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サッカーのコーチ / サッカーや教育について主に発信 / twitter→https://twitter.com/shion_coach

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【自分たちが愛しているスポーツによって社会に貢献し、 価値を上げることで、スポーツ界の発展に還元される。そのために出来ることを考えて実行していく。】 その競技に関われるのは、その競技があるおかげ。 その競技があるのは、その競技に価値を感じている人がいるおかげ。 その競技に価値を感じてもらえれば、競技力の向上に評価がもらえるかもしれない。 その競技の価値が上がれば、より多くの支援を受けることが出来るかもしれない。 競技力の向上と支援によって、より多くのものを社会にもたらせるかもしれない。 自分たちが愛したスポーツでそんなことができたら良いですよね。 選手、保護者、指導者、ファン、サポーター、スポンサー、学校、病院、商店街などなど、様々な立場からそんな未来を一緒に作っていきましょう!

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言語化の罠

言語化のメリットとデメリットまず、言語化のメリットとデメリットについて考えてみましょう。 AIに聞いてみるとこんな回答が返ってきました。 このように、言語化には、自己理解の深化、思考の整理、他者とのコミュニケーションの促進など、さまざまな利点がありますが、言語化の過程で感覚や経験が制約を受け、解釈が固定されてしまう点や、言葉自体が持つ曖昧さが原因で誤解を生むリスクがあるのです。 言語化と具体性の限界言語化は、物事を理解しやすくするために具体化する行為に近いものです。し

    • 結果が大事

      「結果より過程が大事」というよくある話に疑問をもったから記事にしてみる。 大事なのは結果なのでは!と。 「結果はコントロールできないから過程が大事だ。」 とか 「過程を評価しないと結果を誤魔化す。」 とか 「結果より過程を誉めた方が(評価した方が)良い。」 とか 「過程が大事」についてはいろいろ言われている。 が、これらの言及において「過程」と「結果」とはどんなことを指すのだろうか、と疑問に思う。 大事と言うからには「過程」と「結果」は評価するもの、というのを前提として。

      • オフェンスポジショニング ビルドアップは前で決まる

        オフェンスポジショニングシリーズ。 第4弾。 ↓シリーズ過去作 (第3弾は有料) 今回はビルドアップについて。 「ビルドアップ」の定義は様々ありそうなので、本稿では 「ボールと最終ラインがD3にある状態から、マイボールのままボールと最終ラインがM3以上まで進むこと」 としておく。 D3=ディフェンディングサード=コートを3分割した際の自陣1/3 M3=ミドルサード=〃の中盤1/3 A3=アタッキングサード=〃の相手陣1/3 そのビルドアップにおけるポジショニングで「そ

        • 最強の個人ドリブル練習

          最強の個人で行うドリブル練習とは コーン何個かをテキトーに置いてスラロームを足裏無し&スピードの変化を付けてやる! ドリブルが上手くなりたい!でも練習相手がいない!って言うならそれをやりなさい。 以上! 以下は理由などを長々と。 よくある「その場でのボールタッチ練習」の否定から話を進めていく。 「その場でのボールタッチ練習」とは5分10秒ぐらいから始まるようなタッチの練習のこと。 ドリブル練習としてよく見かけるし、コーディネーション練習としても良い!と言っている動画

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        記事

          オフェンスポジショニング 実践への概念と原則

          オフェンスポジショニングシリーズ。 本編は、筆者が数年前から推奨している「概念」とその概念を利用した3つの推奨している「原則」、というオリジナル理論の紹介をする。 前々編↓ 前編↓ オリジナル理論の発表は恥ずかしいから有料記事。 筆者は現象や原則、スキルに技名みたいなのをつけているのを見るとすごく恥ずかしくなるタイプ。 それを自分でやるという矛盾。 なぜそんなことをやるかと言うと、文章にすることで自分の中で原則の整理をしたいからと、それを記録としてどこかに残しておきたい

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          オフェンスポジショニング 実践への概念と原則

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          オフェンスポジショニング 縦関係を作るということ

          下記事の続編のような話。 まだ読まれていない方は先に是非。 「ポジショナルプレー」「5レーン理論」などからの影響も大きく、昨今では「相手の各守備ラインに対して攻撃側を何人ずつ配置することで数的優位を作る」という攻撃側ポジショニングの解釈と対応が当たり前になっている。 この既存の解釈だと忘れがちになってしまうのが”縦”の視点。 数的優位とは、横方向の人数差だけでなく、縦方向の人数差でも発生する。 本記事では「縦関係」で優位を作ることの重要性を書いていく。 (下記ツイートが

          オフェンスポジショニング 縦関係を作るということ

          オフェンスポジショニング3.0

          最近の攻撃側のポジショニングがこうなってきているのではないか?という全て仮定の話。 OP 1.0  対マンツー期「ボールは勝手に動かない。人がボールを動かす。」 という考えから、マンツーマンマークで人を抑える守備が常識となり、それに対応した攻撃側のポジショニングは、デスマルケ(マークを外す動き)やワンツーなどのパス&ムーブのような動きが発達。 自身のポジションに相対する守備者を攻略するための、ボールテクニックも含めた1体1または2対2での突破など、局所的な少人数の対戦を攻

