シオンコーチ

サッカーのコーチ / サッカーや教育について主に発信 / twitter→ もっとみる

シオンコーチ

サッカーのコーチ / サッカーや教育について主に発信 / twitter→https://twitter.com/shion_coach

メンバーシップに加入する

【自分たちが愛しているスポーツによって社会に貢献し、 価値を上げることで、スポーツ界の発展に還元される。そのために出来ることを考えて実行していく。】 その競技に関われるのは、その競技があるおかげ。 その競技があるのは、その競技に価値を感じている人がいるおかげ。 その競技に価値を感じてもらえれば、競技力の向上に評価がもらえるかもしれない。 その競技の価値が上がれば、より多くの支援を受けることが出来るかもしれない。 競技力の向上と支援によって、より多くのものを社会にもたらせるかもしれない。 自分たちが愛したスポーツでそんなことができたら良いですよね。 選手、保護者、指導者、ファン、サポーター、スポンサー、学校、病院、商店街などなど、様々な立場からそんな未来を一緒に作っていきましょう!

  • 会員

    ¥100 / 月

マガジン

  • シオンコーチの有料記事

    誰にでも読まれたい!って思わない記事。他の記事で良いなと思った時などに、ここの記事をサポートついでに購読してくれれば幸いです。

最近の記事

育成年代で「やから系コーチ」のチームが強い理由

やから(輩)は「ガラが悪い」と定義して。 実際、強いチームのコーチがやから系ってのはけっこう多い。 いつもキレてて、口が悪くて、怒鳴って、詰って、罰を与えて、偉そうで、そんなコーチのチームが強いの。 やから度には差はあるものの、偉そうに指示しまくってるコーチのチームが強いのはけっこうあるあるで、選手としてか親としてかどっちかでも育成年代の経験者なら割と見たことあると思う。 ではなんでそんなコーチのチームが強いのか。 その理由を考察した結果を書いていく。 「教え込む」との相

    • ボールにプレッシャーをかけない守備はアリかナシか

      守備の小話。 いろんな試合をちょこちょこ見ていると、守備側が全くボールにプレッシャーに行かないシーンを見かけることがある。 最近これを多く見かけるようになった気がする。 守備に穴を開けた状態で奪いに行ってその穴を使われるのが嫌だから、ってのは分かる。 でももしそのボールプレッシャーゼロ現象がやたらと増えているのだとするなら、おそらくその「無闇に奪いに行かずに、まずは整えてから出よう」を大事にしすぎている傾向があるのかもしれない。 ただそんなシーンを見て思うのが「今のそれ

      • サッカーの”楽しさ”とは

        サッカーの楽しさとは。 と捉えています。 人は「進歩」を感じられるときにモチベーションが高まります。 その「進歩」は少しずつでいいから続くことがモチベーションの維持には大事です。 なので学習を続けて”いける”ことが楽しさの条件にもなります。 サッカーにおいては「より勝率が高まること」が「進歩」になるため、「次は勝てるかもしれない」と考えられることが、学習を続けるための動機になります。 「こうしたら勝てるかもしれない」「ああしてたら勝ってたかもしれない」そんなことを考え

        • サッカーとフットサルの「スペース認知」の違い

          眠たいけど寝れないという変なコンディションの中で、J2リーグをiPhoneで流しながらiPadでフットサルをボケーっと見ながら思ったことを。 (プレミアリーグ見ようと有料プランに入ったAbemaはフットサルもあるの熱いよね) サッカーとフットサルでは主に認知しているスペースが違うように感じた。 サッカーではこうやって“相手選手間の隙間“を主なスペースとして捉えてプレーしているように見える。 そのスペースに入ったり出たり、このスペースを広げたり止めたり。 フットサルでは

