冬の陽が勝鬨橋を斜めから