大学受験生が病んじゃうとき-浪人が決まった3月編-

わたしは高校3年生の時に大学受験で全落ちし、浪人することになりました。国立後期まで受けました。もう高校の卒業式を終えて、受験も終わって、何も先が見えなくて、高3の冬くらいからは希死念慮に取り憑かれていたのですが、そのピークが3月の終わりに来ました。

浪人してもまた全落ちを繰り返すだけじゃないのか。

現役の時に頑張らなかった自分が、浪人したところで勉強するのだろうか。

ここで音信不通になっても、だれにも知られない。ここで自分が消えてしまっても、誰もわからない。(わたしはたとえそんなに仲良くなくても自分の周りの人が自ら命を絶ったと知ったら苦しいだろうと思うのですが、)高校は卒業し、新しい環境には入る前だからここでわたしが消えても誰も傷つかない苦しまない。わたしには明るい未来が見えなくて、真っ暗くてどんどん狭まっていく道しか見えなくて、勉強もできない自分がいる意味なんてなくて、これからも誰の役にも立たない。

そんなことばかり考えていました。具合が悪くなってしまうことがあって春休みも友人と遊んだりはあまりしませんでした。

そんなことを考えているうちに4月になって、予備校のクラス分けテストみたいなものがあって、それを受けた後、はじめて予備校の自習室というものに入ってみたら、意外と勉強できた。

それで、あんなに苦しかったのに案外あっさりとなんとなくこのままここで1年やろうと思うことができて、とりあえず浪人を経験した「バンカラジオ」っていうYouTubeチャンネルを見たりして、そこからは毎日予備校に通いました。なんでバンカラジオさんかというと、彼らと同じ予備校を選んだからです。

浪人期をどうやって乗り切ったかは次の記事で。


あっさり気分が変わっちゃったの、なんだか嫌だったな。だって苦しくて真っ暗で外に出るのも怖くて受験とかそういうのもどうでもよかったのに。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?