とっても大切なひとたち曰く、わたしはメンヘラ製造機らしい。思わせぶりな言動、でも周りにはひとがいて、ひとりだけに集中する訳でもない。 文字に起こすと救いようのない屑。どうしようもない屑。 でもわたしは、じぶんの中のじぶんを守るために、そういう行動を無意識下でしているようで。さらに屑さが増したな。 わたしは性被害に遭いやすい。満員電車の中での痴漢は当たり前だし、栄えているまちや、薄暗くひとの少ない道を歩くと、必ずと言っていいほど声をかけられる。してくるひとは、若干男性
わたしは、ずっとずっと深い湖の底に、ずっとずっと沈んでいる。たまに優しいひとが現れて、あたたかい陽の光を注いでくれるけれど、いつかきっと、その光も遮られてしまって、わたしのもとには届かなくなる。 そうわかっているから、もう、わたしはだれにも期待なんてしない。すくい上げてほしいだなんて思わない。 そう思っていても、柔らかくて優しい手に、言葉に、心の弱いところが疼いてしまう。きみもいつか、わたしから離れていくんでしょう？わかってる、わかってるよ。大丈夫だよ。 きみがいつ離
