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危険な中国東方航空と、上海浦東空港(PVG)トランジットの話

今回、イタリア&マルタ共和国に旅行に行く際に利用した上海浦東空港/中国東方航空のヒヤッとしたトランジットの話をします。


ヨーロッパは過去に何度か行っていて、以前もイビザに行く途中に中国東方航空利用/上海浦東空港を利用しました。

その際は2019年の秋ごろで、行きのトランジットを12時間と悠々自適に設定していたので、なんか飛行機遅れて時間かかったしトランジット短くてよかった、ぐらいの気持ちでした。
ただ、帰国便ではトランジット4時間で、飛行機到着2時間遅れ(友達にお別れ言えたのでよかったぐらいの気持ちだった)、乗機してから離陸まで1時間半(寝てたらまだ離陸しておらずビックリ)という状態で、これ少しギリギリだな~~と思っていたところ、定時に着陸。助かった、間に合う、と思っていたらまさかの機内での30分待機(駐機待ち)、そして飛行機を降りてもまさかのバスで空港まで行くこととなり、バスの中でも何故か30分待ち。そうして到着ゲートに着いた時には、私の乗るべき飛行機のゲートは閉まっていたのです。
そうして、一日航空会社の用意してくれたホテルで一泊することとなった…という苦い思い出のある場所なのです。

今回はどうだったかというと、

①まず、羽田空港でのエコノミーでの待機列が長い


着いた瞬間、思わず長~いと行ってしまうほど。
かかったのは40分ぐらいでした。途中起立性貧血のようなものを起こしてフラフラ。
ただ、受付の方はJALのグランドスタッフの方でとても素敵な対応をしていただきました。スカイチームに入っているのですが、JALのマイルが貯められることもあって、何か関連があるよう。
この時間だけは何としてでも…ただ、東方航空チェックインが混むのは東京やアジア圏が多い印象で、ヨーロッパではあまり待った記憶がないのです。

②機内食は中華テイスト


羽田→上海/上海→ローマ/上海→羽田は八角の香りなのかな?独特の中華テイストな料理が出ます。好き嫌いが別れそうですが、私的にはそんなに嫌ではない…!
ローマ→上海は、中国感のあるパスタが出ます。そして、エコノミーでも温かいパンが出るのがいいところ。(同伴者は、バターが塩味がないのがご不満だったよう笑)

行きのご飯

③上海トランジット(行き)は、生きた心地がしなかった….


使用機45分遅れからの、離陸までも時間がかかり、多分ここぐらいで1時間程度ロス。今回も怪しいな….と思っていたところ、着陸後いわゆるこれは沖留めと言われるものなのでしょうか、、、いつもの30分ほど駐機までウロウロ。あ~~~これやばいやつ、、となったところ、ターミナルにドッキングするまでも10分ぐらい。この時点で、航空券に印字されているbording timeの20分前。
しかも、どうやら違うターミナルっぽい、ということで助けてくださいモードに突入。
この後
体温計測のゲート(ここでQRを用意してなければいけない)→税関?→メトロに乗る
という一連の流れがあります。
羽田のチェックインの時/機内で

体調管理に関する中国入国時のQRコード

を用意しておく必要性がどこかで言われていたと思うのですが、乗り換え組(多分10組ぐらいはいた)の誰も用意しておらず、中国人の担当者の人に"15mins left!!!!"と叫んだら何やら機械でスムーズに入力してくれました。
QRコードの事前作成、大事。
 そうしてメトロに乗って、ターミナル移動へ。この時に、日本人夫婦の方にローマ行かれるんですよね?と言われ、お互い頑張りましょう..!と約束。そして頼っています、と言われたのです…..(この後に涙のストーリーが…)

メトロを降りると、Transferの扉のあるところへ。10人ぐらい先に並んでいる外国人の方がいたのですが、出会う係の人に"10minutes!!!!!!!"と叫びまくると、"めちゃ急いでます"シールを腕に貼ってくれて(多分ここの人たちが一番協力的で、英語も通じる)、ゲートのあるところまで連れて行ってくれます。ここでは、パスポートの読み込み、搭乗券の読み込み、そして顔写真をします。
この時、パスポートカバーしてると時間がなくなるので外しておくのがコツ。

これが急いでますシール

そこから、エスカレーターを上るのですが、ここが運命の分かれ目になりました。手前が、おそらくパスポートコントロール?で、奥側が荷物検査になっていました。ただ、パスポートの方は既に前に30人ほど並んでいて、時間もかかりそう….。これは間に合わない、と思ったので、間に立っているお兄さんに"No Time!! No Time!!"というと、困った顔をして(英語が分からないとも言われた)同僚のところへ…そして、じゃあこっちいいよ、とパスポートコントロールを飛ばして荷物検査へ通してくれました。
この時、先述の日本人夫婦はパスポートの方へ並ばれていて、(こっちーと呼びたかったものの、呼んでこちらが遅かったら申し訳ない…)といった気持ちになって呼ぶのを躊躇してしまい…本当に申し訳なかった…。この時に生き残ったのは、同じく主張の強いスペイン人カップル。
海外では、どこかで主張も必要なのかも….と思った瞬間でした。

英語ができなくても、必死な顔で、搭乗券持って、"10minutes!!!"


と叫ぶだけでいいのです。叫び続けてください。(ここ一番大事)
そして、乗る予定だった飛行機も遅れていたので10分程ゲートが閉まるまで時間があったのですが、そこで日本人夫婦のお姿を見ることはなく。。搭乗口のデスクの方に、あと日本人2人乗り換えで来れていないのです!!!!と叫んだものの、待ってくれることはなく、、、ローマでもお見かけすることはなかったのです。

今後、トランジットする場合はお気をつけてください!!
以上、今回は上海浦東空港でのトランジットのお話でした。


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