本のこと 2 (絵本)

 娘の寝かしつけに、絵本を読むことにしている。

 昼寝をしている限り、なかなか寝ない娘には、平均7,8冊の絵本を毎晩読んでいる。

 絵本の読み聞かせは、こっちの方が先に睡魔に襲われてしまうことも多々あって、5冊くらいを超えたあたりから読んでる途中で夢現になってしまう。

 もう、絵本の内容を覚えている娘からは、「そんなこと書いてない!」とお叱りを受ける。

 毎晩読む絵本の中で、私が1番好きな絵本は「よるくま」というものだ。

 ストーリーは、ベッドに入っている坊やがお母さんによるくまという可愛いくまがうちに来て一緒によるくまのお母さんを探しにいく話をするというもの。

 とにかく絵が可愛くて、物語を通じてよく描かれる黄色がとても暖かみのある色で好き。

 そして、よるくまのお母さんが魚釣りしている星空と坊やの掛けている布団の星柄がリンクしているなど、坊やが現実と夢をうつらうつら行き来している様子が見事に描かれている。

 とても、優しく何度も読みたい絵本である。

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