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創業から2年。数千万円の利益が出るまでに成長した会社を売却し、社長を降りてまでWEINに参画した理由

■会社は右肩上がりで成長。

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まずはじめに、タイトルが少し感じがわるくてごめんなさい🙇‍♀️
少しでも多くの方に届けば嬉しいなと思い、いくつもの候補の中から今回のものを選びました。

(かなり赤裸々に、今日までの葛藤や決断に至るまでの背景を書いたので、もし共感してくださった方は、RTやコメントを貰えると、とても嬉しいです!)

簡単に自己紹介をすると、もともと私は、新卒で入った会社で幸運にも最年少で部長職に任命され、そこで新規事業の立ち上げを担いました。実際には、アプリを開発し、広告予算がない中で、チームやパートナーに恵まれたこともあり、国内の若年リサーチユーザー数1位を獲得するなど、とても貴重な事業開発及び組織作りの経験をさせていただきました。

その中で、従来のリサーチ業界や手法の課題に気付き、悩んだ末に「本当に成功を押し上げられるリサーチの実施障壁を下げたい」と思い、必死で働いて貯めた1000万円全て投げ打って起業という選択をしました。

コロナ禍で大口の案件が吹き飛びつつも(涙)、メンバーや多くのパートナー様たちの頑張りのおかげで、2年で100社以上の支援を行い、大手企業や国家機関からも支援依頼をいただける規模に成長することができました。

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ここまで、借入や外部からの資金調達はせずに3期目を迎えましたが、今期もお陰様で順調に推移し、足元の数字から着地を予想すると、少なくても数千万の利益が出る水準にまで成長しています。

事業領域も広がり、今期は大きく調達もしてさらに会社を急成長させよう!と意気込んでいました。 ※暑苦しい経緯はこちらに。笑

■ですが、社長を降ります。


そうした中で、この度、会社をWEINに事業売却することにしました。自分が創業した会社は継続的に成長する仕組みや組織作りができたこともあり、社長は後任に譲り、今後はWEIN GROUP全体のCHRO(最高人事責任者)としてフルコミットします。

この参画については、多くの方からご意見・ご忠告を受けました。
(気にかけ、力になってくれた方、本当に有難く心から感謝しています。)

自分としても、リサーチやマーケティング、チームづくりを専門にしてきた自負もあるため、納得がいくまで検討しました。

もちろん、少し前のWEINに関しての批判的なSNS投稿や記事も読み、また社内外の数多くの関係者へのヒアリングもさせていただき、さらに証拠とされる書面含めてあらゆるものにも目を通しました。誰かの憶測や解釈ではなく、事実の確認を進めていった結果、「溝口さんやWEINのみんなと歩んでいきたい」それが一番、自分の社会への貢献の総量が多くなると思い、今回の決断に至りました。

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■WEINで始める新しい挑戦 「新しい時代の組織作り」

私のCHRO(最高人事責任者)としてのミッションは、

・WEIN GROUPを最強のTEAMに
・次世代の新しい組織(コミュニティ)を作り国内最大規模に 
・渋沢栄一さんのように生涯で50000社以上の会社の創設や成長に貢献する


チームやコミュニティメンバーと何度も話し、この方向に向かって歩む。
自分も責任をもって担う。と決めました。

自分の今の実力からしても、本当に大変な挑戦になることも既に見えています。生半可な気持ちで今回の決断をしたわけではありません。

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■父の訃報が届いた、CHRO就任前夜

実は、明日から!と意気込んでいた矢先、いちばん温かく見守ってくれた父の突然の死を知らされました。

しかも、コロナと、直前まで元気だったことも手伝い、皮肉にも孤独死とさせてしまっていたのです。

大量の手記から、私達 兄妹3人への「愛」と「寂しさ」が、ひしひしと伝わってきて。

もっと、できることがあった。
もっと、気遣ってあげられればと、後悔に苛まれていました。

自分自身が孤独と不安に苛まれていたなか、WEINのみんなやコミュニティのメンバーから、温かく力強いことばをかけてもらえて。(謎の寄せ書きまで…これは泣く。)

