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振り返るのが怖い。


“まず気付く。 今が生きづらいと思われている方にはぜひ、これまでの自分を振り返ってみることをお勧めします。”

___後ろの正面だぁれ
時折昔はどうだったかなと振り返ろうとするが、なぜか怖くて振り返れない。具体的に何がという象徴はないのだが、えもいわれぬ怖さがある。
ん?いや母の存在が怖いのか。だから今の状態になっているわけで。

そしていざ「えーっとあの頃は…」と始めると記憶が断片的でまるで繋がらない。なんなんだこれは。

浮かんでくるのは親戚やご近所で私の話題になると母が私を貶す言葉を吐いていたこと___ダメだ、心のささくれがひどくなっていく。

何をしていても支配的であった母。5W1Hかというくらいに全てを伝えなければいけなかった。かといってそれを信じている様子もなく終始疑いのまなざしで見ていた。苦しかった。辛かった。結局何を言っても信じてもらえない。でも言わないと言うまで言葉が追いかけてくる。

今でもまだ買い物に行くと脳内に母の苦情が響き渡る。
まだまだ過去の自分に出会うまで一歩も進めてないな。
待っててね、過去の私。きっと見つけるし、きっと楽にしてあげられる。
それまではイバラの道を歩むのか…!!!?

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