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のりしお往復書簡56 乙女の手作りお菓子物語

やった!ちょっと暖かくなってきた!というのと同時に花粉が飛ぶ。
花粉症になってから二月三月が憂鬱です。
可愛そうなのは子供で、幼稚園で花粉症を発症し、今や『春が嫌い』なんて言ってる。
とはいえ軽めの症状ではあるけれど、、、どうしたものかと思うよ。
今日は花粉の飛散量が多いのか頭痛もしている…。
きっと同じく花粉を感じ始めたであろう往復書簡相手の日仏翻訳家ののりちゃんにお返事を書いていこうと思います。

のりちゃんへ

この時期はいつもマスク姿で会ってたのりちゃん、今年も花粉の季節がやってきたね。
元気に花粉を感じているかな?(すごく嫌な挨拶だね、これ)
たまにはお散歩にお誘いしたいと思いながら、なんだかんだとやることが多い二月が終わってしまったね。
5月にミニ個展があったり、新しいことを始めようとしていたり、先日は10月に参加する予定の芸術祭のミーティングにも参加してきたり。
追いかけていたらもう今年もすぐ終わるなって思って焦ってきたよ。
やろうと思っていることは今すぐやらないと、あっという間に時間なんか過ぎてしまうね。
これは友達に会うっていう事も然りだよ。

この親にしてこの子あり!親からの影響を受けたなと感じ思う所はある?

この質問についての返信をありがとう。
お酒を楽しく飲むというところ」と言ってたけど、確かにのりちゃんは終始陽気だね。
飲むといつも午前二時まで愉快だわ。
そして私は、のりちゃんが酔ってない風を装い始めたら『酔ったな』と分かるようになったわ。
陽気な遺伝子はお母様譲りなのね。いい遺伝子!
お母様って『歌声喫茶』に通ったりしていたかなぁ?
うちの母もよく歌う人で、ルーツは歌声喫茶にあるんだよね。
喫茶店で歌詞カード(本?)を配られて、お客さんみんなで大合唱するという謎のカフェスタイル。
昔は流行っていたらしいんだけど、今オープンしても流行らなそうだよね…。
そんなわけで、実家も母と姉妹で常に家カラオケ状態だったんだよ。

スーパーでもどこでも踊るのは我が家もよく起こる現象ではあるけど、そういえばうちには誰も止める人がいないよ。みんなで踊る…結構キテるファミリー。
陽気なのりちゃん&しっかり者ファミリーとの陽気な食事の時間をリアルに過ごせなくなって二年以上経つなんて信じられないよ。
はぁ、、、まったく。。。

初めて自分で作った料理(お菓子)は何?

初めてってなんだっただろう…。
昔、母が料理学校の先生をしていたこともあって、お菓子でも何でも母が作ってくれるような家だったんだよね。
だから逆にお手伝いはするけれど自分達だけで作るって事があまりなくてね。
材料や調理器具がプロ仕様だったりして、母も子供に適当に使われたくなかったんだと思うのよね。
今、私の画材がまさにそうだから、まぁ気持ちは分かる。
(私は息子用に筆を分けてるからどんどん使わせているけどね)
夏休み開催されたお料理教室に参加して作ったことはあったけど、自分だけか…
そんなあやふやな記憶の中で、最初かどうかはわからないけれど、これは完全に姉と二人で作ったという記録が残っているんだよね。それは、
『ビスケットケーキ!』
小学校二年の時に作文に書いたら、神戸市の冊子みたいなのに掲載されたんだ。
これを読んでもらったら当時の様子が分かると思うからまずはその作文を読んでもらおうかな。めっちゃ関西弁の文章です。

親父の昭和感!
変なポーズはいらんから、ちゃんと褒めたらええのに、しょーもな!
おっと、心の声がダダ漏れだったわ。
そして謎の一円所持。むしろなんで一円だけ持ってたのか…
ツッコミどころがいっぱいだよ。
このビスケットケーキも料理教室で習ったものだったような気がするよ。
クッキーを珈琲に浸したら大人の味わいになるんだよね。
簡単だから今度息子と作ろうかな。
勿論、感想は「ふうん」では終わらせないよ。
ウザ母さんは褒めまくりの令和スタイルだからね。

のりちゃんの子供の頃の作文が読みたい

こどもの作文を読むのがすごく好きでね。
自分の子供の頃の写真とかはあんまり大事にしていないんだけど、作文はすすんで取っておいたりしているんだよね。
当時の様子がよく分かって面白いからさ。
写真よりよく分かると思うんだよね。
少女のりちゃんの文章はきっと上手だったに違いないと思うのよ。
当時ののりちゃんの様子、読んでみたいなぁ…
読みたい、、、、、、読みたいぜよ。。。。。
ある?
あったら読ませてほしいなぁ。
これが私の今日の質問だよ。いや、お願いだね。
どうかな?あったら是非☆

ではまたね。

shiori

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