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【東京藝術大学美術館】弥勒展レポ!見どころをご紹介!弥勒の世界に浸ろう♡

こんにちは!博物館と水族館が大好きなしおり🦖です!インスタフォロワー2200人ありがとうございます!

本日は東京藝術大学大学美術館で10月10日まで行われていた「みろくー終わりの彼方 弥勒の世界ー」のレポをしました~!ぜひご覧ください!^^

「みろくー終わりの彼方 弥勒の世界ー」とは?


釈迦仏入滅。この暗く沈んだ世界に救世の光をもたらす未来仏・弥勒。東アジアで広く親しまれ、日本に深く浸透した弥勒は誕生の地ガンダーラから時空を超え、交易と仏教伝来の道シルクロードをたどってヒンドゥクシュを抜け、天山を越え、海を渡って遥か東方の日本に至っています。
 6世紀、その中継地となったアフガニスタンのバーミヤンの磨崖に、像高55メートルの弥勒の大仏(西大仏)が刻まれ、多くの人々の信仰を集めていました。しかし、あいつぐ戦乱の中で、バーミヤンの仏たちは破壊され、往古の姿を失ってしまいました。
 本展では、ガンダーラとアフガニスタンの弥勒菩薩像、スーパークローン文化財の技術をもって原寸大復元したバーミヤンE窟仏龕天井壁画の《青の弥勒》を中心に、スーパークローンの敦煌莫高窟275窟交脚弥勒菩薩像、バーミヤン東大仏天井壁画《天翔ける太陽神》、法隆寺金堂9号壁を一堂に会し、弥勒の道を辿ります。              【公式HPより】
 

弥勒菩薩や壁画など様々な展示物がありました!次でご紹介していきます♡

しおり🦖/博物館ガイドの好きな展示録!

①青の弥勒

こちらは2001年にタリバンに破壊された、バーミヤンE窟仏龕及び天井壁画で、「青の弥勒」と呼ばれています!そんな美しい青の弥勒が、今回スーパークローン文化財の技術により復元されたんです😍 近くのテレビで製作過程や青の弥勒についての概要が映像化されていて、展示と一緒に楽しめました!

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②美しい壁画&岩窟復元

青の弥勒もすごかったんですけど、他の壁画復元もとても美しかったんです・・・写真下は「敦煌莫高窟第57窟」の復元ですね!1面だけでなくて、小部屋の全体にこの岩窟が復元されていたので、実際に岩窟に入ったかのような臨場感がありました♡ 感動しすぎて涙ぐみました😢✨この「敦煌莫高窟(とんこうばっこうくつ)」は中国にあります。500窟近くの岩窟が存在しています!なんとなんとそれだけではなく・・・岩窟によって世界の様々な様式が観察できるのです!西方様式、中国様式、インド様式・・・皆さんはどれがお好きですか?

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③曼荼羅

曼荼羅が好きです、ほんとに好きです。前に行った京都旅行でのお寺で曼荼羅をお友達とずっと眺めてました✨ 曼荼羅とは密教の世界を表したもの!写真下の原本は室町時代に描かれ、奈良県の指定文化財になっています^^「法相曼荼羅図」という名です。法相宗は弥勒信仰が盛んなんですよね!

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④たくさんの弥勒菩薩像

大小、製作場所問わず、たくさんの弥勒菩薩像が設置されていました!ちなみに弥勒菩薩とは、「遠い未来で、生きているものをすべて救ってくださる菩薩」のことを指します♡ 写真下は「東大寺中性院 弥勒菩薩立像(模刻)」です~東大寺中性院は奈良県奈良市にありますね! 美しくて息をのみました・・・

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東京藝術大学大学美術館の基本情報

・住所→東京都台東区上野公園12-8

・アクセス→JR上野駅、根津駅より徒歩10分

・駐車場→ありません×

・休館日→展覧会の開催会期以外は閉館

・ショップ/カフェ→あります◎

まとめ

弥勒展は目玉展示である「青の弥勒」以外にも魅力いっぱいの展覧会でした!10月10日で会期は終わってしまったのが悲しいです😢

興味を持った方はガンダーラ美術や弥勒について調べてみて下さいね♡

最後に

最後までご覧いただきましてありがとうございました!

私はインスタで博物館・水族館ガイドとしておすすめスポットを発信している女子大生です!ぜひインスタの方もご覧ください!

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