1ヶ月前まではただの大学生だった自分は先生と呼ばれている
怒涛の1ヵ月を過ごした。
人生で一番変化の激しい日々だった気がする。
1ヶ月前の自分
大学生だった。
それも長い長い3ヵ月という春休みを満喫する旅好きな大学生をしていた。
日本のどこかに誰かといたり、ひとりでいたり。
他人のことなどそんな考えず、ふらふら自分の気の向くままに生きていた。
撮りたいときに写真を撮って、書きたいときにnoteを書いて、だらだらしたいときにだらだらして。
人のことを考えずに、というか考えなくてもいいような人たちに囲まれて、世界ってなんてすばらしいんだ~と生きていた。
今の自分
先生になった
子どもに囲まれ、先生と呼ばれ、教壇に立ち、授業までしてる。
毎日明日の授業に追われて、1週間後の授業にも。こだわる暇などなく、とりあえずやらねばという感じ。
海外に移住した
道路は臭くて、なぜか穴の開いた歩道があって、おなか出して寝ている人がいる。そして毎日暑い。
なにより毎日言葉が伝わらない。仕事は日本人しかいないからいいけど、それ以外の時間はだいたいみんなが何言ってるのか分からない状態でちゃらんぽらんなままテキトーに生活している。
ついでにお金持ちになった。
正直なところ
先生と呼ばれたところで、8歳しか変わらないのだ。
保護者よりは、年下。先に生きてさえいない。
こんな自分が先生と呼ばれ、誰かの人生になにか影響を与えてしまうような存在でいていいのか。
今までの人生では大した経験もしていなくて、1ヵ月前はただの怠惰な大学生で。
堂々と胸を張って前に立てるような人ではない。
大学生のときには、いろいろしていたつもりだったけど、案外社会に出てみるともっともっと世界は広くて、自分はちっぽけだなと思うようになった。
また少し違う世界を見たような、そんな感覚。
たぶん自分のなかでは先生という肩書きが、自分の中では夢で目指していたものでもっと大きなもので。
今のしおんは、それに見合わないような気がしている。
どうしようもないので、これはもう気にせず挑戦と失敗と経験を積むだけかなぁ。難しいな、
人を相手にする職業って。
そんなことを改めて思っている。
これから
とりあえずは、仕事をこなさないように。
自分の満足感とかそういうのは一旦おいておいて、興味深いと思ってもらえるような、わくわくするような授業をしたい。
それだけ。
一旦夏休みまでは、そういうスタンスで。
忙しくなると目の前だけを追ってしまうから、ちゃんと俯瞰して、人生の中での今の自分という感覚を忘れずに。
休みの日はテキトーにだらだらして。
過去の自分を見てもどうしようもないから、
今の自分というものを見失わないようにね。なんてね、はは。
サポートしてもらったことないから、してほしいな