見出し画像

このご時世、私が唯一できること

会社員をしながらフラワーフォトグラファー/ライターをしているshionです。上手くまとまるが分からないけれど…とりあえず、今の気持ちを綴っておこう。

私のSNSでは、お花屋さんや花農家さんをフォローしているのだが、先月から今月にかけて、次々と悲鳴が聞こえてきた。

3月中旬:お花屋さん
「コロナでイベント自粛。卒園式/卒業式/送別会などが贈られるはずだったお花が余っている。お花が全然売れない。」

4月中旬:花農家さん
「お花屋が休業になり、こちらが出荷しても、価格が1円にもならない。お花が余って廃棄になってしまう。」

このような状況のなか、消費者の1人として、私には何ができるのだろう。
自分の見えている世界はほんの一部分で、大事に育てたお花を大量廃棄している花農家さんはまだまだ沢山いらっしゃるはず。高齢の花農家さんは、SNSなどで発信することもしていないだろうし…。心が痛み、無力さを感じる。

頭のなかで、花の生産~消費のサイクルについて、考えを巡らしてみるが…モヤモヤ。グルグル。唯一自分にできることは…このサイクルを通り過ぎてきた、世の中の貴重なお花を買うことではないか。

そして、家で過ごす時間が多くなった今だからこそ、暮らしを快適にするお花の認知度も上げたい。ピンチはチャンス。コロナが終息して、世の中が通常モードに戻ったとしても、1世帯1輪のお花が当たり前になってほしい。

だから今日も私は、大好きなお花を被写体にして、「お花のある暮らし」の写真を撮り、その魅力について発信していくのだ。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?