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siomemo794「アート&デザイン表現史1800s-2000s」

アルファベットの歴史を調べているとき、グラフィック・デザイナー松田行正さんの本『和的~日本のかたちを読む』(2013)にある「アルファベット順と五〇音順」に出会い、たくさんの学びをいただきました。以来、松田さんは気になる人に。「デザインの歴史探偵」と自称される松田さんの新しい本『アート&デザイン表現史1800s-2000s』が2022年に出て、朝日新聞に書評が載りました。評者は文化人類学者・磯野真穂さん。以下の文、すばらしく。人生にアートとデザインをなぜ加えるべきか、教えてくれます。

「ある」ものから「ない」ものを表現する。
「ある」ものを強調する、破壊する。
「ない」ことにされていたものを引き摺り出す。
「あったはず」の意味に抵抗し、それを引き剥がして一転させる。
それがアートとデザインの面白さだ。
(文化人類学者・磯野真穂さんよる『アート&デザイン表現史1800s-2000s』書評文の一部、朝日新聞掲載)

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