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 ■起きることすべてに意味がある


特に、WEINの代表の溝口勇児(以下溝口さん)からは、以下のメッセージが届きました。

つらいな…ごめんね、こんな時はどうしたらいいのだろう。かける言葉が浮かんでこない。

俺も父親を亡くしたから苦しさや辛さは理解できるつもり。いや、おれの想像をはるかに超えてるのだと思う。

少しでも力になりたい。でも、どんな言葉をかけていいのか、どう接したらいいのか分からない。

ただ、大切な人を失った時に、たとえ悲しみの中にいても、人はまたどこかで前を向いて歩みはじめないといけない。けど、その時には、決して目には見えないけど何か新しい力が備わるものなんだって俺は思うんだ。どんな人にもいつか別れは訪れるけど、それを乗り越えた時に、人は成長する。だから大切な誰かを失うことは、人を不幸にさせるだけのものではないと信じてる。

訃報が届いた5月12日、

孤独・不安・退屈をなくす、WEINに参画して新しい挑戦を始めた 5月13日。

人生、自分の身に降りかかることは意味がある。いや、正しくは意味を持たせて、そこから学んで前に進むこと。これから一緒に困難を乗り越えていこう。


確かに、辛いからこそ

せめて、近くの人・大切な人くらいは、
自分の力で「孤独・不安・退屈」をなくしたい。
その為の実力や影響力をつけたい。


一層、そう想えるようになりました。

今は、これから降りかかる困難も、すべて意味あるものに変えて、自分や周りに還元していこうと思えています。

■溝口さんとの出会い


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まず、元々、WEINの現代表、溝口さんとは数年前からの付き合いです。第一印象は「声も低いし、背も大きすぎるし、とにかく怖い」でした笑。

元不良(?)で高卒、元フィットネストレーナーというキャリアながら、創業した企業で未上場で150億の調達。
また彼が20代の時に大御所のVCや著名なエンジェル投資家とのミーティングや会食時に「偉い人なのかもしれないけどあまりに理不尽だった」と途中で帰ったり、率直に意見を伝えて口論になったりで話題になるなど笑、スタートアップ界隈ではいろんな意味で名が知られていた人です。

当社(まーけっち)の複数の企業を上場まで率いた経験がある財務担当も「数々の経営者の中でも、彼は頭ひとつ抜きん出ているよね」と。

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溝口さんが始めた、起業家支援のコミュニティ(Founders)のアクティビティで、皇居を走るイベントでも、GS出身の投資家さんから、たった一週走りながら伺っただけでも、溝口さんのエピソードが色々凄くて(詳しくは割愛します笑)当時はただただ、「変わった人だなー」と笑。

■なぜ忙しいなか起業家支援?

私も、溝口さんが始めた、起業家支援のコミュニティ(Founders)に参加させていただき、そこでの学びに、とても助けられました。

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ただ、FiNCの代表でハードワーカーとしても有名な彼が、利益・採用に直結しない活動が不思議で仕方ありませんでした。

例えば、ファイナンスの講演なら、ただの小手先のテクニックではなく、抽象度が高く本質的な話から、具体的な解像度の高い話まで……なぜここまでしっかり話してくれるのだろう、と。

土日も悩んでる起業家の事業やファイナンスの相談に乗っていて、起業家に優しすぎる……

後日、その理由を聞いたら「リスクテイクしながら経営する現役の起業家というステージだからこそ伝えられることもあると思ってて。それにTVやYoutubeや旅行や会食よりも、起業家の斬新なビジネスモデルや若い情熱に触れる時間の方が、自分も成長できるから」と言っていました。ストイック…

