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全然違う6人が仲良くい続けられる奇跡

先日、大学の、ホルン専攻の同期で集まりました。同期は6人です。楽しかったです。卒業してから何回か会っているけど、コロナで延期になっていたから久しぶりでした。ええ、楽しかったです。楽しいと心が充電され、私は今満タンです。


私たち6人は、引き寄せられた仲良しグループではなく、別の場所で生まれ育って、それぞれ音大に行くと決めて、ホルンを選んでいて、たまたま同じ年に生まれて、集まっただけです。偶然です。
「仲良しこよししなさい」と強制はされません。仲良しに越したことはないけど、極論、音楽をちゃんと合わせていれば仲良くなくても大丈夫です。

「はい、みんな好きな人とグループ組んで〜」と「はい、そこの6人余ったね、組んで〜」の二択だとすると、後者なんです。例えがめちゃくちゃ悪かったことは謝ります。
手と手を取り合い心を通わせ音楽を作っていく大切な仲間の集まり方にしては、運任せなんです。まあ、いろんな人と音楽を作っていく学びの一つになるんだろうけど。でも、どうしても、抗えない相性の悪さってあると思うので、運だなあと思います。

そうやって同期になった私たちは、一見、話し合うんか?って思うくらい違う人間です。もちろん、個々で似ている部分はあります。好きなものや感性が似ていたり、趣味の話が合ったり。でも「はい、みんな好きな人とグループ組んで〜」だとこの6人にはならないです。


価値観も、恋愛観も、考え方も性格も、何を優先して生きているかどうかも違う私たちが、仲良くい続けられる理由は一つで、みんなが優しいことです。
ああ、決して優しさの押し売りをしているほんわか軍団ではありません。6人とも自我が強くて、会話はキャッチボールではなくドッヂボールで、いつ優しさ出してる?みたいな会話ばかりですが、思いやりがよく見えます。
ハッキリと言うべきことを言える優しさ、他人の幸せを自分の幸せだと思える優しさ、素直に応援できる優しさ、心の変化に気付ける優しさ、などバランスよく優しさを持っていて、私は学生の頃から、それに救われ支えられています。
凄くいい形で成り立っていると思うから、私も優しくありたいです。


社会人になってから疎遠になっちゃう友人関係をよく聞くので、奇跡だなあ、こりゃ偶然から運命に変わっちゃうなあ、と久しぶりに会って思いました。ラブレターなん?っていう日記になっちゃった。ラブレターじゃないよ。

おしまい。

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