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はじめての方はこちらがオススメ

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はじめましての方に、読んでいただきたいおススメnote集です。 森本しおり的ベストアルバムなマガジンです。
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記事一覧

認知症の祖母と、恋バナ。

5年前に、父方の祖母が91歳で亡くなった。 祖母は年を重ねるにつれて、できないことが増えて…

35

17年越しの父への手紙。

「ガンになった。2週間後から治療を始めるからその前に会わないか。」と父から連絡が入った。 …

93

弟から見た両親の離婚と、心のヘッドフォン。

約2年前に、弟の遼と二人で飲みに行った。待ち合わせはJR武蔵小杉駅の改札。久しぶりに家族に…

67

無防備になって、創作を楽しんで人とつながっていたい。

「そうか、人と親しくなるには無防備になる必要があるんだな」と知った。 正確に言えば、似た…

129

手抜きでも、自分でご飯を作りたい。ある日のキーマカレー。

「一人暮らしなら、自炊の方が贅沢なんじゃない?」と言われたことがあります。 たしかに、時…

60

自宅でしいたけを栽培すると、成長過程を見られて楽しい。

今回は久々にタイトルがすべてです。本当にこれに尽きる。 お家で過ごす時間が長くなったので…

180

さみし虫。

わたしの肩の上には、小さな生き物が乗っている。そいつはどこからともなくやって来て、わぁわぁ泣いて暴れるちょっと迷惑なやつだ。 わたしは、この子を「さみし虫」と呼んでいる。 さみし虫は、2、3か月に1回くらいのペースで現れる。小さいからと言って、甘く見てはいけない。一度、機嫌を損ねると周りをひっかき回して、破壊するモンスターのような存在だ。 さみし虫は、我慢ができない。小さなことがきっかけでぐずり始めてしまう。さみし虫が泣き始めると、わたしは心身ともイヤな感じがする。

心のバリアとバウムクーヘン

以前「親しさサークル」という企画をしたときに、「私は心のバリアが厚くて固い」というような…

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別の人の生き方に憧れたら、池平撤兵さんの『ふつうのいるか』を思い出す。

高校生のころまで、絵は私の味方だった。 自分のことは大嫌いだったけれど、自分の描く絵だけ…

65

タブー視されてるテーマも本音で語り合いたい。かたり場読書会さんにインタビュー。

以前「なんで、あえて暗い方向へ進んでいきたがるの?」と聞かれたことがあります。 世の中に…

44

note内の評価は、外での評価と一致しない

半年くらい前にライターの方とこんなやりとりをしたことがあります。 「noteでいくら人気が出…

215

「オフィスカジュアル」という難易度の高い魔物について。

オフィスとカジュアルって逆の要素じゃん…! 会社によって「どれなら、OKでどれならNGか」っ…

177

私たちは歪んだレンズ越しにしか、他人を見ることができないけれど

みんな、多かれ少なかれ、歪んだレンズ越しに世界を見ていると思っています。 歪みそのものが…

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ピアスは、高校生の私が「真面目ないい子」をやめる決意の証だった

「え、ピアス?!森本ってそういうキャラだったっけ?」 高校2年生の夏、私が両耳にピアスの穴を1個ずつ開けたときに、クラスメートに言われた台詞です。 勇気がなくてスカート丈を短くすることもできず、髪の毛を染めることや化粧をすることもできなかった私が、いきなりピアスを開けた。たった、それだけのこと。それが、私にとっては重大な意味を持っていました。 私の通っていた高校は校則がゆるく、茶髪もメイクもスカート丈も何も規制がありませんでした。それでも、なんとなく「イケているグループ