○WEINとコミュニティの創設

しかし、FiNCの退任後、挑戦を支援するWEINの創設の話を聞いて、

「なるほど、きっと、本当にやりたかったことだったんだろうかな」と勝手に合点がいきました。

それは、私が追うものとも重なり、マーケティングTEAMのリーダーとしてお手伝いすることになったのです。

■突然の退任要求

そんな、溝口さんをより深く知ったきっかけは2020年12月の突然の退任要求の事件です。私がその件について詳しく聞いたのは、当日から2日後。

溝口さんと対立していた側の人たちからもいろいろ聞かされていました。ただ、一方だけではなく、溝口さん達側の話も聞きたいなと思っていたので、WEINコミュニティのリーダーの方達と何名かと共にお話を聞きました。

人材を見極めるためのビジネス適性診断を開発してしまうほど、疑り深い私ですから、そのときは、盲目的に溝口さんを信じることはできませんでした。溝口さんを糾弾している方々も錚々たる面々。影響力もとてつもなく大きい、凄そうな人たち。

自分は、どうするべきか…いささかの葛藤のなか、いきついたのは「事実をベースに判断する」ということ。

色々な情報の中でも、特に判断要素として大きかったのが下記です。

・溝口さん達からは税理士や公認会計士の詳細の報告書や弁護士見解など、具体的なものが示されます。しかし「溝口が不正をした」と言っていた相手側からは証拠が何も出てこないこと。さらに2月下旬に出た相手側の記事が、12月とは異なり、論点が「ガバナンス」に変わっていたこと。

・事前に本人をはじめ、CFOや経営管理の責任者をはじめとする溝口さんの周囲への事実確認がなされていたかったこと。

※糾弾内容をよく見ると、ベンチャー経営では起きがちなことで、仮に全てが本当だったとしても、解決や改善が可能な内容。本当に組織を良くしたいなら、是正勧告のない退任要求はメンバーにも対外ブランド的にもマイナス過ぎ、通常なら他のやり方を選ぶはず。なので、ビジョン達成とは別の思惑が強いのでは?という印象でした。

・溝口さんの、人の心や身体の健康の為に人生を投じる一貫性のある生き方。そして今回も、誰よりも働き成果をあげていて、誰よりもWEINのビジョンに貢献していたのは溝口さんだったこと。

 ※私も事件前から、コミュニティのリーダーとしてではありますが、毎週zoomで定例開催されるWEINの全社員・コミュニティのリーダーのミーティングに参加していましたし、社員の方との会議もありました。しかし、対立している相手側の方が出席や、そもそも影を感じることはほとんどなく、何か大きな貢献をしているようには見えませんでした。

事実、記事が出た際にも「公開の場で議論をしましょう」とSNS等で提案する溝口さんに対して、相手側はなぜかそれを避けていました。
(今でも「公開の場でも、どこでもいいから、彼らと話したいなー」と言ってます。)

その後の相手側の態度と主張の内容や、関係者へのヒアリングから、どこに真実があるかが見えてきました。

率直な印象としては、事件が起きた当時は、WEINはできてまだ6ヶ月の創業間もないスタートアップで、課題が出ないわけがない。寧ろ、それをどう上手く解決していくかが経営陣の役割のはず。

それにも関わらず、事前に本人や事実確認がないままに退任要求、また記事が出てからしばらくは取引先や各方面に「溝口とは縁を切ってほしい」と言って回ったり、残された社員に対しても昇格や昇給の話を出して人心を掌握したり……

最近でも、元社員の方々が対立した相手側から援助を受けて、WEINに所属していたときに担当していたものとそっくり同じ事業をリリースしているのを見つけてしまって、、、正直カッコわるいなって思います。

権力になびいて、保身のための言動の数々。それが誠実でないのをわかってるからこそ、自分達の行動を肯定にするために、溝口さん側の問題を指摘するという構図になっているのだと気づきました。

当時は第三者の立場で見ていましたが、明らかに普通のやり方ではなく、残されたメンバーのことやよくわからないままに辞めていった方達のことを思うと、心からいたたまれない気持ちになり、私もつらかったです。

■ ”今は小船かもしれないけど”