        育成年代で「やから系コーチ」のチームが強い理由

        マガジン

        マガジンをすべて見る すべて見る
        • シオンコーチの有料記事
          シオンコーチ

        メンバーシップ

        投稿をすべて見る すべて見る
        • Slackの招待URL 更新

          この投稿を見るには メンバーになる必要があります
        • お気軽にご質問ください

          この投稿を見るには メンバーになる必要があります
        • Slackの招待URL

          この投稿を見るには メンバーになる必要があります
        • Slackの招待URL 更新

          この投稿を見るには メンバーになる必要があります
        • お気軽にご質問ください

          この投稿を見るには メンバーになる必要があります
        • Slackの招待URL

          この投稿を見るには メンバーになる必要があります

        記事

        記事をすべて見る すべて見る

          “速く動ける“から出来てる

          サッカーのドリブルでよくある1対1と言われるシーンを想像してほしい。 わかるかい? フリーで受けてドリブルしようとした時、足が速い選手が得られるスペースと足が遅い選手が得られるスペースは、全く同じ状況でボールを受けたとしても広さが違うということ。 足が速い選手が繰り出すフェイントと足が遅い選手が繰り出すフェイントでは、それが同じ動作のフェイントだったとしても効果が違うということ。 足が速いか遅いかは相対的なもの。 足の速さの差は相手にこれだけの違いを生み出す。 相手より足

          “速く動ける“から出来てる

          効果的な学びは「言葉」ではなく「画」から得られる

          最近、人の動きを説明した際に、言葉にして伝えるということはとても難しいことなんだと感じた。 例えば。 「足を上げて」と言葉で伝えられたらどんな動きを想像するだろうか。 立っている状態でその言葉を聞けば、いわゆるモモ上げのような動きを思い浮かべるかもしれない。 では、どっちの足を上げる?どこまで上げる?その時の足首の形は?上半身はどうなってる? これらを言葉にすると、ものすんごい文字量になる。 ちゃんと説明するのに数分かかるかもしれない。 しかも立っているという前提を伝え忘れ

          効果的な学びは「言葉」ではなく「画」から得られる

          サッカーを好きにさせるとか楽しませるとか言ってんじゃないよこのバカチンが

          武田鉄矢さん風のタイトル。 そこに大きな意味はなくただのノリです。 サッカークラブやスクールでよくある謳い文句。 「サッカーを好きにさせる」 「サッカーを楽しませる」 それを見ながら思ったことを。 思ったことをそのまま言うと 「別に好きにさせようとしたり楽しませようとしたりしなくていいんじゃね? 好きだから、楽しいからやるんだろ? つかサッカーって何もしなくても楽しいものだろ? だから世界中でロングセラーなんだし。 なんでわざわざ“させよう“とさせるんだよ。 嫌ならや

          サッカーを好きにさせるとか楽しませるとか言ってんじゃないよこのバカチンが

          選手を売るか、指導を売るか

          下にあるスカウトについての記事を読んでふと思ったこと。 何を売っているのか。 商材は何か。 ここの捉え方がそもそも日本は独特なのでは、というお話。 タイトルがほぼネタバレなので、それで想像がつく方は本記事は読まないで、スカウトの記事だけでもご覧になってくださいませ。面白かったよ。 本記事の本題。 『選手』を売ってるのか。 『指導』を売ってるのか。 どちらを商材として扱っているかで、当然マーケットは違うわけで。 『選手』ってのは、選手本人ももちろんそうだし、その選手に関

          選手を売るか、指導を売るか

          私はコーチ業をあきらめた

          先日見たニュースで、片付けのプロである こんまり さんが「私は片付けをあきらめた」と言っていた。 とのこと。 でもそこで大事なことも言っていた。 片付け自体は目的ではないということ。 片付けをすることで何を得たかったか。 そこを見つめ直すことはとても大事。 さて、ではサッカーのコーチは、コーチをすることで何を得たいのだろうか。 先日、「アオアシ奨励金」という活動のツイートを自分のタイムラインで見かけた。 その感想をこのようにツイートした。 今の日本では子供たちはお

          私はコーチ業をあきらめた

          理論上の理想の攻撃配置

          テーマは「攻撃時のコンパクト」 この画像①と画像②の違い。 見た通り攻撃側(赤)の距離が違う。 画像②にある黒い線は目安として30mを表している。 一般的に攻撃においては画像①のような広がりが推奨されているが、実は画像②の方が効果的ではないか?という話。 理由 画像③④は画像①②に矢印を加えたもの。 その画像③と画像④の矢印を見比べてみてほしい。 画像③はボールを蹴る距離も、人の移動距離も、画像④に比べて遠いことがわかる。 それによってゲームにどんな影響があるか。

