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スポーツの価値を上げたい


noteのサークル機能を使って、こんなサークルを立ち上げました。

会の名前は「スポーツの価値を上げる会」です。

このリンクから会のサークルページに行けます。
メンバーになった後は、Slackにて進めていきます。

この会への参加者を募るために、この記事を書きます。

なぜこのサークル機能を使うかと言うと、全ての人に参加してもらいたい気持ちはあるのですが、さすがにそれだと収拾がつかなくなるかもしれないので、真面目に取り組みたいという意思確認と、せめてnoteの課金機能が使えるぐらいの人に絞ろうと思ってのフィルターとして使った次第です。
有志と一緒に出来ることを探って進めていこうと思うので、「月額払うけど何してくれるの?」という方には合わない内容だと思います。
もちろん取り組みを知ってもらいたいので「そこでの話を見てるだけ」という参加方法をご希望であればそれでも問題ありません。

参加金額は100円/月です。
本当は10円にしたかったのですが、設定できる最低金額が100円だったのでその金額です。
(おまけであと2プランをnoteさんに申請しているのですが、この記事を書いている時点ではまだ承認されていないです)
※追記→記事のアップから数分後に承認されました。でもこのプランはおまけです。

私個人の力では成し得ないことだらけのため、出来れば多くの人と一緒に取り組んでいきたいと思っています。
お力添えのほどよろしくお願い致します。


以下では、この会をやるに至った思いをお話します。


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先日こんなツイートをしました。


私はサッカーのコーチをやっていますが、数年前から指導において自分の軸となる考えがあります。

それは「自分の大好きなこのサッカーというスポーツはこんなもんじゃない。楽しんで興奮できるのはもちろん、人生に役立つことが学べる大きな可能性がある。それをもっとみんなの常識にしたい。」という考えです。

「サッカーが上手くなる」ということは「試合に勝てるようになる」ということですが、その「サッカーが上手くなる」という行為は多くの学びを必要とするものでもあります。

何も考えずにボールを蹴っている選手より、プレーの意味を考えてロジカルに問題を解決していこうとする選手の方が成長が早いです。
一人で自分勝手にプレーする選手より、相手をリスペクトして仲間と協力してプレーする選手の方が結果は出やすいです。
不摂生な生活をしている選手より、栄養と睡眠の知識を持って自分を律せる選手の方が多くのプレー機会を得ます。
真剣に勝とうとする選手は多くのことを学び、多くの役立つものを得ます。
例えばこういうことにも教育的な価値があると思っています。

今の例はサッカーにおける教育面の一部ですが、このような価値を生かして社会に貢献し、もっと世間に認めてもらえれば、今までとは違った支援をいただけると思っています。


昨今では「指導者がもっと指導でご飯を食べていけるようになれば指導力があがるのに」という声を聞くことも多いです。
現代ではいろんな情報を得ることが出来、指導者が各々でサッカーを学び、教育を学び、レベルアップに取り組んでいます。
ですが、個々の指導者が勉強をして、自身を売り込み、数少ないご飯が食べられる椅子を取り合っているだけでは、この声の問題を根本から解決することにはなりません。
ご飯が食べられる椅子の数を増やさなければなりません。
それには競技の価値を高める必要があるでしょう。


先日拝見したこのツイートの記事も、多くの人にサッカーという競技そのもの、いやスポーツをすることに価値を感じてもらえなければ、どんなに効果的な誘い方をしても、今いる「運動に興味がある女子」を、同じスポーツ仲間で奪い合うだけになってしまうでしょう。


塾やプールは必要だから、と習わされますが、サッカーをそう捉えている家庭は少ないでしょう。
それとおそらく格闘技は護身として重宝されますが、ぶつかり合いがあって走力も鍛えられそうなサッカーを護身に役立つと捉えることも無いでしょう。
誤解を恐れず言いますが、一般的にサッカーは人生に必要なものとは思われていません。
テレビゲームと同じくただの趣味としての価値しか認知されていません。
他の競技ではどうでしょうか?


こんな記事もありました。

「サッカー」が見たいから放映権を買うところがあるそうです。
おそらく日本ではありません。
「サッカー」という競技そのものを楽しんでいるのは、まだまだ一部の層だからです。
「良いサッカーが見たい!」と思う人が多いなら、高校サッカーよりも、強豪高校の選抜のようなメンバーで行われている大学サッカーを見る人の方が多いのでは無いでしょうか?
いろんな営業努力で盛り上げてくれているJリーグや各クラブですが、日本のみんなを「サッカー」という競技そのものを楽しむ状態に持っていくのはなかなか難しいところがあります。
「サッカーが見たい人」ではなく「サッカーに興味がない人」に対する集客施策を続けることもかなりハードだと思います。


先日デフフットサル(聴覚障がいの方が行うフットサル)についてテレビで見かけました。

テレビの内容はさておき、このデフフットサルという競技はサッカーのプレーを向上させてくれそうな要素がありました。
声でのコミュニケーションが出来ないため、常に情報を集めようとしなければ味方のことすらわかりません。
見ることの大事さや、戦術でチームの意思を揃えることの大事さを学べそうだと思いました。
このように別の競技同士でも、お互いに価値を作ることも出来そうです。



サッカーの例だけだし、例が多くなってしまいましたが、いかがでしょうか。
スポーツの価値を上げることが出来れば、いろいろな問題が解決しそうだと思いませんか?

各競技で現状行われている、普及、集客、スポンサー探し、などの施策は全て対処療法で、このスポーツの価値を上げるということこそが原因療法なのではないかと、考えることがあります。

「いろんなスポーツを経験することで素敵な人物になれました」とか、「その競技が開催される度に街が活性化されます」とか、そんな風に社会に貢献できたら嬉しいですよね。

社会に貢献出来れば、きっと誰かが支援してくれます。

選手や人気にスポンサーが付くのももちろん良いですが、その競技そのものに価値を感じてくれるスポンサーがいたら、その競技を愛するものとしては嬉しいですよね。

お金がなければ、指導の強化も、環境の整備も、宣伝も、全てが難しいです。
競技力の向上=価値にするには、競技の価値を高める必要があります。

自分たちの愛したスポーツの可能性を探り、一緒に価値を高めていきませんか?



とはいえまだ具体的に何が出来るか検討もついていません。
今私が出来ていることと言えば、冒頭のツイートのように、自分の手が届く範囲でサッカーで得られる学びを届ける指導と、Twitterでの発信ぐらいです。

なのでいろんな人の力を借りたいです。

「今後2023年までの私たちの任務はサッカーを本当の意味でグローバルに、誰でもできるよう(accessible and inclusive)にするということです。また、そのための私たちの主要なミッションは全世界における利益を最大化するためにサッカーを本当の意味で世界的にし(globalise)、人気にし(popularise)、民主化する(democratise)ことです。」

この記事にあるような規模のことは難しいかもしれないですが、出来ることから少しずつでもスポーツ界に貢献していけたらなと思います。

もし興味をもっていただけたのであれば、一緒にやってみましょう!


ここまでご覧いただきありがとうございました。



終わり

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