経緯や詳細は公式見解にまとまっていますが、12月1日の夜も、全社員や全コミュニティーリーダーが入るメッセンジャーグループで双方が言い分を主張していましたが「マンガやドラマでよく見るけど、現実でもこういうことって起きるんだなー」と最初は他人事で見ていました。ですが、事実が少しずつ明らかになるにつれて、次第に残されたメンバー達に感情移入するようになっていきました。

その中で、当時の溝口さんから送られてきた文章が下記です。

数多くの似た境遇に立たされたことのある人達から励ましの連絡をもらって、おれ以外にも、真実に蓋をされて、物事を一番悪く見えるように切り取られて、泣き寝入りせざるを得ない状況に追い込まれた人がたくさんいるんだと知った。

でもね、もう弁解したり、関係者や近い友人に説明するのはほんとに疲れたんだ。「あいつらがわるい、おれたちはわるくない」って言って回るのはなんか自分らしくないなって。俺もお世話になった人達に多大なご迷惑や心配を掛けてしまったし、めちゃくちゃ反省しないといけないことばかり。特にチーム作りという観点では、今回の痛みを忘れずに真摯に受け止めて今後に活かす。今回の逆境をバネに、誰よりも経営者として成長して、誰よりも大きな自由を収めて、結果と姿勢で絶対に証明する。今は、どうなるかわからない小船に見えるかもしれない。でもこの船を必ず大きくするよ。絶対にあきらめないから。

私の目から見ても、課題や反省すべき点はたしかにあります。とにかくコミュニケーションが足りていなかったし、オーラが良くも悪くも強く、それに事業優先で本当に忙しいのも相まって、周りの人が相談しにくくなっていた面もあると思います。

ただ、今は間近で仕事を共にする中で、自分の判断が間違っていなかったという安心感が日を追うごとに増しています。

■裏切られても「信じる」

今回の件でいうと、狭い業界で、相手が相手だけに、誰しもが公には発言しづらくて、外側には伝わってないことも多い。

だけど、古くから溝口さんを深く知っている人がたくさんオフィスに訪ねてくれたり、最近は一緒にミーティングや会食の場に同席することが増えましたが、権威ある人たちと対立し業界の話題となるような事件が起きても、影響力の大きな人達が離れていかなかったのは本当に凄いことです。

事実、溝口さんは昨年末から今日までずっと役員報酬はゼロにし、WEINに残ってくれたVCや株主には絶対に恩返しすると言い、今回対立した相手側を含め、ファンドに出資をしてくれた方達に損をさせないよう自費で損失分を返す、かかわった人には一ミリも損をさせないと奔走し、それを具現化する姿を見て、こうして信頼を積み重ねているのだなと。

一緒に働く中で、溝口さんは人の言葉をそのまま信じすぎるところがあるので、チームメンバーの間では「私たちがしっかり見極めようね!」と話しているのですが、本人に「いろいろ大変な目に遭ってるのに、なんでそんなに人を信じられるのですか?」と聞いたらおもしろい答えが返ってきました。

相手の言葉を必要以上に疑うことで、回避できる失敗は確かにたくさんあると思う。けど、疑ってばかりいたらチャンスも素通りする。俺の場合、失敗ばかりしてるから伝わらないかもしれないけど、これまでの人生は信じて得られたものの方が圧倒的に多い気がしてるんだよね。だからスタンスは変えたくない。でも難しいね苦笑。


疑って見抜くことは容易だし、裏切られた経験だって人一倍ある。

にもかかわらず、未だに、

「まずは信じる」
「それで得ることのほうが大きいと思っている」

と、言っていて、この人はまた大きな問題を起こしそうだなと思いました。笑

その人にしかない強みは、周りの仲間がフォローすべきだなと改めて心から思いました。

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■TEAM・相互補完性


人には表裏があります。

「素直」という長所は、見方を変えれば時に「軸がない」とも思われがちです。

ソフトバンクの孫正義さんやAppleのスティーブ・ジョブズさんは強いリーダーシップの持ち主であることは有名ですが、こうしたリーダーは時にワンマンと言われたり、ネガティブに扱われることもあります。

その人の大きな強みの裏の弱みの部分を簡単に批判して、中庸を歩く凡人にするのは、社会にとっても本当にもったいないことだと思いませんか?