          理論上の理想の攻撃配置

          守備を崩すには

          前提として、どんなに良い守備でも、守備は「タイミング」で成り立っているということを忘れてはいけない。 戦術ボード上で「ここではこう構えてこのコースを切って」とかやってても、実際にそのタイミングでそうなっていなければ、その守備は成立していない。 そしてその”タイミング”は「予測」が元になっていることも頭に入れておこう。 ボールは人より早いし、人も攻撃側は先に勝手に動くのだから、広いコートでそれに対応するには予測せざるを得ない。 でだ。 じゃあそんな守備を崩すにはどうしたらい

          守備を崩すには

          誰がボトルネックか

          「もっと下から意見とか提案を出してほしいんだけどな」と、先日まあまあ上に位置する管理職をやってる友人に相談された。 どうにも部下たちからはそういった声がなかなか出ないらしい。 「それと何か新しいことをやるにしても、なかなか話が進まないんだよね」という部分でもアイデアを求められた。 ということで、いつもどういう状況になるのか話を聞いてみた。 まとめるとこういうことだった。 話し合いや会議の意図が不明瞭で上長の報告が主 提案を出すフローおよび承認のフローが不明瞭 でも話

          誰がボトルネックか

          「再現性」の罠

          サッカー界で近年よく聞く言葉「再現性」。 「安定した結果のためには再現性を持つことが大事だ」なんてよく聞くけど、最近それについて違和感を持ったから記事にしてみる。 記事の内容をざっくり言えば、「不自然な再現性を求めることは安定した結果からむしろ遠ざかるのでは」みたいな話。 再現性といえば、「ビルドアップでは相手プレスに対して数的優位を作って〜」とか「5レーンの攻撃には5バックを形成してこう対応して〜」とか、いわゆる戦術的な行為がよく挙げられると思う。 この戦術的な行為は

          「再現性」の罠

          「自分がしてほしい」が言えない日本人

          最近、自分の感情に向き合えていない人によく出会った。 そこで思ったことを。 その人達は誰かに何かを教えるときに共通してこんなような言葉がたくさん出てくる。 よく聞く言葉だとは思う。 ただ、これらの言葉は実は全部「”誰かのせい”にしている言葉」だったりする。 ”誰かのせい”を言い換えると、”誰かの責任”と言えるだろうか。 「良い」とか「ダメ」とか「普通は」とか「あなたのため」とか上記の言葉全て、世間の評価や周囲の基準または”あなた”が「そうすべきだと言っているよね?」

          「自分がしてほしい」が言えない日本人

          You Tube「桜井政博のゲーム作るには」チャンネルから学ぶ、サッカーというゲームの面白さ

          ふとYou Tubeのオススメに出てきた動画から多くの学びがあったからそれを自分なりにまとめてみる。 ちなみにこのチャンネルの桜井政博という方は、ゲームの「カービィ」や「スマブラ」を手掛けた人。 ゲームの面白さオススメに出てきてまず見た動画がこれで、そして一番「なるほど!」ってなったのもこれ。 ポイントを絞ってくれている動画だから見れば一撃でわかるんだけど、言われているポイントを抜き出すとこんな感じ。 なるほどまさに!と唸った。 という例えがしっくりくるほど、何かを

          You Tube「桜井政博のゲーム作るには」チャンネルから学ぶ、サッカーというゲームの面白さ

          「勝利か〇〇か」で語るべき〇〇は”育成”じゃないんじゃない?

          キッツイ言い方が多い記事なので、気分を害されたくない人は読まずに閉じたほうが良いですよ。 ただの愚痴みたいな内容なので。 …読むの? 知らないよ。 まず「勝利か育成か」っていう一生同じこと言ってる議論についてはこの記事で結論を出した。 記事読むのめんどくさい人向けに簡単な結論だけを書けば 「権利を遵守した上で勝利を目指せ。そうすりゃ育成にもなってるよ。」 みたいな感じ。 これ以上の答えは見たことないし、これに異論も無いでしょ。そう信じてる。 だからもう噛みすぎて味が

          「勝利か〇〇か」で語るべき〇〇は”育成”じゃないんじゃない?