EGPA闘病の記録④/ステロイドパルス療法

ステロイドパルス療法が開始され、紫斑の進行は止まった。
両足と両手、それから下腹部に少しの位置で進行が止まって少し安心した。
発熱も徐々に落ち着き、手足に痺れは残った。
左手は力が入らず、フェイスタオルを持ち上げることもできない。
右手は震えながらスマホを持ち上げる事ができる状態。
ステロイドパルス療法は3日間の点滴。
痺れを両手両足に感じながら、ベッドの上でひたすら過ごした。
私の場合、副作用は特に無かったようだ。

以下、当時の流れとなる。
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10/11(水)。ステロイドパルス療法が開始された。
点滴によりステロイドを3日間投与となる。
投与した後、いつの間にか急激に進んでいた紫斑の進行が止まった。
ギリギリ右手は動かせる状態で残って良かったと一安心した。また、体に現れた紫斑も下腹部まわりのみで止まった。少しだが体に紫斑が現れていたので内臓の状態は心配ではあるが、今は身体が動かないので検査はできなさそうだ。

10/12(木)。処置室から病室へ移動になった。病室に皮膚科の医師がいらして、両足の太もも裏と両手の手首にあった水疱を割って頂いた。看護師さん4人がかりで水疱を割った箇所(両足の太もも、脛、足首付近と両手の手首)に処置をして下さった。メロリンガーゼにアズノールを塗って貼り、滲出液が出るので大きいガーゼをあて、包帯で巻いてくださった。私はまだ身体を起こす気力もなかったので足の状態は確認できなかったが、看護師さんからはのちに手も足もパンパンに浮腫んでおり、2〜3倍は腫れていたと言われた。発熱があったかは覚えていないが、身体が起こせない程度には弱っていた。

10/13(金)。希望を出していた4人部屋へ移動した。入院計画書には1ヶ月程度とあり個室は金額的にも避けたかったのだ。常にベッドで過ごすため、尿道に管を入れることになった。入れる時はやや痛みを感じたが、痛みで身をよじればその分また同じ痛みが繰り返されることになると分かっていたので、動かないように努めた。尿道に管を入れたことでトイレに行かなくても良くなったため、水分は多めに摂るようにした。(看護師さんからも水分を摂るように言われていた)
紫斑の水疱を割った箇所は、毎日、看護師さんが2人がかりで処置を施してくれた。


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