だからこそ、周りの仲間がフォローしあえるチームはとても大事なのです。一緒にプロジェクトを進めていく中で、私の弱みだと認識していた特徴が、寧ろ、ナンバーツーとか左腕的ポジションであれば、相互補完性があるのではないかなと思うようになりました。

何より、才能の芽が潰されてしまうのは、社会にとってもプラスはない。

この一件で改めて理解したのは、スタートアップにはコミットメントが低い人を幹部に登用してはいけない、ビジョンに誰よりも本気な創業者の近くに必要なのは、創業者を必要以上に変えようとする人ではなく、共に歩む覚悟を持ってくれる人だということです。溝口さんの最大の問題は、そこに本気で向き合うことを怠っていたことではないかと思います。

以上が、WEINに会社を売却し、参画を決めた理由になります。

ここまで赤裸々に決断の裏側を書いた理由は、これから本格的に、WEINに親和性がある人、組織とは連携したい、私たちで力になれることがあれば尽力したい、そう強く思い、WEINで起きたこと、そして、私の感情の変遷や本音を書きました。


■これからの時代の「最強のTEAM」作り

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WEIN GROUP も、WEIN.TEAM(コミュニティ)の皆も、本当に素敵な人であふれていて、まさに、もうすでに素晴らしいチームになってきていると思います。(「今年は基盤を作るためにペースをおとす」と言ってますが、何故かすごいスピードで仲間が増えています。笑)

彼ら1人1人の成功を心から応援できるし、楽しそうに挑戦の話をしているのを見ていると自分まで嬉しくなれて、そんな環境に身をおけることを心から幸せに感じます。

思えば私が起業して、周りとの熱量の差に戸惑ったり、事業の方向性で迷ったときに、Founders(起業家コミュニティ)での、自分の悩みも理解してくれた上で、アドバイスをくれる仲間の存在には、本当に救われました。

そんな、熱量を持つ人が切磋琢磨しあえる、強いTEAMが大きくなっていったら、社会的なインパクトもものすごいことになると思いませんか!?

コミュニティ2


ビジョンでつながるコミュニティは新しく、繋がりやソーシャルキャピタル(人間関係資本) はこれからの時代最も重要といえます。私達は、それが得られる仕組みを作り拡大させていきます。


■本当に頑張ってる人、想いの強い人が報われない社会を変える。


挑戦者は、誰しも巨大な権力や既得権益の前に、どうしようもない無力感を感じるタイミングがあります。

これは挑戦の代償で、強い使命感や当事者意識を持つと、どこかで壁にぶちあたる。大きな挑戦をしている人であれば、この無力感を感じたことがあるのでは?


■果てしない無力感

なお、一連の騒動を近くで見ていた私は、これらの出来事をきっかけに、心のスイッチが入りました。


創業した会社は順調。売上も利益も毎年成長してる。けれど、「本当に本気で生きている」とは言えない、社会にインパクトを起こせる!とは胸を張って言えないことに気づいていました。



今回の一件においても、何度も自分の影響力の小ささを情けなく思いました。けれど、何もできずにただそばにいるだけだったのに、「山中さんの存在にとても救われた」と言ってくれていた。

それを思うと余計に、こういう、本当に社会にインパクトを起こす人の力になれなくてどうするんだろうという無力感を痛感し、力になりたい、変わりたいと強く思いました。自分が本気かとかそういう定義はどうでも良くて、できることを精一杯やろうと、そうじゃないと、最悪の結果になっていたとしたら、一生後悔することになるなと。ハッと目が覚めたような感覚でした。

同じように、自分の力なんてちっぽけで、大した挑戦や支援ができないのでは、と思ってしまう、でも誰かの力になりたい、という人。思い切って踏み出してみてほしい、と強く思います。それは、絶対に誰かの大きなちからになるから。


