突如登場したときの破壊力がすごい(G)
朝から寒くて冬眠したいと思いながら出勤。
別棟への移動はダウンのパーカーを羽織ってから外に出た。毎年思うことだが、そろそろ冬眠させてほしい。
放課後、質問にきた生徒が「紀貫之」と答えようとして「坂上田村麻呂」と言った。
だいぶ雰囲気が違うな…!
そもそも蝦夷征伐の話は私の授業ではやってないな…
本人も予想外の人物が出てきてしまったのがツボに入ったらしく、しばらくクスクス笑っていた。
その人物を挙げられるだけの知識があることが、まず尊いことだよ。
授業のノートにはきちんと「紀貫之」と書いてあったので、試験で聞かれたら無事に答えてほしいと思う。
帰宅して夕飯を食べ、風呂に入る前にちょっとだけベッドでゴロゴロしていたら、同居人が(初めて書きますが今は同居人がいます)「あっ」と言った。
そのあとの言葉が続かなかったので、何だろうと顔を上げたら、同居人の視線の先に黒いかたまりが落ちていた。
犬のフンみたいだなとのん気に眺めかけて気づく。
Gだ!!
そこそこのサイズのよく肥えたG!!
少しずつ閉め切っている窓の方へ走るG。
慌てて台所へハイターを取りに行く私。
そしてGを見失う同居人。 ←何故だ
カーテンの下に隠れた奴に目掛けてハイターを振りかける。
窓を開ける。
かろうじて同居人と私の連携プレーとなった。
ハイターに窒息寸前のGはすごすごと窓から退散したのであった。
怖かった。
思わぬ季節に思わぬ所で出てきたときの破壊力たるや。
職場にはいろんな虫がいるので、逐一冷静に対処できる。
しかし、我が家ででGと遭遇することはほとんどないのだ(出てこないように徹底して予防線を張っている)。
かけがえのない日常が突如絶望に変わる感じがすごかった。
ちょっとしたホラー映画の趣だな…
明日はG除けの防虫剤を買いに行くことにした。
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