サッカーのプレーの本質
サッカーは勝敗を競うゲーム。
勝敗は得点数で決まるため、相手より多く得点する必要がある。
そのために、自分達はゴールを奪い、相手にはゴールをさせないようにする。
ここまでは誰もが知っている話。
本題は「どうやってゴールを奪うのか」というところ。
サッカーはどうやってゴールを奪おうとしているのか、それがわかればサッカーの試合で何が行われているのかがわかる。
逆にそれを知らないままプレーしたり観戦したりすることは、映画で冒頭30分を見逃したまま続きを見るかのごとく、サッカーへの理解を難しいものとしてしまう。
ではどうやってゴールを奪おうとしているのか。
細かい戦術や多くの専門用語で説明するような話ではなく、もっと大きな枠組みでシンプルな話。
サッカーにはゴールを奪いやすくするために優先的に狙いたい有利になる行為が1つある。
まずその行為を狙い、それを相手が潰しに来ると他の有利が生まれる、というサイクル。
その行為をお互いに通そうとやり合うことで他の行為が生まれる、それがサッカーのプレーの本質。
細かい戦術や多くの専門用語はその本質を彩るものとしてあるだけ。
その優先して狙うべき有利になる行為とは何か。
ここで「それはシュートだ」などとは言わない。
それは、対戦型のテレビゲームにおいて「たくさんダメージを与えた方の勝ちだ!ダメージを与えるためには攻撃ボタンを押すことだ!」と言っているようなものだから。
この例で言うなら「効果的にダメージを与える行為」が有利になる行為になる。
サッカーにおいて効果的に相手にダメージを与える行為=ゴールを奪いやすくするために優先的に狙う有利になる行為とは
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