これまで書いた通り、私たちもまた、過去に同じような経験をしてきました。
そして同じような経験をしたからこそ、私たちは寄り添い、支え合うことができるチームになりました。

私も含め、心から「本当に頑張ってる人、想いの強い人が報われないのがつらい」そう思っている人が集まっています。

どんな困難や不条理に遭っても、諦めずにやり遂げられるのは、辛い時に側で支えてくれる同じ経験をしてきた仲間がいるからです。

WEINが目指す、「挑戦者支援プラットフォーム」とは、資金面やバックオフィスのサポートという狭義の意味にはとどまりません。

ベクトルは違えど、大きな志を持った挑戦者達が助け合い、どんなに辛くても無力感や不条理に立ち向かい続けるための精神的なサポートも大きな役割のひとつです。


■「相手より相手に本気になる」成長したい人は是非!

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WEINが作りたいカルチャーとして、定めてる定義は上記の言葉です。これだけきくと本当に体現するしんどさが伝わらないかもしれません。

私たちは、「相手よりも、時に相手の人生に本気になる」

という信念から、相手の人生の目標や掲げるビジョンの実現のためには、時に摩擦を恐れずに指摘し合い、時には本気でぶつかり合います。私は、元々の性格がおとなしい方なのもあって、いざやろうとしたって、なかなかできないんです。

例えば、溝口さんであれば、目標達成に心血注ぐ反面、困っている人に相談されたら、どんなに忙しくても解決に時間を割く(この1ヶ月も炎上している方たちからの相談にずっとのっていました笑)……私もたくさん経営者見てきましたが、こんな変わった人もいるんだと当時は遠目から見ていました。

「相手に向き合う」「周りを巻き込む」

これからの時代、どんなに崇高な目標をもっていても、結局多くの人の協力を得ないと大きな成果は出せなません。

そんな中、私自身も企業のリーダーとしてはあるまじきですが、踏み込むコミュニケーションや伝え方が課題であり、わかってはいても、どうしたらいいかわからなかった。

でも、WEINに昨年から関わって、着実にことばや仲間への接し方が変わってきている実感があり、周りからもそう言われます。これ凄くないですか。

優秀で志の高い仲間

代表の溝口さんのハードワークは変わらず、寧ろどんな逆境に立たされても、それに負けずに事業をものすごいスピードで前に進めることができる強さの証明ができ、近くの人に対しては更に求心力が高くなったのでは、と。実際、素敵な人がどんどん集まってきています。

ユニコーン候補のスタートアップのCFO、ビック5といわれる会計事務所で働いていた会計士、ブロックチェーンで著名なエンジニア、話題となったデザインを沢山手がけているデザイナー、その他にも大規模な事業開発やマーケティングを経験しているプロ、そしてこれまで働いた中で最も優秀と思える学生インターンがいます。そんな若者が一人や二人ではありません。

彼らと一緒にチームで伴走して働いたり、コミュニティメンバーも含めた朝会(コンパス)では、切磋琢磨できる仲間を増やすワークも盛りだくさんです。今は、社内外関わらず、チーム一丸となっていて、とてもやり甲斐ある環境です。

からおけ

WEINは、シェアオフィスやバーチャルオフィス、バックオフィス支援など、さまざまな起業支援行っています。カラオケやフィットネスなどのウェルビーイングなネットワーキングイベントも多く、起業家などいろんな方が気軽に遊びに来てくれます。

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ここまで長らくお付き合いいただき本当にありがとうございます。WEINに少しでもご興味を持ってくださった方は、下記から是非ぜひご応募ください。

(募集職種はこちら。 オープンポジションもあるので気軽に遊びに来てください!!)

また公式サイトからぜひコミュニティへの応募を。

サイトのコンテンツなどもこれからどんどん更新予定で、実際の取り組みなど詳細をまだ掲載出来てない為、ご質問などもお気兼ねなくご連絡ください!


山中思温

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