          オフェンスポジショニング3.0

          ブラジルと日本における育成年代サッカーの違い

          Youtubeの「那須大亮 / Daisuke Nasu」チャンネルで、ブラジルサッカーに挑戦というシリーズがあり、それを見て「ここは日本の育成年代とは違うな〜」と思ったことを。感想文と仮説的な内容。 筆者も昔少しブラジルに滞在していたことがあり、その時の体験からの知識も含め。 ↓このシリーズ ブラジルはいつでも選手が入れ替わる環境ブラジルのクラブでは、練習生(トライアウト)やスカウトが連れてきた選手などがシーズンの途中でも急にやってくるし、AB的な立ち位置も日々入れ替わ

          ブラジルと日本における育成年代サッカーの違い

          1対1のドリブル

          先日、選手の1人に「どうやったらドリブルで1対1を抜けるようになるの?」と質問をもらいました。 本人にはその時にかいつまんで伝えましたが、自スクールでは基本的には教えない内容なので、他のスクール生の保護者にも参考までに送ったメール(と、おまけ)を記事にしてみました。 以下その内容 まず、1対1で抜くにはある程度の「足の速さ」が必要です。 相手と同等レベルの足の速さが無いと抜き去れない(相手を置き去りにできない)ですからね。 どんなに足技テクニックやフェイントが上手な小学

          1対1のドリブル

          守備は危ないところから

          どうもサッカーのコーチです。 先日守備テーマの練習をしていた際に、子供達が「なるほどねー」ってなってた話がある。 練習中に、守備側で何でもかんでも前に出て取りに行く子が多いので「ちょっと待ちなさいよ」と。 下図のような図をボードで示して、 「1対1なら守る幅は図1みたいになるから、②よりも少しでも前に出て①に近い方が安全なことは確かに多いね。でもさ、じゃあ図2みたいにもう1人攻撃がいたらこの守る幅がどうなるかわかる?そう。幅が変わったでしょ。パスを出されるかもって考えた時、

          守備は危ないところから

          屋外スポーツ × WORKMAN の可能性

          プレーヤーにもコーチにも最強のアウター「イナレムプレミアム防水防寒コート」先日、WORKMANにて冬で最強の一着を見つけた。 それがこれ「イナレムプレミアム防水防寒コート」。 何が最強かと言うと、防水防風機能がついてて、その上で透湿度に優れ(蒸れにくい)、そして動きやすい作りになっているダウンコートってところ。 コーチ的目線だと、ポケットが多いのと、時計(自分はApple Watch)が袖に埋まらない仕様もありがたい。 そんな盛りだくさん機能で7,800円というところも

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          「間伐」から考える組織のあり方

          「間伐(かんばつ)」とは森林の環境を守るためにあえて木を切ることです。 噛み砕くと。 「木が多いのは良いことね!」とか言って森林の木々をそのまま生やしっぱなし伸ばしっぱなしで密林状態になると、伸びてる木は老いて弱くなるし、若い木は育たないし、土が悪くなって災害にもなりやすくなるし。だから適切な密度にしようぜ! というのが間伐です。 過密な森林のデメリットを噛み砕くと。 土に光が届かない過剰な密度の森林は、木がお互いを邪魔して森林そのものが朽ち果てます。 ですかね。 増え

          「間伐」から考える組織のあり方

          生み出す「概念と価値観」が未来を作る

          サッカーのコーチなので、やっぱりサッカーの話はするが、そこに行く前に例を出してみる。 最近テレビでカラオケを歌う番組をよく見かける。 ただ歌うだけでなく、カラオケの採点機能を使って、成否や勝敗を決めることでゲーム性を出しているような番組だ。 カラオケ採点機能では点数を出すだけでなく、メロディラインを正確に追えるかどうかをリアルタイムで視覚化することもできて、それを1音でも外したら即終了、というゲームにしている番組もある。 この採点機能や番組によって ・機械が平等な基準

          生み出す「概念と価値観」が未来を作る

          ポゼッションが効果的に行われているかの指標

          タイトル通り『ポゼッションが効果的に行われているかの指標』について現在の考えを。 指標ポゼッション=ボール支配率を高めることで試合を有利にする戦術、として。 試合でのボール支配率が高かったとしても、それは試合を有利に進めることになっていたのだろうか?ただ戦力的に優位だったからそうなっただけでは?という疑問も湧く。 現状ではこれらの指標でポゼッションが効果的に実行されているか測れるのではないかと仮説を立てている。 1.は何mからが長いのか、2.は何km/hだったら良いのか、

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          育成年代で「やから系コーチ」のチームが強い理由

          やから(輩)は「ガラが悪い」と定義して。 実際、強いチームのコーチがやから系ってのはけっこう多い。 いつもキレてて、口が悪くて、怒鳴って、詰って、罰を与えて、偉そうで、そんなコーチのチームが強いの。 やから度には差はあるものの、偉そうに指示しまくってるコーチのチームが強いのはけっこうあるあるで、選手としてか親としてかどっちかでも育成年代の経験者なら割と見たことあると思う。 ではなんでそんなコーチのチームが強いのか。 その理由を考察した結果を書いていく。 「教え込む」との相

          育成年代で「やから系コーチ」のチームが強い理由

          ボールにプレッシャーをかけない守備はアリかナシか

          守備の小話。 いろんな試合をちょこちょこ見ていると、守備側が全くボールにプレッシャーに行かないシーンを見かけることがある。 最近これを多く見かけるようになった気がする。 守備に穴を開けた状態で奪いに行ってその穴を使われるのが嫌だから、ってのは分かる。 でももしそのボールプレッシャーゼロ現象がやたらと増えているのだとするなら、おそらくその「無闇に奪いに行かずに、まずは整えてから出よう」を大事にしすぎている傾向があるのかもしれない。 ただそんなシーンを見て思うのが「今のそれ

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